はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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10月

二分法

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「白か黒か?」「Yes or No」…など、2つに1つ…という考え方があります。
二分法って言うんですかね?
なんかスパッ!と切れ味がいいし、潔い感じもするんですが実際はそう割り切れるものでもないのが実情なんじゃないかな?

例えば、「健康と病気」で考えると、健康じゃ無いんだけど病気ではないという人は五万といますし、なんとなく事件が起きないと動いてくれないと言われている警察みたいな感じで、病気じゃないと動いてくれない医療って多いような気がします。

健康じゃなくて病気じゃない人達…。そういう人達を、病気という酷い状態にならないように健康にする医療…
それは僕ら鍼灸が担う領域なのかもしれませんね…。

笑福亭鶴瓶落語会

笑福亭鶴瓶

昨日は鶴甁さんの落語会に行ってきました。鶴甁さんの落語を聴いたのは天神落語祭りで1回、あとは…鶴甁噺に数回行った事があるんですが独演会は初めてでした。舞台挨拶っぽく鶴甁噺みたいな感じで普通に鶴甁さんが出てきて会場を沸かせ、北欧での落語会の映像を見たあと「青木先生」「粗忽長屋」で中入り、その後、タモリさんがブラタモリの時に仕入れた実際にあった吉原の話を落語にした「山名屋浦里」…初めて聴く噺だったんですが、いい話でしたね!ただ、もう一盛り上がり… 二盛り上がり欲しいかな…。鶴甁さんも「これから色々な人がこの噺をしていく事で壮大なものになっていくと思います」と言われてましたしね…。郭噺で言えば「紺屋高尾」が完成形だとすると「山名屋浦里」はまだまだ未完成…かな。でも落語好きとしては未完成の「山名屋浦里」を聴けた事で十分満足っす!しかし…話は変わりますが、『青木先生』は何度聞いても面白いなぁ~~!青木のピ~~~~!!!(笑)

日々の生活に密着すべき治療

鍉鍼,鍉針,テイシン

鍉鍼という刺さない鍼があります。
微弱な刺激を皮膚に与えて痛みを取ったり、凝りを取ったりする鍼なんですが、刺激に弱く敏感な方に使う…。何も尖っていてブスブス刺すだけが鍼じゃないんです。こういうのも鍼なんですねぇ~。

微弱な刺激で治るのならそれに越した事はない…と、ひと頃考えた事がありますが、今のところ僕の考えでは微弱な刺激で全てを網羅するのは無理だと思います。まぁ~世界は広いですから中には「念力~~~♪」のようなモノを使って治す人もいらっしゃるでしょうし、断言は出来ませんが、まぁ~これは僕の狭い了見での結論です。

微弱な刺激で治ると言うことは、身体が微弱な刺激も感知受容できる状態だという事だと思うんですよねぇ~。この状態は身体にとって良い事なのか?悪い事なのか?…。色々と微弱な刺激を感知受容できるわけですから、そんな状態だと色々な事に反応してしまって忙しいんじゃないかな?って思うんですよね。放っておいていいような事にもすぐ反応してしまう。これっていつも身体が警戒警報を鳴らし続けてる状態で、もう身体も心もヘトヘトになってる状態。…だから体調が悪くなるんじゃないでしょうかねぇ~。

時々…「この患者さん…鍉鍼の方がいいかな?」とか、患者さんから「あまり刺す鍼は得意じゃないんです」と言われる人がいたりして、鍉鍼を使ったりする事もありますが、身体全体の健康状態というかモチベーションが上がってくると、普通に鍼を刺す鍼治療をしても身体に負担がかからない。まぁ~下手くそな人が鍼を刺すと痛くて治療を受ける側もストレスが溜まってさぁ~大変!…ってな事になりますが、普通の鍼灸師なら鍼を痛くなく刺す技術を持ってるはずですので…(笑)鍼を刺す程度の刺激で身体が丁度イイ具合になるくらいが、身体にとっては一番健康が保たれている状態じゃないんでしょうかねぇ~。

ん?…何?…「健康だったら鍼治療なんか受けないよ!」…ですって?
部屋だって車だって掃除したりオイル交換しなきゃ駄目じゃないですか!鍼灸の治療ってそんな感じで日々の生活に密着すべき治療なんですよ!

治療が続かない方々…

自己治癒力,鍼灸,福岡

再三再四…このブログにも書いてますが、病気を治す・体調不良を治すのは自分自身の身体なんですよね!
手術にしても薬にしても鍼灸にしても、身体が治そうとしてる背中を押してやる行為が治療なんです。

どんなに神の手を持つ名医が手術しようが、数百万する高価な薬を飲もうが、名人と呼ばれる鍼灸師に鍼灸治療を受けようが、身体に治すパワーがなくなってしまうと、どうしようもないんですよね!

自分自身の身体が治そうとしているんだけど、何かが邪魔をしてる…。その邪魔をしているモノを取り除き修復するのが手術であり、身体が治そうとしてるんだけど身体にパワーが無くガス欠を起こしてるような時に起爆剤のような効果をもたらすのが薬であり、身体にはある程度、治す余力はあるんだけれど、軌道修正が必要な場合に行うのが鍼灸治療なんです。なので手術や投薬しなければいけないような悪い状態になる前に、鍼灸治療で軌道修正して健康を維持するって大事なんですよね!

その鍼灸治療をやる立場として「治療が続かない人」の特徴ってあるなぁ~って最近、思うんです。それは…

・自分で勝手に決めちゃう人
・無理矢理?付き合いで来院した人

こういった方は、治療が続かないですよねぇ~。まぁ~しょうがないか…

補瀉

補瀉,バランス

10月か11月に15分ほど勉強会で講義しなければ…
という話を以前、書いたと思いますが、結局10月11日(日)に講義する事になったらしいので、大急ぎでパワポや喋る内容をまとめなければぁ~!今回は柳谷素霊さんの昭和23年に出版された『補瀉論集』の冒頭の部分だけを利用させてもらって話をしようと思うんですが…

補=与える。益す。加える。救う。
瀉=取る。奪う。減ず。尅す。殺す。抑える。

という感じで「補瀉」を捉えているみたいなんですよね!。まぁ~基本的には間違っていないんですが…
なんとなく言葉だけで見ると “補” は、与えたり、加えたり、救ったり。 “瀉” は、取ったり、殺したり、抑えたり…。

瀉の方が何となく極悪なイメージに見えてくるのは僕だけでしょうか?(笑)

治療とはバランスを調えるものだと理解している人なら、そんな「極悪なイメージ…」で見たりはしないと思いますが、なんとなく「補うことはイイ事だ!」と考える人…「刺絡は瀉法です!だから気をつけなければいけない!」と言ってる人は瀉するより補うことを良しとしているのではないか?

まぁ~本来ならバランスを取るのが治療なので、瀉法が必要な場合は瀉すし、補法が必要ならば補う。
バランスを調える手段としての補瀉であるという、当たり前の話を雑談を交え、脱線しながら?(苦笑)喋ろうとおもいます。