はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

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自律神経

自律神経のバランス

自律神経,インナーバランス,鍼灸

人間の身体って自律神経に支配されている事は周知の事実ですが、僕らの仕事は鍼と灸を使って、交感神経と副交感神経のバランスをいかに保つようにするか…が、一番のポイントなんですよね!例えば「交感神経10:10 副交感神経」が超!体調が良い状態だとすると、調子が悪い人は「交感神経7:3 副交感神経」だったり「交感神経4:8 副交感神経」だったりするんですよ。

年齢や体調を考慮しつつ「交感神経7:7 副交感神経」だったり、「交感神経4:4 副交感神経」だったり…もしくは、「交感神経7:6 副交感神経」だったり「交感神経4:5 副交感神経」と、交感神経と副交感神経が近い位置でバランスを取ることが出来れば体調は次第に良くなってくるものなんです。

鍼灸は肩コリや腰痛などの治療だけだと勘違いしている人も多いかも知れませんが、コリや強ばりを取る事で、自律神経のバランスを整えているんですよ!

疲れたら…

自然,副交感神経,自律神経

先日、読んだ本によると…

「疲れたら、マッサージに行くよりも自然とふれ合う方が確実に副交感神経が活性化する。」って書いてありました。
自然環境は 「興奮」 「満足」 「脅威」 という人間の感情のバランスを上手に刺激して、特定の感情が暴走する事がないように調整してくれるらしんですよ!でも、都会の暮らしでは「興奮」と「脅威」だけが活性化しやすくなり疲れを感じやすくなるらしんですゎ!

…そんでもって、この本によると、偽物の自然にもリラックス効果があるらしんですね…。偽物でも自然に飢えた現代人の脳は、偽物の自然でもかなりインパクトを得る事ができるらしいんです。なのでスマホやPCの待ち受け画面を自然の画像にしたり、音声として川のせせらぎや、鳥の声、波の音を聞くのも効果的らしんですよ!

そう言えば、ウチの治療院ではいつも、CDで鳥の鳴き声や森林の雰囲気を醸し出す音を流しているんですが、数年前に1度だけ来られた患者さんが「…なに?この鳥の声は偽物!?ウチの周りは野生の鳥の鳴き声がよく聞こえるから、偽物はわかるんだよねぇ~」と小馬鹿にされた事がありましたが、今だったら、その患者さんに伝えてあげたいですねぇ~「偽物でも十分、効果はあるそうですよ!」って…(苦笑)

高熱と井穴刺絡

井穴刺絡

手が上がらない…首が回らない…ギックリ腰がぁ~…というような急性疾患で鍼灸の治療を受けられた後、患者さんに伝える治療後の注意事項を例え話で…「風邪で体温が39度くらいの高熱が出た場合、おおよその目安として体温が下がるのは1日1度のペースで平熱に下がるものですし、それが自然の流れに沿った回復スピードでもあるんです。もしも薬が功を奏して効いて一気に平熱と言われている36度台に下がったとしても、ついさっきまで身体は39度や38度の高熱を出していたわけだから、いくら今、平熱でも体は本調子ではないという認識を持たなくてはいけないんですよ…。だから、痛みが取れたからって、すぐに無理せずに、鍼灸の治療を受けた後も2~3日は用心して下さいね!」って言ってます。

僕が時々やってる治療方法の一つに『刺絡治療』というのがあるんですが、その中に井穴刺絡という指先のツボに対して行う治療があるんです。まぁ~この井穴刺絡は色々な症状に使えるんですが、僕が学会に所属してた頃、教科書的には現代医学的に「体温の調整に好影響を与える」とありました。(当時は体温を下げるって教えていた先生もいらっしゃったように記憶してます…。)

しかしながら、僕の経験上、風邪で37~39度出た熱が井穴刺絡をしたからと言って、数時間後に36度の平熱になる事はありませんし、よく考えてみればウイルス感染に対して体が発熱する事で対応しようとしている訳ですから、体が発熱してウイルスを撃退出来たら体温は自然に下がるはずですよね。たとえ井穴刺絡で体温が下げれたとしても、ウイルスを撃退する発熱過程において無理矢理、熱を下げるのは良くないはずです。

僕自身が経験してる事なんですが、井穴刺絡で熱は下がりませんが、呼吸が楽になるんですよねぇ~。風邪での発熱で、37度や38度で呼吸がつらくなる事って無いんですけど、体温が39度を超えると呼吸がつらくなります。「フゥ~……フゥ~」って感じの呼吸の辛さです。(オノマトペで言うと「フゥ~……フゥ~」よりもっと呼吸がつらくなると「ハァ~…ハァ~」になるのかな???)発熱で39度を超えて呼吸がつらくなった時に井穴刺絡をすると熱は下がらないけど呼吸は楽になるんですよ!…呼吸が楽になるとゆっくり眠れるんですね…。

僕はインフルエンザの時と食中毒の時に、井穴刺絡で呼吸が楽になる事を4回ほど経験しました。そう言えば、まだ僕が刺絡の勉強をし始めた頃に読んだ本の中で、第二次大戦中に南方の戦地でマラリアを発症した兵士に対して特効薬のキニーネが無くなった時、井穴刺絡で対応していたというくだりを読んだ事がありますが、この事と僕の実体験を合わせると、基本的に高熱の時に井穴刺絡を行えば、熱が下がるというのではなく、呼吸を楽にする事で体力を温存させ乗り切るという解釈の方が正しいように思います。

まぁ~高熱が出て鍼灸院に来られる方はいらっしゃいませんし、鍼灸師でも刺絡治療をされる方は少ないので、この発熱に対する井穴刺絡の効果や恩恵を実感できるのは刺絡治療をしている鍼灸師…もしくはその家族くらいしかいないんでしょうが、高熱が出た時に呼吸が楽になるのは事実ですよぉ~!

