はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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07月

なぜ?今まで疑問に思わなかったのかな?

鍼灸,ディスポーザブル

現在、通常の毫鍼は使い捨ての鍼(ディスポーザブル鍼)を使うのが常識のようになっています。
御多分にもれず、ウチの治療院も使い捨ての鍼を使っています。
使い捨て出来るものは使い捨てでいいんですが、使い捨て出来ない特殊な鍼もあるわけなんですよ!
使い捨て出来ないものを使う場合は、通常の医院で行うのと同様、しっかり衛生学にのっとった滅菌方法でタンパク質の除去・消毒・滅菌を行い保管し、問題無い状態で使っています。

感染を防ぐという事においてはディスポーザブルの鍼を使う事が一番望ましいのは当然なんですが…
しかしながら薬剤でタンパク質を除去し、高圧滅菌器で滅菌すれば衛生学上問題は無いはずなんですよね!

それでも「ディスポにしなければならない!」と訴える鍼灸師・医療従事者が多いのは何故か?

「人が使ったモノは使いたくない!?」という潔癖症的な感情論からきてるものなのか?
…という事は、衛生学に信頼性が無いと言う事か?
それとも衛生学をいい加減に捉えていて、しっかり消毒・滅菌をしていないという後ろめたさがある為の発言か?
医学は日進月歩なので以前、僕らが教わった衛生学の常識は既に通用しないと言うことなのか?
それとも、この事に関しては触れて欲しくない…寝た子を起こさないような…アンタッチャブルな事項が多いのだろうか?

鍼灸OSAKAという雑誌の刺絡の特集の中で「ディスポの三稜鍼の開発が望まれる…」というような発言を読み、このような疑問が鎌首をもたげたんですよねぇ~。「ディスポの開発も必要かもしれませんが、しっかりと滅菌・消毒・タンパク質の除去を行えば問題ないんです」と誰も発言してない事に「おやぁ?」と思った次第です。
何で今までこの事……疑問に思わなかったんだろう???
誰に聞いても、的を得た答えが返ってこないので、もう一度、一から衛生学の本を読みなおしてみようと思います。

○○と辞書は新しいものが良い…。

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ある本を読んでいたら…
「医術の習得には長い年月が必要だが人生は短い。怠らず研鑽を積まねばならない」…と、かのヒポクラテスさんが言ってたらしい。「傷つけるなかれ、自然治癒力を崇めよ」とも言っていたそうな…。fumufumu…仰る通り!至極!ごもっともなお話…!

この本によると「人間にはもともと健康に戻そうとする自然の力があって医者はそれを助けるのが任務なんだけれど、近代の西洋医学はコレを守ることをしなくなった。それはなぜか?それは “原因を解明すれば治す事が出来るという考えが支配しているから。” この考え方で一定の成果は得られたが、全てに有効では無い。」という事が書かれてました。
東洋医学を学んでる者としては、これまたごもっともなお話なんですが、果たして一般の方がこれをどこまで理解していただけるかどうか…?

また、「今の西洋医学が認めなければならないのは自然治癒力なんですが、西洋医学には自然治癒力という用語はありません」「国語辞典にも自然治癒という項目は無い」と書かれてます。(これ…お医者さんが書かれてる本です。)

へぇ~~~自然治癒って国語辞典に載ってないのか!?…と使い慣れた第4版の広辞苑を手に取り調べてみると、確かに「自然治癒」という項目が無い! 「マジかよ! あっ!先日、新しい広辞苑 第6版を買ってたんだ!」…と、新しい広辞苑で調べてみると第6版の広辞苑に「自然治癒」の項目があり「生体が本来持っている回復機能によって病気やケガが治ること」と書いてありました。

ほほ~~~!第4版を買った25年前くらいは、世間一般に自然治癒力という事は、あまり信じられていなかったけど、最近は自然治癒力が信じられるようになったという事なのかな?そう言えば、30年くらい前に急性外耳炎になって耳鼻科に行った時に「何か薬は飲まれてますか?」と聞かれて「漢方薬を…」と答えたら、そのお医者さんは「漢方なんて効かないよ!」と煙たそうな顔して言ってたもんなぁ~。今なら漢方薬も市民権を得てるからお医者さんもそんな事言わないだろうし…。時代の移り変わりによって理解度が深まったという事なんでしょうね。

僕も鍼灸の治療していて感じる事があるんですが、患者さんも2パターンいて、身体が治してくれている事を理解している人と、薬が身体を治してくれていると思ってる人がいらっしゃるように思うんですよね!
前者の「身体が治してくれている事を理解している人」は鍼灸の治療に適してらっしゃるというか、病と正面から向き合う姿勢なんですが、後者の「薬が身体を治してくれていると思ってる人」は他人まかせとでも言いますか、薬まかせな感じなので、効かなければ次!効かなければ…次!と点々とあっちの病院、こっちの整骨院、そっちの鍼灸院を放浪する感じになってる。
なんとなくそんな感じがするんですよぉ~。
なので「身体が治してくれている事を理解する」という事が病気に立ち向かう第一歩なのかもしれないな…と思うんです。そしてツールとして薬とか鍼灸を使い分ける。これが病気に立ち向かうあるべき姿なのかもしれないと思った次第です。

早すぎですよ…。

石田長生

昨日、ネットニュースで知った訃報。
ギタリストの石ヤンこと石田長生さんが亡くなられたそうです。
僕が好きな日本のギタリストの中の1人だったのでショックですねぇ。
以前、やってた仕事の関係で2回ほど打ち上げに加えてもらった事もあり、その時垣間見たマジメで人当たりの良い人柄に惚れちゃったとでもいいますか…(あっ!そっち系じゃないですからね!)ちょくちょくライヴに足を運んでたんですが、最後に見たのは2010年の金子マリさんとのジョイントライヴでした。もう5年前になるんですね。確かその後、1回、福岡にもライヴで来られてたはずですが、その時は仕事で行けなかったんですよねぇ~。
ブログで3月に癌告白されて、その時は「俺のことは御心配なく、命までは取られまへん!」って書かれてたのに…。いつもライヴでは「長く生きると書いて石田長生!」って言ったのに…もうあのギターは聴けないのかぁ~~~。
3月に発症で4ヶ月で亡くなるなんて…早すぎる。
運命と言えば運命なんでしょうが…、近藤誠さんの抗癌剤の話が頭をよぎります。
…ホント、残念。