はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

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補瀉

またまた補瀉について…のたまいける。

補瀉,鍼灸

【口訣】というワードで検索していたら、日本東洋医学雑誌に掲載されていた講演の文章に出くわしたんですが、『傷寒約治』の文章が紹介されていて “高価な薬を用いる害について” …について書かれてました。『傷寒約治』という本…、傷寒論に関係している本だとは思うんですが、『傷寒約治』で検索をかけると香月牛山という名前が出てくる。…たしか、香月牛山って九州の人でしたよね?

『近頃の治療がヘタな医者の多くは補に偏するなり…~…傷寒の危証を見ては虚実の辨もなく大量の独参湯を用い…~…ただ病人をして、しきりに人参を服せしむ故に邪気を補住して、熱洩れること能わず。多くは死に至る。~…そのなか100人にして1人も脾胃強く天気盛んなる者、自然と熱尽きて癒ゆる類あれば、それを証拠にしておのが術をてらい能をつのる。またかくの如し…~…人参びたしにしても死する者はかほどに大なる補ひ薬を用いても、その補及ばざれば術無しとして、己の術のつたなきを人参にて飾る。』

なるほどな…。この文章を読んでると瀉法を嫌ってた人達の事を思い出すなぁ~。

補と瀉…。補わなければいけない時には補わなければいけないし、害があるものは排除(瀉)しなければいけないというのが道理だと思うんだけど、鍼灸の世界では一部の学会?学派?の人達が一時期、瀉法を親の仇のように忌み嫌っている光景を目にした覚えがありますが、今でもそうなのかな?あれは何でなんでしょうかねぇ~?多分…「補う事は良いことだぁ~♪」という旗の下…思考停止しちゃってるから、あんなふうになるんだろうなぁ~。