はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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保険

治療と施術

鍼灸治療,施術,治療

友人が酒の席で「鍼灸って治療じゃなくて施術なんだってね!知り合いの医者が言ってたよ!」…との事。
彼は鍼灸師でも医者でもなく普通のサラリーマンで、時々、ウチで鍼灸治療を受けてくれていて、かかりつけの病院に行った際に「鍼灸にも通ってます。」…と、お医者さんとの会話の中で話したら「鍼灸は治療じゃなくて施術だ…」と言われたそうな。

広辞苑第六版によると、治療とは「病気やケガを治すこと。また、その為に施す種々のてだて。」とある。また、施術(せじゅつ・しじゅつ)とは「手術・催眠術などを行う事」とある。…と言うことは治療はなにも医者じゃないとやってはいけない行為ではなく、どちらかというと、手術は医師しか出来ない行為なので、医師のみが行える行為は治療の範疇の一施術だと言う方が正しいように思えるんだけどな…。

…そうかと思えば、保険の書類などを書く時や公的文章をなどでは「鍼灸院や整骨院は保険医療機関ではないので医師が行う「治療」と異なり、鍼灸師や柔道整復師では「施術」という表現が用いられる。」と習った覚えがあります。…たぶん、僕の友人に「鍼灸は治療じゃなくて施術だ…」と言ったお医者さんは、この事を言っているんでしょう。

またまた…広辞苑第六版によると、医療とは「医術で病気を治す事」とあり、医術とは「病気や傷を治す為の技術」とあります。

確かに健康保険制度だけでモノを見ると、「健康保険は病院以外では使えない」というのが大原則であり、病院以外で保険を使う場合(鍼灸や整骨院で保険を使う場合)はお医者さんによる適当な治療手段が無い場合…もしくは西洋医学では今以上に効果を期待出来ない場合に限るとされているので、医者が行う行為と、鍼灸師や柔道整復師が行う行為を明確に分類する必要性から「治療と施術」の分類が始まったように思えますが、これはあくまで書類上の事であって、医者がやる事…鍼灸師がやる事…柔道整復師がやる事は医療であり医術であり治療であり施術であるわけなんですよね!

これを理解した上でも、まだ施術と治療を区別したいという人がいるのであれば、その人は根本的に優位性を示したいだけの傲慢な考え方の人なんだろうなぁ~って事なんでしょうね…(苦笑)

「保険使えますか?」

鍼灸,保険

初診の方が電話で問い合わせをされる時、8~9割の方が「保険使えますか?」って質問されるので、鍼灸の保険については説明し馴れてはいるんですが、先日、常連の患者さんとの治療中の会話で…、患者さんが…「そう言えば…、鍼灸で保険を使うのって色々と面倒くさいのに、整骨院は簡単に使えるよね!なんで???」という疑問を投げかけられたので、それについて、お答えしようと、患者さんに色々と説明しようとするんだけれど、なかなか上手く伝える事ができなかったんですよねぇ~。

昭和初期に鍼灸の団体と、按摩マッサージ師の団体と、柔道整復師の団体が、異業種にも関わらず珍しく団結して合同で保険が使えるように国と交渉していたらしんだけれど、柔道整復師の団体が抜け駆けするような形で政治力を使って保険を使えるように働きかけて、鍼灸と按摩マッサージ師の団体は出遅れた形になったおかげで、現状の保険請求の形になった…らしい。とか…etc、裏話的な話は本で読んだり、色々な人から聞いた事はあるんだけれども、そんな話を患者さんにしても、患者さんも何かピンとこないでしょうしね…。

その辺、もっと分かりやすく患者さんに説明出来るようにしとかないとな…と思い、「厚生労働省 なぜ 柔道整復師 保険」というキーワードで検索してみると【柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて |厚生労働省】 というページが一番最初の出てきて、結構、分かりやすく説明されてました。

【厚生労働省】
《柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて》
↑↑↑↑↑ クリックすると厚生労働省のページが見れます

このHPを読んでみると、整骨院では骨折、脱臼、打撲、捻挫の施術の場合に保険が使える。…とのこと。で…骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意が必要らしんですね。

そんでもって注目すべき一文が「柔道整復師の治療を受けられる方」の【治療をうけるときの注意】という項目の1行目に書いてありました。「単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。」との事らしい。…という事は肩コリや、背中が痛い…、首が痛い…、腰が痛い…、という筋肉疲労の症状は基本的に整骨院では保険は使えないと言うことなんですね!

