はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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自然治癒力

雑草取りと免疫力のバランス

気温が乱高下する昨今ですが、昨夜から朝にかけて福岡は結構寒かったので、お布団の中が暖かく、今朝は後ろ髪を引かれる思いで起きましたが、ここのところ、コロナ自粛で身体を動かしていない人も多いでしょうし、ちょっとした寒さで、背中や肩や首の筋肉がガチッ!と固くなったりする人も多いんじゃないでしょうか?

それを防ぐには寒さを感じたら、薄着は避けて暖かい服装を心がける事と、自宅で出来る事と言えば、お風呂に浸かって身体を温める事しかないんですが、それでもダメなら我慢せずに、すぐに鍼灸院で治療を受けて下さいね!そうした方が早く治りますよ!

「5月も後半になろうとしてるのに寒いなぁ~」なんて思う昨今ですが、季節の変化は植物を見ていると季節の変化はあきらかですよね!若葉は綺麗だし色々な植物に花が咲き始めてるし…。

茗荷,ミョウガ,免疫,バランス,草取り

先日の11日に植えた茗荷の根なんですが、今週の月曜日には幼虫のような芽が出てきて、昨日には立派に葉っぱが生えてきました。別の鉢に蒔いたパクチーもいっぱい芽が出てきましたし、水やりが楽しくなりますね!

茗荷,ミョウガ,免疫,バランス,草取り

でも、一方では1ヶ月前に綺麗に草取りしたはずなのに、この季節は雑草もいっぱい生えてくるので、目に付いたモノは抜くようにしてますが、雑草は取っても取っても生えてきます。毎回思う事なんですが、雑草取りをしながら、身体の中の免疫の仕事って雑草取りしているようなモノなんだろうなぁ~って思うんですよねぇ~。

そんなに面倒くさければ「除草剤をまけばいいじゃん!」って思う人もいるかも知れませんが、除草剤をまいちゃうと植えたい植物とか野菜は育たなくなりますし、育ったったとしても身体に影響がありそうな土壌で出来た野菜は食べたくないですよねぇ~。体調が悪くなった場合、必要範囲内での薬は日常生活を送るのに必要なものですが、強い薬を使うような状況…、もしくは、不安だからと言う事だけで飲む薬などは、身体にとって除草剤のようなモノなので、リスクが大きくなる事を理解しておかないと「薬を飲めば治る!」と、たかをくくって日常生活を送っていると、体調が悪くなった時に痛い目を見ることになりかねないんですよね!

だから「出来るだけ除草剤を使わず草取りをする」事は「規則正しい日常の生活を送る事で免疫のバランスを整える」という事と同じだな…って思うわけなんですよねぇ~。

病気には程度というものがある

病気,程度,風邪,癌

僕らは現代人ですから、普通の環境で育つと基本的に西洋医学・現代医学の考え方で育ちます。子供でも「心臓は血液を送り出すところ…」「胃は食べたモノを消化するところ…」という感じで解剖学的な事柄は色々な情報を得て知っていますし、その臓器の働きが悪くなると病気になると言う事も現代医学・西洋医学の基礎中の基礎として誰でも知っています。

でも、僕らに一つ欠けている事柄があるとしたら「病には程度というものがある」という考え方だと思うんですよね…。

「病気には程度というものがある」…と、頭では理解していても病名を聞くと、どうしても病気に関しての知識に引きずられるとでも言いますか…、病名を中心に物事を考えてしまいがちになり「病には程度というものがある」という事はどこえやら…。そういう考えは消えてしまうみたいです。

確かに現代医学は進歩しているので病気の判断基準がハッキリしているモノや、遺伝子解析で判断できるモノも増えてはいますが、判断基準が曖昧な病気も多いし、なかには診断はついて病名も判明するんですが、治療方法が無いというような病気も多いですよぉ~。

