はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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03月

アメとムチ

いつだったか…親戚の叔父さんに山本五十六の言葉を教えてもらったのは…「やってみせ、やらせてみせ、褒めてやらねば人は動かず…」叔父さんは「叱ると言う事も必要なんだけどね!」って一言付け加えてたっけか…

よく患者さんから「どの筋肉を鍛えたらいいですか?」とかを聞かれる事があるんですよね!鍛え方も色々あるので僕の知ってる事をお伝えするんですが… “鍛える”という事はアメとムチで言えば「ムチ」なんですよねぇ。鍛える事に耐えうる筋肉なら希望通りの筋力を得る事が出来ますが、そうでない場合は身体が疲れちゃうんですよ!

そこは…アメとムチの法則?を使い「鍛える=ムチ」の後は「アメ」をあげないと身体もついてきてくれない…。アメって何かと言うと、やはり身体をケアーするというか、手入れをするというか…鍼灸で鍛えて疲れた筋肉…身体を和らげてやらなきゃ…人は動かず!なんですよねぇ~。

 

痛みの順位

痛み,鍼灸治療

患者さんを治療していて感じるのが「人間って一番痛い痛みを優先的に感じるように出来ているなぁ~」って事なんですよね!普段は肩こりや首の凝りが酷いのに、何か腰に負担がかかる作業などをして腰を痛めてしまった場合、痛みの順位が①腰②肩・首となり、腰痛が酷いほど、普段の肩・首の凝りは感じない…。こういう事ってよくあるんですよねぇ~!

まぁ~痛みが1+1=2になってしまったら、身体が痛みに耐えられなくなるので優先的に一番痛い部分を感じるようにして、後の2番手、三番手の痛みのスイッチをオフにしてしまう機能が備わってるように思えます。なので、腰痛が治まると、また肩や首の痛みが出てくる…。よく「治療をするごとに次から次に痛みが出てくる…」なんて事をいわれたりしますが、身体の不調を訴える順番待ちの列がちゃんと出来てるんでしょうねぇ~。

身体の不調を訴える…所謂、身体の声とでも言いますか…、その訴えを無視して生活をしていると病気になる…こういう図式なんだと思います。身体を鍛えるという事も重要ですが、身体のメンテナンスと言いますか…手入れしてやる事も重要なんですね!

ヤマイダレ(落語のマクラ風に書いてみました…)

鍼灸治療,福岡

昔から「病から気から…」と申しますが、確かに気分で体調がガラッと変わる事はよくある事で、このことを一番、顕著に感じるのが恋煩いってやつですなぁ!「あの人の事を想う度に御飯も喉を通らなくなる…」なんてイイながら、恋に破れた日には御飯も食べれなくなってガリガリに痩せてしまうかも…って思ってましたら「あんちきしょう!俺を…私をフリやがって!!こうなったら今まで食べれなかった分を食って!食って!食い倒してやる!」なんて、気分次第で身体は如何様にも変化します。

「癖」という漢字を見てみるとヤマイダレなんですねぇ~!病は癖から起きている…何事にも起源といいますか原因があるんですが、病気は癖が原因で起こると言っても過言では無いと思ってるんですよね!昔から「無くて七癖」と言うように癖が無いように見える人でも、癖は必ず持ってるものなんですよね!姿勢でどちらかに重心をかけていたり…足を組んだり…鞄は右の肩にかけないと落ち着かない…とか、食事の好みは勿論の事、睡眠時間…生活全般にかけて癖の塊で成り立っていると言ってもいいくらい…。

この癖が…限度と言いますか、許容範囲を超えてしまうと病を引き起こすんでしょうねぇ~!僕は患者さんにはよく言ってるんですが…症状が消えるのと病気が治るのは別物なんですよね!本格的に病気を治そうとするならば「体質改善!=癖を直す!」これが必要なんですよね!煙草がやめられないのと一緒で癖ってなかなか直せないのが実情で…やはり「石の上にも三年…」これくらいの気持ちで挑まねば、企画倒れみたいな感じで挫折してしまいます。気長に気長に…コレが病気を治すコツかもしれませんね!

