はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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お灸

亀屋左京の艾

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落語の『亀佐』の題材になっている老舗のモグサを、お土産にもらいました。「あつさすくなく、よくきくもぐさ」って、ひらがなで書いてあるのがいいですねぇ~♪

強情灸…池田の猪かい…に続く、お灸三大噺??ですが、治療とかお灸をすえるシーンなどは無く、落語のサゲで「そのまま据(す)えておけばええがな。…という「据える(すえる)」と「お灸をすえる」というかけ言葉で終わる落語なんですよねぇ~。

落語はYoutubeで「桂米朝 亀左」と検索すると聴けますよ!

Baby It’s Cold Outside~♪

いやぁ~家の中は暖房器具で暖かさを保ててますが、表は寒いですよねぇ~。
北の方では雪が降ってるとニュースで言ってましたが、九州でもこれだけ寒いんですから納得です。

「身体を温めるにはお灸がいい…」…たしかにそうですが、これだけ外気が寒ければ、お灸で温めた身体も外に出れば瞬時に冷え切ってしまいますよねぇ~。

今は石油ストーブやらファンヒーターやらオイルヒーター…エアコンなど、部屋を暖めるアイテムは数多くありますが、一昔前(明治・大正・昭和初期)は、たぶん部屋を暖めるアイテムとしては火鉢くらいしかなかったんじゃないでしょうか?

今はお灸をする前に赤外線やホットパックで温めた後にお灸をすることも出来ますが、冷えが酷い時は、昔は湯たんぽとかアンカ(行火)などで局所を温めていたのかもしれませんね…。鍼灸師の中には「全体的に温めしまうと身体の反応が分からなくなるから全体的に温めるのは愚の骨頂だ!」と言う人もいるかも知れませんが、それは患者さんの身体の冷えの程度によると思うんですよねぇ~。

単純に考えて身体が冷えて体調を崩した場合、身体を温めれば体調も良くなるわけです。バッテリーが上がっちゃった車を押しがけするような感じ…と言っても、オートマの車は押しがけ出来ませんし、若い人は「押しがけって何?」って言うでしょうねぇ~…· (^-^;)

慢性的な疲労がたたって冷え切ってしまった身体の場合は、とりあえず全体的に身体を温める方向に誘ってあげた方が、健康に近づく近道だと思います。そうした上で、どうしても滞って流れが悪く冷えが残って不具合を起こしてるツボと言われる場所に、お灸を施せばいいいと僕は思ってます。

…どうやら、お灸の漫画らしい。

きょうの灸せんせい

お灸を題材にした漫画みたいです。

東洋医学の考え方に 『中庸』 というのがあるんですが、漫画の中で、この中庸を説明していて、“気” を焚き火に例えて、薪をドンドン足していくと勢いよく燃えるけど、薪を足さないと火は消えてしまう。…一定なペースで薪をくべればいいかというと…そうではなく、一定のペースで薪を足していっても、気温や気候などの環境の変化や、薪をくべる人の心持ちでコンディションが変わってしまうものだと言う事を踏まえて、バランスをとっていくというのが中庸という考え方だと、わかりやすく説明してありました。

この例え…使わせてもらいます…(苦笑)

他力本願としての鍼灸治療

鍼灸

先日、来られた患者さんで「あと何回で治りますか?」と、事あるごとに聞かれる患者さんがいらっしゃいました。
「今日で3回目だけど…、治療した後は楽にはなるけど数日するとまた痛くなる…。あと何回、治療すれば治りますか?」

…まぁ~時々、こういう患者さんがいらっしゃる事もあるので、「治療回数ではなく、患者さんの身体次第ですよ!体力がある患者さんだったら治るのも早いですが、身体が弱っている患者さんの場合だと、治るスピードも遅いです。」というふうにお答えするんですが、自分の身体が弱っていると自覚していない人は「薬を飲めばすぐ治る」「注射を打てばすぐ元気になれる」「手術をして悪い所を取ってしまえば元に戻る」という思考の方が多いので、鍼灸治療に関しても「あと何回、治療したら?」という考え方になってしまうんでしょう。