僕が鍼灸師になる前…、東洋医学とか鍼灸治療の事を勉強する前までは「今の現代医学は、随分進歩してるんだから、治せない病気なんて、もう少ないんだろなぁ~」なんて思ってましたが、この仕事をやり始めて今の医学の現状を知ると、治せない病気の方が多いんですよねぇ~。

まぁ~江戸時代や明治時代に比べると治せる病気は増えてますが、今でも治せない病気があるのは事実です。

チョット話が脱線しました…
「病気には程度というものがある」…ですが、

例えば癌という病気があります。癌という病名を聞くとラスボス(ゲームでいう最終的な局面で出てくる強いボスキャラ)が出てきたイメージが強いので、病気に関しての知識に引きずられ、病名を中心に物事を考えてしまうと思うんです。(※注意:僕は鍼灸治療で癌が治るとは思ってませんし、鍼灸治療で癌が治るという話ではありません。)

ただ、病気には程度というものがある訳ですから、癌にも軽いモノもあれば重い物もある…、弱いモノもあれば強いモノもある…。と考えます。時々本屋さんで「絶食したら癌が消えた…」とか「湯治に行ったら癌が治った…」といような本を見かけますが、癌専門のお医者さん曰く「あれは癌ではなく、癌もどきだ!治療しなくても治る良性の腫瘍を誤診しただけの話…」と言われたりもしますが、誤診された側にとっては迷惑な話だと思うんですよねぇ~。

「風邪」って、病名を聞いたら軽い病気のイメージを持ちがちですが、こじらせて肺炎でも併発したら命に関わる事になりますし、昔から風邪は万病の元と言われるように、風邪が元で色々な病気になりかねないモノでもあるので、風邪を軽く考えるのもどうかと…思うんです。

このブログで再三再四、言ってますが…
「病には程度がある…」

風邪にも重いモノもあれば軽いモノもあり、癌にも重いモノもあれば軽いモノもある。
共通して言える事は、軽いモノは比較的に身体の自己治癒力で治ると言う事なんですよねぇ~。

健康な人の身体でも癌細胞は1日に5000個くらい出来ているんですが、免疫細胞が癌細胞を攻撃してくれるので癌を発症せずに生活出来ているという事を考えれば、病気の知識や病名で物事を考える前に、病には程度があるものなんだから、もしも病気を患って病名を告げられても、この病気は、どの程度のものなのか?三段階に分けるとするならば、重いのか?軽いのか?中間くらいなのか?…という思考を巡らせた方がいいように思えるんですよねぇ!

これは患者さんへのアドバイスでもありますが、鍼灸師もこの考え方を持つべきだと思うんです。

僕の勝手な思い込みかも知れませんが、鍼灸治療の場合は…身体の治癒力を手助けする治療なので、病名は関係なく、病の程度で言うと「軽~中の中」くらいの病が守備範囲のような気がしますし、漢方薬は「~中の下」くらいが守備範囲のような気がします。重い病に関しては、やはり現代医学の方が優れているとは思いますが、優れているとは言っても、治せない病気も山のようにあるのが現実です。

そう考えると、やはり自分の身体に備わっている自己治癒力で治せる内に治しておいた方が得策だと思うんですよねぇ~。その自己治癒力を手助けする鍼灸治療は、やはり重要な役割を担っている治療法だと思うんです。

健康への近道

自己治癒力,鍼灸

先日、患者さんが「何で鍼を刺しただけで痛みが取れて身体がシャキッ!ってするのかわからんけど、鍼灸治療って気持ちいいし、凄いですねぇ~…」…と言われたんですが、ホントの事を言うと、鍼とか灸が凄い訳ではなく、身体に備わっている自己治癒力が凄いのであって、鍼とか灸は自己治癒力を手助けしているだけなんですよねぇ~。

まぁ~100歩譲って鍼とお灸が凄いという事を素直に受け入れるとするならば…(苦笑)、鍼とお灸が、もともと身体に備わっている自己治癒力を引き出しているとも言えます。