なぜ?井穴刺絡で呼吸が楽になるのか?…ですって?… 説明出来るけど、文章が長くなりそうだから、ここでの説明は止めておきます…(苦笑)

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刺絡治療に関するページはコチラです。(刺絡療法)

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陰陽と自律神経

明けましておめでとうございます。

年明け早々、陰陽の話で恐縮ですが…先日、ある人と臓腑の陰陽について話をしていた時にフッと思ったんです。…今更な感じではあるかもしれないんですけどね……「陰陽って自律神経の働きに似てるよなぁ~」って思ったんですよ。

よく鍼灸学校の学生さんや、初学者や、頭の中が西洋医学思考になってる人が「陰だの…陽だの…よくわからない!!」って言ってるのを聞くんだけど、臓腑の陰陽に関しては「陰=副交感神経」「陽=交感神経」って考えれば取っつきやすいよなぁ~って思うんですよぉ~。まぁ~陰陽という概念の全てが自律神経だというのではなく、おおまかな認識としてね…。そんなふうに考えたら陰陽に対する取っかかりとしては分かりやすいと思うんです。

例えば漢方薬の薬効成分的には通常、その症状には使わないものであっても臓腑の陰陽を考慮して使えば治療効果が上がったり、鍼灸に於いても同様で「なんで鍼を刺すだけで効くんだ?」とか、「何でお灸するだけで効くんだ?」という問いに対しての答えとしても「鍼灸の外的刺激で陰陽のバランスを整える事で治療効果を上げる。」…この考えって大切ですよねぇ~。

「鍼灸って、ただ鍼を刺したり、お灸をすえたりして筋肉を緩めているだけじゃないんだよ!」っていう考えが欠けていると「鍼灸=薄っぺらい感じ」って思われてもしょうが無いのかなぁ~って思うんですよね…。

新年早々、毒づいてますが…(苦笑)今年もよろしくお願いします。

自律神経…アクセルとブレーキと…鍼と灸と…

自律神経,鍼灸治療

内蔵だったり…神経だったり…血管だったり…精神的な事柄も含めて、僕らの行動には全て自律神経が関わってるわけなんですよねぇ~。

自律神経の失調で体調が不安定になる事は、情報社会の今の御時世、誰でも知っている事だと思うんですが…「じゃぁ~何で自律神経が失調しちゃうの?」っていう事を理解しているか?理解していないか?が慢性的な体調不良を改善できるポイントになると思うんですよねぇ~。

交感神経と副交感神経を総称して自律神経と言うんですが、所謂、交感神経は車で言うとアクセルで、副交感神経はブレーキみたいなものなんですよぉ~。ガンガン活動したい場合は体の中のアクセルを踏み込む事で交感神経を優位にして精力的に働いたり、遊んだりするわけです。そんでもって、リラックスしたなぁ~とか…ちょっと疲れたなぁ~という時は体の中のブレーキを踏んで副交感神経を優位にする事で体や気持ちを落ち着かせるんですよぉ~。

このアクセルとブレーキのバランスとでも言いますか、アクセルとブレーキの操作の仕方が上手な人は体調不良とは縁遠い人なんですよねぇ~。でも、おおよそ慢性的に体調不良を訴えている人は長年、アクセルとブレーキの操作を間違えて使ってしまった事で体調不良になるわけです。

車の運転で例えると、通常の感覚だとアクセルを踏み込み過ぎたなと感じたら、アクセルを緩めてブレーキを軽く踏む事で安全運転できるわけなんですが、自律神経が失調しやすい人の生活パターンは、アクセルを踏み込み過ぎたと感じた時にアクセルを緩める事はせず、ブレーキを踏み込む事でスピードを調節しようとするんですよねぇ~。いわゆる…アクセルとブレーキを同時に踏み込むような生活パターンを続ける事で日常を過ごそうとしてしまう。そういう生活をしていれば、車で言えばブレーキパッド(ブレーキの部品)が削れてブレーキが効かなくなるし、タイヤは空回りして白煙を上げてる状態になるのでタイヤ自体の耐久性も著しく低下してしまいます。こんな運転していたら車はボロボロな状態になっちゃう事は誰でも想像出来ますよねぇ~。体もボロボロになっちゃう事はあきらかです。

まず自律神経の失調で体調不良を訴える人は、体の中でこういう事が起こっていると自覚しなければいけなんですねぇ~。鍼灸は腰痛や肩こりなどの痛みを取るだけと認識している人が多いと思うんですが、トータル的なバランスを調える意味においても、自律神経にアプローチするツールとしては最適な治療法の1つなんですよね!