『他力本願』という言葉があります。

最近ではどちらかというと、「自分自身では何もせず他人任せ…」という意味合いで使われる事が多い言葉ではありますが、本来の意味は、そうじゃないと思うんですよねぇ~。自分で出来る事は自分でするんだけれど、自分ではどうしようもない、…自分の力ではどうにも出来ない事に対して、手助けして欲しいと他の力を借りて、事を成そうとするのが他力本願だと思うんです。多分、仏教用語だろうから「他力=お釈迦さんの力」という事なんだろうけど、患者さん自身が自分ではどうしようもない肩コリだったり、頭痛だったり、腰痛だったり…、めまいだったり…、腹痛だったりする時の『他力』は医療なんですよね。

ただ、ここで注意しなきゃいけないのが「全てを丸投げしちゃダメ!」っていう事です。他力に丸投げしちゃう状態になると、「自分自身では何もせず他人任せ…」という、揶揄する形で使う『他力本願』になってしまいます。他力を使う場合においても、生活改善だったり、食事の改善だったり、姿勢をなおす事だったり…と、患者さん自分自身で出来る事は必ずあるはずなんですよね。

「あと〇〇回で…」と具体的な回数や時間経過予測を聞いて安心したいという気持ちも分からなくは無いんですが、患者さん自身もやるべき事をやり、他力である医療も、それに力添えをする。これが本来の医療のあるべき姿だと思うんです。

こういうの…待ってました!「もぐさプラス」

棒灸

先日、ネットで見つけた『もぐさプラス』という商品。
棒灸の長さが短くなり、ホルダーで使えなくなったモノや持てなくなったものに付けて、最後まで棒灸を使いきりましょう!というものらしいんですが、これイイねぇ~!!棒灸って最後まで使えないからもったいないなぁ~って思ってたんですよ。

昔々…そのまた昔、僕が小学生の頃…まだシャープペンシルは高価なモノだったので鉛筆を使っていて、短くなった鉛筆に金属の柄のようなモノを付けて鉛筆を最後まで使い切るというのがあったけど、まさしく、それと同じ発想の商品。こういうの探してたんですよぉ~!!

もし虫に刺されたら…

虫刺され,お灸

スネークマンショーで「毒蜘蛛に噛まれたら……急いで口で吸え!」ってコントがありましたが…。

朝夕、植物に水やりをしてると必ずと言っていいほど数ヶ所、蚊に刺されるんですよねぇ~。なかには「これ蚊じゃないよねぇ?」というような何だかわからん虫に刺されて痒さが半端ない事も時々あったり…。

普通の蚊だったらムヒ塗ったり、キンカン塗ったりすれば30分後くらいには気にならなくなるんですが、痒みがずっと続く場合、お灸(せんねん灸レギュラー)をすれば痒さはある程度治まるんですよねぇ~。刺された場所にもよりますが、手だと2~3個使います。1個目は少し熱さを感じるけど、2個目・3個目はさほど熱さは感じず痒さともオサラバ出来ます。

予想の範疇ですが…
人間に使う体温計って42℃まで測れたように記憶してますが、42度以上の温度刺激がが局所的に伝わると、何かしらかの免疫システムが動き出すのかもしれませんね…。せんねん灸(レギュラー)が45~46℃だと言われています。タンパク質が変性するのは、だいたい50~60℃といわれてますが、そこまで高温にならなくても局所的に45~46℃の刺激を与えたら変性は起きなくても免疫システムが働き始めても不思議ではありません。ヒスタミン自体は45~46℃の熱では分解しないらしいけど、その周辺の血流の変化によって痒みが消えるのかもしれません。

虫刺されで薬を塗っても痒みが取れない時のお灸…「あると思います!」

結果として逆子が治ればいい話だと思うんです。

逆子,お灸,福岡

ここのところ、逆子の治療を希望される患者さんがいつになく多いのはなぜかな?