以前、「鍼と灸で病気を治すって…どうやって治すの?」って、ちょっと見下した感じで質問された事があるんです。現代医学的な思考で投薬や手術のみが ”病気を治す” 唯一の方法と考えている人にとっては「鍼を刺したくらいで…お灸をすえたくらいで病気が治るわけないじゃん!」って思うのも理解はできますが、これって身体に備わっている自己治癒力を重視していないところが盲点だと思うんですよねぇ~

身体に備わっている自己治癒力が低下しきってしまえば、どんな高価な新薬を使おうとも、どんな名医が最新技術を駆使して手術をしようとも、病気は治らないものなんですよねぇ~。

「鍼と灸で病気を治すって…どうやって治すの?」っていう質問には、身体のコリというものは、重い荷物を背負ってるのと同じなので、「コリを取る=重い荷物を下ろす」事で、身体に備わっている自己治癒力が100%機能できるようにしてあげる。身体の仕組みってそういうものなんだよ!って答えておきましたが、どこまで理解してもらえたかな?

時として投薬が必要な場合もありますし、手術が必要な場合もありますが、できれば薬とか手術が必要になる前に、身体に備わっている自己治癒力が100%機能する身体作りをする方が健康への近道だと思います。そうなるためには鍼灸治療の手助けは必要不可欠ですねぇ~。

身体にも治る時間を与えてあげて下さい。

治癒

早く治したい…。
早くこの痛みを取りたい…。
この辛い痛みを何とかしたい…。

…と、いう気持ちは分からなくはないですが、身体にも治る時間を与えてあげて下さい。
仕事を覚えたての人に、すぐに仕事の結果を求めても、良い結果は、すぐには出せないものです。

切り傷でも傷口が塞がって、キズ痕が無くなるまでには、数ヶ月かかります。
痛みや体調不良もキズが治るのと同じで時間が必要なんですよねぇ~。

だから、焦らないで身体にも治る時間を与えてあげて下さい。

「2割~3割、治れば御の字」…について考える。

治癒,過程,

最近、国家資格を必要としない揉み療治系やヒーリング系のチラシを色々なお店のレジ横で目にする事が多いんですが、時々「病院が諦めた痛みを完治させます」…というようなキャッチコピーが書かれていたりするんですよね。

こういうキャッチコピーは、人の目を引くには、もってこいの言葉なので、キャッチコピーとしての効果は大きいんでしょうが、鍼灸師の僕としては「このチラシを作った人って、本当に人の身体の事を理解しているのかな?」って思っちゃうんですよね!

以前、あるお医者さんと話をしていて、その方が「最近の患者さんは病院に来て治療を受ければ機能が100%回復すると思っている人が多すぎる! 正直、2割~3割治れば御の字と考えないとダメですよ!」と言われてました。

「2割~3割、治れば御の字…」という言葉の真意は「老化を止める事は出来ない…」という事なんですよね。身体の疲労が原因で起こる場合の病気は、治療や薬で身体が本来持ち合わせている回復能力を鼓舞し、機能が100%回復する事もありますが、老化が原因で起こる場合の病気は2割~3割、治れば御の字…と考えるべきなんですよね!

いくら医学が進化して…ips細胞で臓器を作る事が出来るようになっても、老化を止めたり、人が死ななくなる事はないと思います。

それでも、2割~3割の回復では満足いかない人達は、強い薬を使ったり、身体にメスを入れて無理な治療にチャレンジしたりするんですが、老化は止められないので、次第に医療に不信感をいだくようになり、最終的に「病院が諦めた痛みを完治させます」…というキャッチコピーに期待をいだくようになる。…そんな図式でしょうか…。

「どこに行っても治らないので…」と、鍼灸院に来られる患者さんも、現代医学の医療に不信感をいだいていらっしゃる方も少なくはないんですが、いくら数千年の歴史を持ち合わせている鍼灸治療でも「老化が原因で起こる病気の場合は2割~3割、治れば御の字…」というのは変わりません。