厚生労働省のホームページに、ここまで堂々と明確に「肩コリや筋肉痛は保険対象外です」って書かれてる事に、ちょっとビックリしました。昔は暗黙的了解な…、知る人ぞ知る…的な感じだったんだけどね。鍼灸の保険説明と注意事項は、たった3~4行なのに、柔道整復師は、事細かに説明してあるなぁ~~~~。色々と保険請求で問題があるんだろうなぁ~。

多分、患者さんが「整骨院は簡単に使えるよね!なんで???」という疑問に対しての答えは、2行目に書かれている「償還払い」と「受領委任」の事でしょうねぇ~。この部分が政治力を使って抜け駆けで得た特権みたいなモノなんでしょう。

鍼灸でも保険を使う時の対象症状が(神経痛、リウマチ、五十肩、頸腕症候群、腰痛症、頚椎捻挫後遺症)決められてるしね!…整骨院(柔道整復師)も対象症状が(骨折、脱臼、打撲、捻挫)と決められていて当然と言えば当然でしょう。

僕ら業界人は知ってたけど、一般の人は、肩コリや筋肉痛では整骨院で保険が使えないって事を知らない人、多いんだろうなぁ~。

思った事を…ツラツラと…。

治療費,保険

今日の福岡は昼前から雨が降るそうな…
ニュースでは春の嵐になるとか言ってたっけ…。

先日、治療中、常連の患者さんとの会話で、患者さんの知人が行かれている治療院は治療費が高いらしい…という話になったんですよ…。1回6千円弱の治療費らしく、ウチの治療院と比べると「高いよねぇ~」という感じの話だったんだけれども、正直なところ…僕が思うに、鍼灸治療は治療代として1回5~6千円が妥当だと思うんです。以前、ブログでも書いたんですが、技術の安売りはしない方がいいと思うし、安売りすればするほど自分の手で自分の首を絞める事にもなる。

でも…そう言いながら、”はりきゅうふくた” は初診は¥4800で2回目から¥3500とプライスダウンしてるじゃないか!…と思われるかも知れませんが、治療って言うのは1回で効く場合もあれば、ある程度の期間が必要な場合もあるので、出来るだけ通いやすい値段設定を…と考えて、この値段で治療してますが、気持ち的には鍼灸治療は5~6千円もらってもいい技術だという心意気で治療してます。

まぁ~でも…正直なところ、これでもギリギリな値段設定なので、消費税が5%から8%に上がった時は値段据え置きで変えずにやってきましたが10%になったら、値段を上げせざるおえないですね…。

病院では保険が使えて患者さんは3割しか窓口で支払わないので、医療はある程度、安い金額で受けられるものという感じになってしまい、鍼灸の治療費が「高いな…」と思われるかも知れませんが、保険で支払われている金額と窓口で患者さんが支払ってる3割の金額を合わせると…病院での治療内容にもよりますが、鍼灸の治療費が「高いな…」とは思えないんですよね。

鍼灸が病院のように保険を自由に使えないのは、政治的な絡みがあると聞いてますし、もう破綻に近いと言われている国民皆保険の現状を考えると、本当に破綻するまで騙し騙しでこの状態が続くと思うんですよねぇ~。

僕らが出来ることと言えば、頂く金額に見合った鍼灸技術の鍛錬…。この一言に集約されますね。