ホームページを見たり、紹介されたり…と、色々なルートで来院されるんですが、いつも一方通行というか…、治療はしたけど結果がどうだったのか?…逆子が治ったのか?…逆子が治らず帝王切開する事になったのか?僕ら鍼灸師は患者さんからの報告が無ければ分からないのが現状ではありますが、出産後に肩こりや腰痛治療で逆子治療を受けられた方が来られて、どうだったか結果を知ることになる。…という感じなんですよね。

逆子がお灸の治療で治らなかったら鍼灸治療への信頼感は低下するはずですから、逆子が治らなかった場合、その後、肩こりや腰痛をおこしても治療には来てくれない可能性が高くなると考えれば、出産後に腰痛や肩こりの治療に来てくれる確率が高いという事は逆子が治ってる事が多いということなのかもしれませんね…。

鍼灸院に逆子治療を受けに来られる方の特徴として共通しているのが妊娠33週とか35週で駆け込み寺的にお灸の治療を希望される方が多いんですよね…。統計的にも妊娠28週~31週の方が逆子が治る確率が高いという事は知られているはずなんですが、何となくですけど、逆子だと分かった時点で「お灸は熱いだろうし、まずは逆子体操で…」というような感じで取り組まれている方が多いように思うんですよねぇ~。逆子体操でひっくり返らなかった場合、既に33週とか35週目に入っていて「お灸で何とかなりませんか?」となる。

う~~ん…

どうせなら逆子が分かった時点で逆子体操とお灸の治療を同時にやった方が良いと思うんですよねぇ~。お灸の方が治る…体操の方が治るとか、手柄争いのような事は、ど~でもいい話で、結果、逆子が治れば母胎の負担が減るわけですしね…。回るか?回らないか?結果は2つに1つですし、やれる事は全てやる体制で臨んだ方が良いはずなので、逆子だと知らされた時点で逆子体操とお灸治療の同時進行を試されてみてはいかがですか?

怪我の功名~せんねん灸太陽篇~

せんねん灸太陽

去年、間違って発注してしまった商品…そう!それがこの『せんねん灸太陽』という商品。
当初「あぁ~やっちまったぜ!誤発注…(涙)」と後悔したのですが「まぁ~何かに使う事もあらぁ~な!」と放っておいたんですよ…。

実は数十年前から耳かきのし過ぎで、外耳炎になったり…治ったりを繰り返して、はや有余年…。「もう耳かきはやめよう!」と心に誓ったのが数年前…。それ以来、耳かきは使ってはいないんですが、時々、綿棒でグリグリしてたら、案の定、また外耳炎になったりして…。

「最近は耳鳴りも併発してるし…ど~にかせないかんなぁ~」と考えていましたところ、「体を温めると血行が良くなるので新陳代謝も高まり傷の治りもよくなるよなぁ~。…っう事は、お灸かぁ~。」と僕の商売柄『体を温める=お灸』という図式が頭に浮かんできます。でも耳の周りにお灸は熱そうだし…、自分で鏡を見ながらは面倒くさそうだし…、以前、耳鳴りを治そうと乳様突起の辺りに、自分でせんねん灸を使ったら髪がチリチリになったり、けっこう火傷したりしたよなぁ~。とネガティブな事ばかり思い浮かぶんですわ!

「なんか良い方法ないかなぁ~?」と治療院の棚を見回していたところ、目にとまったのが…そう!誤発注していた『せんねん灸太陽』

この『せんねん灸太陽』は簡単に説明すれば使い捨てカイロの超小さい版で皮膚に接触する部分に艾が敷いてあるというモノ。温度はだいたい40~50℃くらいで、温かいのは3時間くらい続くんですよ!超小さいと言っても耳の穴の中に貼れるはずも無いので、ツボの聴宮穴を中心に耳を塞ぐ感じで1日1回『せんねん灸太陽』を貼ってみたところ、外耳炎の治りが薬を塗ったりするより早いんですよぉ~!
『せんねん灸太陽』を耳に貼ってると、外見的には耳に何か装着している感じで、映画”スタートレック”に出てくるサイボーグのようではありますが…(笑)イイ感じ。