しかしながら、飛行機が着陸態勢に入って、その機体を上手にランディングするかの如く、老いていく身体に合った動作が出来るように手助けするには鍼灸治療はとても適している治療です。

真摯に病気と対峙していれば、気軽に「病院が諦めた痛みを完治させます」…という言葉は使えないはずなんだけどなぁ~。

患者さんにとっては自信なさげに感じるかも知れませんが「2割~3割、治れば御の字…」という言葉を言えるお医者さんって、僕からすると信頼出来る人のように思えます。

すぐ効く薬が良い薬???

健康

A:「この薬を飲んだらすぐ治ったよ!」
B:「へぇ~そうなの!今度、買って飲んでみようかな…」
…という会話が、そこかしこで交わされていたりします。

また一方では…

A:「この薬を飲んだけど、全然効かないんだよね!」
B:「あっ!それ私も飲んだけど即効性がないんだよね!」
…という会話もよく聞かれます。

すぐに痛みや病気の症状が無くなるのは確かにありがたい事ではあるんだけれども、即効性があるものほど身体にとってリスクが大きい事を知らずに薬の効果や即効性を求めている人が多いように思えます。

よく漢方薬がやり玉に挙げられて「あれはじんわり効く薬だから…」とか「慢性の病気には効くけど即効性がない…」とか言われたりしてますが、いつもそう言う会話を耳にしたときに「チョッ待ったぁ~!」って言いたくなるんですよねぇ~。。

「薬が効かない…」とか「即効性がない…」と薬のせいにする前に、まず自分の身体が、その薬が効かなくなってる身体なんだと自覚する必要があると思うんですよねぇ~。漢方薬も即効性はありますし、現代医学の薬も効果はあります。手前味噌ですが鍼灸治療も効果は確実にあります。でも、即効性を感じられなかったり、効果を実感できない方は薬や鍼灸を疑う前に、まず自分の身体が薬や鍼灸治療が効かなくなっているほど悪くなっているんだと自覚すべきだと思うんです。

「じゃぁ~、ど~すればいいの?」

…という声が聞こえてきそうですが、薬や鍼灸が効く身体に戻すには、生活習慣の改善や食事の改善に尽きると思うんですよね!多分、薬や鍼灸が効かない身体の方は「生活習慣の改善や食事の改善を自分でやるのが面倒くさいから、薬を飲んだり鍼灸治療を受けたりしてるんだよ!」って言われるかも知れませんが、セルフコントロールに勝るものなしなんですよね!

御自身でセルフコントロールしながら、補助的な役割として鍼灸治療や投薬治療を取り入れる方が、健康的な身体を手に入れる近道だと思うのですが、どう思われますか?

疲れたら…

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先日、読んだ本によると…

「疲れたら、マッサージに行くよりも自然とふれ合う方が確実に副交感神経が活性化する。」って書いてありました。
自然環境は 「興奮」 「満足」 「脅威」 という人間の感情のバランスを上手に刺激して、特定の感情が暴走する事がないように調整してくれるらしんですよ!でも、都会の暮らしでは「興奮」と「脅威」だけが活性化しやすくなり疲れを感じやすくなるらしんですゎ!

…そんでもって、この本によると、偽物の自然にもリラックス効果があるらしんですね…。偽物でも自然に飢えた現代人の脳は、偽物の自然でもかなりインパクトを得る事ができるらしいんです。なのでスマホやPCの待ち受け画面を自然の画像にしたり、音声として川のせせらぎや、鳥の声、波の音を聞くのも効果的らしんですよ!

