福岡市早良区の鍼灸院 はりきゅうふくた|鍼灸で健康な状態へ戻していきます。

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08月

補瀉

補瀉,東洋,針灸

如何様にも解釈できるであろう「補瀉」という概念…。
ちょっと、また疑問に思う事があったので、調べてみようと思うんですが、これ…調べるとというか、これに手を出すと終わりが無いんだろうなぁ~~~って予感がします。昔の人が残してる資料もいっぱいあるだろうし…。ちょっとパンドラの箱状態なのかもしれませんねぇ~。でも面白そうだから気長に調べて考えてみようと思います。

ディスポーザブル信仰

鍼灸,ディスポーザブル

※「○=医」

先日、鍼灸OSAKAの刺絡の特集を読んでいて「ディスポにしなければならない!」と訴える鍼灸師・療従事者が多いのは何故か?という事に疑問を持ち、色々とお者さん…鍼灸師…に意見を聞いても的を得た答えが返ってこないので、2015年度版の感染症対策の本や公衆衛生学の本を読んでみました。

病院では手術道具(メス・鉗子など)、注射針、生検の器具などがディスポーザブルになっている事でディスポーザブルを使う事が常識だという風潮になってるようです。これは、まだ見つかっていない新たな細菌・ウィルスにより感染症が起こる可能性があるため、感染症新法も5年間隔で見直される事から、感染制御の観点により感染症の発生を事前に防止するためと、発生した感染症がさらに広がらないように管理するという事でディスポーザブルを推奨しているものと思われるんですね!それと感染事故が起こった場合に訴えられる要素を出来るだけ排除しておきたいという対策も含まれているようにも思えます。

しかしながら…

感染症対策ガイドや公衆衛生学の本を読むと、今、鍼灸師が行ってる滅菌・消毒は現在の衛生学の基準と照らし合わせても問題無いんですよ!なので消毒・滅菌・タンパク質除去に関して不信感を抱く必要はないのではないか?…と思うんです。素人なら何も知らないから恐怖心を抱くと言う事は理解出来ますが、衛生学を学んだ者ととしては「それでいいのか?」って思うんですよねぇ~。

「時代の流れだから…」「人が使ったモノは使いたくない!」という潔癖症的な感情、「まだ見つかっていない細菌やウイルスに対する恐怖」などによって現状の滅菌・消毒の科学的データーを無視し、ディスポーザブルが必要と訴えるのは衛生学を学んだ者として「それでいいのか?」という疑問をいだかずにはいられないんですよ!

※「○=医」

刺絡鍼法を嫌う鍼灸師や療関係者は刺絡鍼法の効能や法的解釈を理解せず、血液を扱う恐怖心や猜疑心から刺絡鍼法を容認しない節が見受けられますが、このディスポーザブル信仰も、実際の滅菌・消毒の効果を知らないがゆえの恐怖心からくるものなのじゃないのかな?って感じるんですが…関係者の方々…どう思われますか?

人に薦めたい1冊です!

戸ヶ崎正男,伝統

※「○=医」

僕なりに頭の中で「こういう事だよなぁ~」と理解してる事でも人に伝えようとしたり、文章にしようとしたりすると、何となくまとまらないと言うか、コレを説明するためにはアレを説明しなければ…と、話の枝葉が分かれていき、まるで小三治さんの噺のマクラのように本題に入る前が超長くなったりして…、最終的に「何を説明したかったんだっけな?」という感じになりがちなのが、そう!東洋学!!(苦笑)

先日、入手した本『私の考える伝統学』なんですが、いやぁ~この本を読んでビックリです!
僕がおぼろげながら思っていたり感じているんだけれども、説明しきれない事…(…と言うことは、まだまだ僕自身、理解が足らない!勉強不足という事なんでしょうね…(苦笑))を的確に分かりやすく説明されてました。さすが戸ヶ崎先生!!

5年ほど前でしょうか…福岡で伝統鍼灸学会があった時に飲み会の席で、偶然、戸ヶ崎先生の前に座らせて頂いたので、ちょうどその頃に疑問に思ってた「本治標治」の疑問を戸ヶ崎先生にぶつけてみたら色々な話をして下さったんですよね。(多分、だいぶ酔ってらっしゃったので戸ヶ崎先生は覚えてらっしゃらないと思うんですけどね…(笑))その時の話も面白かったなぁ~。
それ以来、僕が勝手に遠巻きに注目してる先生の1人なんですが東京では勉強会をされてるらしいんですよねぇ~。福岡からはなかなか通う事は難しいんで参加出来ないでいるんですが、話を聞いてみたい先生の1人です。

この本、まだ正式な本ではないらしいんですが、人に薦めたい1冊です!