おあとがよろしいようで…。

深く刺す…浅く刺す…

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鍼を深く刺す…浅く刺す… 。ある先生は深く刺したらイカン!と力説し…またある先生は鍼には色々な形状があるんだから、その用途に応じた深さに刺せる技術がないとイカン!と言われる。

名人芸のような技術が存在するのは確かなんですが、いきなり誰しもすぐに名人になれるわけもなく…鍼灸の学生さんなんかが、ある先生からは浅く刺す事を強要され、又ある先生からは深く刺す事を強要されたりすれば「どっちがホントなんだぁ????」って迷ってしまうのは目に見えて明らかですよね! まぁ~学生さんじゃ無くても迷っちゃうか…。

僕が  “深く刺す…浅く刺す問題”  説明するとしたら…魚釣りに例えると分かりやすいかと思うんですよね! 海面を泳いでいる魚を狙って釣りをする場合は、その魚用の仕掛や餌を用意して釣りをしますし、海の底を泳いでる 魚を狙う時は、やはり海の底に仕掛がとどくような準備をして釣りをする。 まぁ~深く刺す…浅く刺すっていう事は、釣りと一緒なんですよねぇ~。

でもって…どういうモノが名人芸かというと…普通ではあり得ない(誰でも出来ちゃうと名人芸ではなくなるので…(笑)) 事を起こしてしまう…。魚釣りに例えると…海面を泳いでる魚を釣る仕掛(浅い鍼)で海面を泳いでる 魚を釣って…そのまま引き上げずに海を漂わせていると海面を泳いでる魚を餌にしているチョット大きい 魚が食いついて…、またそのまま引き上げずに海を漂わせていると、またその中ぐらいの魚を餌にしている 大きな魚が食いついて…と、わらしべ長者の如く…最後は海の底の大きな魚(深い鍼)を釣り上げてしまう。 海面を泳ぐ魚と、海の底を泳ぐ魚では竿の太さ長さも…テグスや釣針の強度も違うので、あり得ない と言えば、あり得ない話なんですが…あり得ない事をするのが名人芸なのだから…(笑)

まぁ~必要に応じて必要な深さの魚が釣れるようになる…いやいや、必要な部分の凝りや痛みが 取れる技術を身につける方がいいと思いますねぇ~。そんでもって名人芸は追々、個人で磨き上げればいいと思います。

そろそろ卒業の季節だし…鍼灸学校を卒業した学生さんに向けて、何かアドバイスしてあげるとしたら 今の僕には、これぐらいの事しか言えないかなぁ~。まぁ~これってある先生からの受け売りなんですけどね!(笑)

 

科学 or 非科学

鍼灸,科学的,古典的

明日で東北の震災から3年…そのためか、昨日のTV番組では震災関連のことが多く取り上げられていたんですが、その中で、地質学者か地震予知の研究をされている科学者だったか…まぁ~いわゆる学者さんが「科学は万能ではない」という発言をされていたのが心に残りました。僕は別に科学を批判するつもりもないし、新しいものを発見したり開発するためには「科学」という分野は必要不可欠なものだと思います。

僕らの鍼灸業界でも科学派と名乗る人達や古典派と名乗る人達がいて、意見交換をされている方々もいれば、まったく相容れない立場を取られている方々もいらっしゃいます。僕はどっちかというと…とりあえず一歩下がって全体を見回してる…そんな感じでしょうか…。どっぷり浸かっちゃうと見えてくるものもあるのでしょうが、逆に見えなくなるなる部分の方が多いと思うので、今はこの立場をとってます…。

思うに科学的でないもの….まぁ~色々ありますが、はっきりそうなる理由が見つからないも…とでもしておきましょう。成果は出てるんだけども理由がハッキリしないもの、これに対して理由をハッキリさせたい性分の人達が科学という旗印の下に集まって、色々な機械や薬を使い実験を行い原因を解明しようとします。しかし、完璧という言葉を突き詰めるとどうしても無理が生じる。つきつめると、「科学は万能ではない」という事になります。まぁ~言い方を変えてカッコ良く言うと「終わりなき挑戦!」って感じでしょうか…

不思議なもので、突き詰めて!突き詰めて!科学に行き詰った人達が、次に答えを求めるのが、直感とかスピリチアルとか非科学的なものに答えを求める事が多いんですよね!東洋医学の中の言葉で「極まれば転ずる」という言葉がありますが、真逆に走るというか…人間ってこういうループを繰り返して進化を遂げてきているんだろうなぁ~って思うんですよね。

アメリカのプレスリーの影響を受けたビートルズがアメリカに進出し、ジミヘンがイギリスに渡りイギリスのミュージシャンに影響を与え…永遠とループは繰り返されていく…そんな感じ??(違うかもしれないけどゴリ押しで…そんな感じ…)

もとい!!!なので、僕の立場は古典派だろうが現代医学派だろうが、関係なく良い治療法を取り入れる…これでいいんだろうなぁ~と思うわけなんですよ!

 

あっ!という間の1年間

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新しい治療技術を身につけたくて通い始めた九鍼の勉強会…

今月でとりあえず一区切り…あとは、いかに自分の臨床に取り入れ治療のスキルアップを図れるか!

楽しかったし刺激が多かった1年間でした。石原先生ならびにスタッフの先生方ありがとうございました。

臨床応用コースの最後の講義の王先生…ファンキーで最高でした!!(笑)