そう言えば、ウチの治療院ではいつも、CDで鳥の鳴き声や森林の雰囲気を醸し出す音を流しているんですが、数年前に1度だけ来られた患者さんが「…なに?この鳥の声は偽物!?ウチの周りは野生の鳥の鳴き声がよく聞こえるから、偽物はわかるんだよねぇ~」と小馬鹿にされた事がありましたが、今だったら、その患者さんに伝えてあげたいですねぇ~「偽物でも十分、効果はあるそうですよ!」って…(苦笑)

苦虫をかみつぶす…

自己治癒力,鍼灸

どの仕事でも”結果”がすべてで、結果が出ないと相手にされないのは世の常です。
患者さんの治療をしていて、治療後にすぐに結果が出る事もあれば、結果がすぐには出ず、あとからジワジワと結果が出る場合もある。

すぐに結果が出る時は、患者さんも笑顔で帰って行かれますし、治療する側も気分がいいものですが、すぐに結果が出ない時は患者さんも不快な表情で帰られたり、もう2度と来られなかったり…。

鍼灸治療に限らず医療というモノは人間の体が本来持ち合わせている自己治癒力を後押しする行為なので、治療に於いての結果は、症状にもよりますし、患者さんの体の治癒力が強いか弱いかでも大きく左右されます。

いっきに症状が良くなることを期待されていたり、すぐに結果を求められる方は「薬を飲めばすぐ治る!」「手術をすればすぐ治る!」「治療を受けたんだから治らないのは変だ…」と思われるかも知れませんが、そうじゃ無い場合もあるんですよ。

治療後に大きな変化は無いにしても、少しでも体に変化が現れたり、改善の徴候が出てきたならば「この症状は治るのには少し時間がかかるのかもしれないな…」と自覚して頂き、治療者と二人三脚で治療に取り組む必要があると思うんですねぇ~。

治療する側としても、結果がすぐに出て、来られた患者さんが全てニコニコ顔で帰って行かれたら、どんなに気持ちイイだろうと、いつも思っているんですが、苦虫をかみつぶして結果を待たなければいけない時も、往々にしてあるんですよねぇ~。

鍼灸とJazz

Jazz,鍼灸

昨夜、上原ひろみ×エドマール・カスタネーダのライヴに行って来ました。
いやぁ~上原ひろみさんのピアノは、毎回、見る度に思うんですが、限界ギリギリまでピアノで表現してくれるパフォーマンスに感動させられられっぱなしですし、今回は何と言ってもハープという楽器の概念が変わりました。ハープって着飾った白いドレスを着た女性がシャラ~♪シャラ~♪と物静かに弾いてるイメージしかなかったんですが、あんなハードなハープの演奏ってあるんですねぇ~。彼はジャコ・パストリアスが好きみたいですけど「確かにジャコ・パスがハープを弾いたら、こんな感じの演奏をするかもね…。」…と思わせてくれるような圧巻のプレーでした。

毎回、上原さんのライヴを見ていて思うんですが、観客って演者の極限に近いパフォーマンスを目の当たりにする事で、演者の魂のバイブレーションが伝わるというか…、何だかわからないけど感動する…。足踏みしたくなる…。手拍子したくなる…。そういう衝動にかられるんだよなぁ~。そしてライヴが終わった後、「あぁ~~良いライブだった~!感動したぁ~!」って気持ちにさせてくれる。これが、お約束事のような…何となくこなしてるようなライヴだと、ここまで感動はしないよなぁ~って思わせてくれるんです。

鍼灸もコレに近いモノがあると思うんですよねぇ~。Jazzと言えばインプロビゼーションが醍醐味ですが、この即興演奏って格好付けてるだけじゃ成り立たないんですよねぇ~。その人の人間性というか…、今まで積み重ねてきた経験やら、学んできたモノ…、全てを自分の中で一度消化して新なモノとして表現するのが即興の醍醐味だと思うんですよ。なので雑念を取り払わないと即興演奏は出来ない。