耳鳴りは消えてはいないけど、気にならないくらいになってるし…、僕の耳鳴りは外耳炎由来のものなんでしょうねぇ~。外耳の炎症で耳だれなどで悩まれている方に対して、聴宮穴周囲への『せんねん灸太陽』は試す価値ありだと思います。

実験君…お灸篇

お灸,親試実験

理屈では理解していても、実際、自分で体験したことない事って、なんとなく説得力がないというか…、しいてはそれが自信の無さにつながってしまったりしちゃいますよねぇ~。

先日、夜に右手の中指MP関節…いわゆる拳の部分を打撲しまして…。その夜はそんなに痛くなかったんですが、朝、起きてみると随分腫れてるし、コーヒーミルのハンドルを回すにも痛くて回せなくなっていたので「こりゃぁ~まいったなぁ~…何とかしなきゃ…」…と思った時「打撲=冷やす」というセオリーが頭に浮かんだので、クライオパックで局所を冷やしていたら、冷やす前より指が動かなくなってしまったんですよね。

よく、患者さんから「痛いときは冷やした方がいいの?温めた方がいいの?」って聞かれた時に「基本的には患部が炎症を起こしていて熱を持っていたら冷やす。患部の炎症がおさまって熱を持っていなかったら温める」…って言ってるくせに、自分の事になると患部が熱を持ってるか?持っていないか?の確認をしていなかった事を反省し、冷やして悪化してるなら温めようとお灸をしてみると、普段はすぐ熱さを感じるのに、まったく熱さを感じなかったんですよね…。

よく「お灸は熱さを感じるまですえろ!」と言われていますし、ここは自分の体で実験する良いチャンス!と、熱さを感じるまでせんねん灸をしてみたところ、30個くらいかな…患部を囲むように3~4箇所にお灸をして、熱さを感じた時点でお灸を止めたんですが、冷やして指が動かなかった時より腫れも引いてるし、痛いんだけど痛みも随分緩和されて指の可動域が良くなってました。

まぁ~今回は打撲と言っても軽い感じですし、ばね指をお灸で治すのと同じ理屈が働いているように思います。ホント!お灸って色々な症状に効くよなぁ~って、つくづく感心しちゃいますねぇ~。

しかし、なんですなぁ~。…壁と喧嘩しても壁には勝てませんなぁ~(苦笑)「もういい大人なんだからさぁ~」って声がどこからか聞こえてきそうですわぁ~(笑)

実験君 ~アトピー編~

アトピー,東洋医学,お灸

以前、5月頃に「アトピーとお灸」というタイトルでブログに書き込んだんですが、それ以降も酷くはないけれど、足の脛とか前腕にポツポツポツ!と皮膚に赤みが出たり…引っ込んだり…。それが酷くなると、その赤みの部分が硬くなってきて薄~いステロイドを使っても痒みは治まらず、無意識にガリガリと爪で掻いちゃって、気が付いたら血だらけ状態という事もあるんですよねぇ~。

以前、5月のブログで「アトピーの初期段階「なんかポツポツが出来て痒い…」程度の時に有効」と書いてますが、実験君で試してみて分かった事をお伝えするとすれば…、赤みの部分が硬くなった状態の時にせんねん灸のような台座灸でも構わないので熱さを少し我慢しながら1~2個やると痒みが消えるんですよねぇ~!まぁ~その代わりと言ってはなんですが、場所によっては水ぶくれが出来ちゃうんですけど確実に痒みは止まります。

やはり…キーワードはアレルギー反応に関わるヒスタミンの受容体であるタンパク質が熱変性を起こす事で痒みが消えるという事なんでしょう~。今回、自分の体を実験君の材料に使いお灸して痒みが消える事を体感できましたが、右足の脛に大きな水ぶくれが…。
う~ん…これを患者さんに勧めるのはどうかなぁ~… 水ぶくれが出来るから嫌がる人…多いと思いますが、確実に痒みが消えるのは確かです!アトピーが顔とか、人目につく場所だったら無理ですが「もう水ぶくれなんてどうでもイイ!痒くてたまらん!!」って言う時は試して見て下さい。