はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

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小まめに身体のコリを取る事の重要性について

鬱状態,鍼灸

時々、患者さんが 「なんで肩や首や背中が凝るのかなぁ~…普段、たいした事をしているわけでもないのに…」 と言われたりします。 「筋肉にとっては動かないことが一番の罰ゲームで、動かない事で筋肉への血液循環が悪くなり、筋肉が硬直してしまうんですよ!」 と説明すると、 「あぁ~ね!」 と頷きながら苦笑いされる事が多いですねぇ~。

確かに姿勢の悪さや運動不足が原因で、肩や首や背中や腰が凝って痛くなることは多いんですが、もう一つの原因として挙げられるのが精神的なストレスでも筋肉への血液循環が悪くなり、コリを誘発するんですよね!

時々、鬱症状の人に鍼灸治療をする事があるんですが、鬱症状の人は、もれなく肩や首や背中がガチガチに凝ってます。身体は元気なんだけども気持ちが塞ぎ込んでしまっている場合、心はいつも臨戦態勢で、普段だったらやり過ごせる事でも、心がざわついてしまうものなんですよねぇ~。心が臨戦態勢の場合、無意識に身体も臨戦態勢に入ります。なので本人は意識して無くても、身体に力が入った状態が続きますから肩や首や背中がガチガチになっちゃうんですね!程度の重さ…軽さはあるんですが、鬱じゃ無い人でも、こんな状態になると、身体のコリと同時に不眠を訴える事が多いです。

姿勢や運動不足だけが原因で肩や首や背中がガチガチになっちゃうのであれば、姿勢を直すことを意識して、運動する事を心がければ、肩や首や背中のコリからは解放されますが、精神的なモノが絡んでいると、その人の思考を変えていく必要がありますから時間がかかります。

鬱症状が出はじめると、なかなか自分1人では、その状態から這い出せないものなので、友人だったり家族のサポートが必要だと思うんです。鬱病と診断されていない人でも、心だけが臨戦態勢の人って結構、多いと思うんですが、心と身体の2つが臨戦態勢に入った状態で鬱症状が出ると思うんですよ!心の臨戦態勢は容易くは取れないけれど、身体の臨戦態勢を100%から80%まで下げる事が出来たならば、やり過ごす事ができて、鬱症状を回避出来ると思うんですよね!

心が臨戦態勢の場合、身体は無意識に臨戦態勢に入ろうとするので、小まめに身体のコリを取る事って、とても重要だと、僕は思っています。

気を病むと書いて『病気』かぁ~…

 

先日、読みなおした本に

「病気とは気を病むと書く。自分が病だと自覚して、そこに執着して、始終心をそこに集中していることは、確かに損になると思う。…~…心と体との間には、何か関連があるかという問題。」

と書いてあった。

確かに…。
そうだよなぁ~。
気を病むと書いて病気かぁ~。

以前、癖という字はヤマイダレが使われている事から、関連付けて、食事だったり姿勢だったりを「癖」という言葉でまとめると、病は癖から始まるってブログに書いた事があるんですが、「気を病む…」という、その人の性格というファクターも病の原因の一つですよねぇ~。

ダチョウは脳が小さいため、群れで争ったりしていても、時間が経つと「何故争っていたのか?」という物忘れ状態に陥り、争わなくなるという話を聞いたことがあるんですが、そのことを踏まえると気を病むのは人間の脳が発達しすぎた為に抱え込んだ宿命みたいなモノなのかもしれませんなぁ~。

気にしすぎは病の元…。という言葉を聞いた時に、クレイジーキャッツで植木等さんが歌ってた「そのうちなんとかな~るだ~ろ~う~♪」という歌詞が頭の中をループし始めました。

…という事は

疲労,自律神経,脳

何年前だろう?10年以上前だったか…大阪で安保先生の講演を聞いたのは…

自律神経の乱れが病の根本で、指先を揉む事で副交感神経を優位にして全てを治してしまうような講演内容だったような気がするんだけど、その時は「これがホントだったら凄い事だけど、全てを変化させるのはチョイと無理だろうなぁ~、まぁ~この先生の本を何冊か読んでみるか…」と数冊読んでみると、どの本も理論的にはスジが通っていて読む人に希望を持たせる内容だったですが、理論と現実が上手く噛み合わないのが世の常というもの…。なんとなくそれ以降は傍観する感じで見てました。

今回、ホンマでっかTVで面白い事を言ってた梶本先生の本『すべての疲労は脳が原因』…先日、アマゾンから届いたので読んで見ると「疲労=筋肉の疲れ」と思っている人が多いと思うけれど、実は筋肉って思っている以上にタフで、疲労は脳が感じているものだと…。でぇ~もっとも疲れているのは自律神経だと述べられてました。

「あっ!なるほど…全てを自律神経で解説するわけね!」って思ったんですが、この本を読んでると、「確かに~」「なるほどぉ~」と腑に落ちる事ばかり…。

僕なんか、昔から飽き性で子供の頃から親や学校の先生からも「根気が無い!」ってよく言われてましたが、例えば1時間、作業をやっていて「飽きた!」って思った時…、この「飽きた」が脳疲労のサインらしんですよね!そのサインを無視して作業を続けると脳の働きが悪くなるので効率が落ちミスも多くなる。やはりこの「飽きた」というサインが出た場合は5分~10分休憩してリフレッシュして、再度作業に取り組めば作業効率は上がるわけですよね!

この事を踏まえて鬱病を考えると「飽きた」という脳からのサインを無視し続けると自律神経が疲弊してしまう。もう極限の状態になった場合、体が緊急ブレーキを踏むかの如く鬱という状態になることで、強制的に体を休ませているのが鬱病というものなのではないのかな?

御存知の通り、交感神経と副交感神経を総称して自律神経と呼ばれているものなので、自律神経が疲弊してしまうと交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなり、交感神経が優位な状態(例えて言えば車のアクセルをブンブン吹かしている感じ…)が躁状態で、副交感神経が優位な状態(例えて言えば車のブレーキを踏み続けている…ブレーキがかかっているので動きたくても動けない感じ…)が鬱状態。…こういう状態になる原因は脳から「飽きた」というサインを無視し続けた事が発端になっているように思います。

よく精神科の先生が「鬱は心の風邪のようなもの…。誰でもなる可能性はあるし必ず治るものです。」って言われていますが、身体自体が緊急ブレーキを踏まなければいけないと判断して、鬱状態になるのであれば、身体自体が「もう緊急ブレーキを踏まなくても大丈夫!」と判断すれば自然と鬱病は治るものなのではないのかな?

そんな事を想像させてくれる本でした。