演者の雑念が無いピュアな魂に触れる事が出来た時に観客は心動かされるんですよねぇ~。

僕がいつも言ってる事なんですが、体調不良が治るのは、体が治ろうとしている自己治癒力が働くからであって、鍼灸の治療はその背中を押して手助けするものなんです。即興演奏に例えるならば、患者さんの体はライヴ会場のお客さんで、鍼灸師は即興演奏するプレーヤーと同じなんですよね。患者さんの体が鍼灸の治療効果に感動して心動かされないと患者さんの自己治癒力は働かない。

なので鍼灸師は、ありきたりの演奏(治療)をしていたら、患者さんの身体(観客)を感動させ、免疫力や自己治癒力を高める事なんて出来ない。鍼灸とJazzの即興演奏って同じだと思うんですよねぇ~。解りにくいとされている、東洋医学の概念や鍼灸の理論や先人達の考えを一度、体の中に取り込み、患者さんの症状に合わせて、その都度、即興演奏(鍼灸治療)を繰り出す。これが鍼灸の醍醐味なんじゃないかな…。神道の ”中今” とまではいかないまでも毎回、毎回が勝負。…そんな気持ちで鍼とお灸を使って即興演奏。そんな感じです。

多面的に…

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物事…全てにおいて多面的に見なければ…と思うんですが、そうじゃ無い場合もあったりするのが世の中というものなんでしょうかねぇ~?

鍼灸治療に関しても、患者さんの症状を多面的に見ると言いますか…、患者さんが訴えている症状の背景や原因を探る必要性があると言う事は治療者として当たり前だと誰しも考えるはずなんですよねぇ~。でも文章を読む時、字面だけを読んで理解したと思う人もいれば、著者の心の有り様まで察して読む人もいるわけで…、人それぞれ多種多様ではあると思います。なんとなくですけど『How to本』を読む人って文章の背景を考えずに、そのまま文章を鵜呑みにして理解したと勘違いしてる人が多いように思いますが…、実のところはどうなんでしょうかねぇ?(まぁ~僕の穿ったみかたなのかも知れません…(苦笑))

鍼灸の治療者として症状の背景や原因を探る場合「問診」がとても重要になってくるんですが、問診をしたからと言って、その背景や原因がすぐわかる訳ではなく、やはりそこには治療者の知識や経験が重要なファクターとなるわけですよね!この「知識と経験」を一括りにして『直感』と呼んでる先生もいたりするんですよぉ~。勉強会で経験豊富な先生方の講義を聞いたりすると時々「先生はなぜそのツボを選択されたのですか?」というような質問に対して「直感です!…(笑)」という前置きの後に「経絡上の…」とか「陰陽の法則で…」というような理屈を説明してくれたりする場面に出くわす事があるんですが、理屈を理解出来ない人にとっては最初の「直感です!」という言葉だけが頭に残り、講義後、「そうか直感が頼りなんだ…」って誤解しちゃったりして…(そんな人はいないか…(苦笑))

でぇ~……、知識と経験が不足している場合、やはり何かで知識と経験の不足分を補おうとすると思うんです。多分一番、手っ取り早く手を出したくなるモノとしては「科学」とか「数値」というもので知識や経験の不足分を補いたくなるんじゃないでしょうかねぇ?よく料理などでも、温度は○○℃、塩○○グラム…とレシピが世の中に出回っていて、その通りにしていればある程度のモノが作れるわけですが、匠と呼ばれる人達は、その日の天気とか季節などを考慮し所謂「知識と経験=直感」を駆使して物作りをする人が多いと思うんですよね。

初心者の頃であればレシピ通りである程度の成果を上げれれば合格なのかも知れませんが「守・破・離」で言う「破・離」のステージに登ろうと思うのであれば「直感を磨く=経験を積み、知識を溜め込む」事に主眼をおくべきだと思うんですよねぇ~。

今年もサボテンに蕾がいくつも付きました。去年は水やりを失敗して花は2つほどしか咲いてくれなかったんですが、今年はどうなりますやら…。