はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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05月

即興

インプロヴァイゼーション,アドリブ,即興演奏,鍼灸

インプロヴァイゼーション…
アドリブ…
即興演奏の事をこんな風によんだりしますよね!

ちょっと前に読んでた鍼灸師の竹村さんと音楽家の大友さんの本に鍼灸治療は即興演奏って事が書いてありました。

僕もジャンル問わずどんな音楽も好きなんですが楽譜が読めるわけではありません。まぁ~子供の頃にピアノを習っていた事はあるので、ドレミファソラシドとかトーン記号・ヘ音記号くらいは分かりますが、譜面見て初見でギター弾いたりピアノを弾いたりは出来ないので、やはりどことなく劣等感というか、クラシックなど楽譜を見て演奏する人は優れているように感じるんですが、実はそうではなくて…という事が『打てば響く 音の力 鍼の力』という本に書いてありました。

譜面も読めないより読めた方がイイに決まってはいるけれど、即興演奏の凄さっていうのもあるわけなんですよね!譜面に残す音楽も即興音楽もどちらも素晴らしいはずなんです。

僕も竹村先生の意見と同じなんですが、鍼灸治療って即興演奏のような気がするんですよねぇ~。
まぁ~僕らがバンドで演奏して遊ぶセッションや3コード回しといったもののように、ある程度の約束事はあるとは思うんですが、やはり閃きというか…、鍼灸治療を受けている患者さん側も音楽を聴いてるような感じで「そこでそのフレーズ入れますかぁ~!」というような感動が身体の変化を呼び起こすとでも言いますか…、そういった部分って重要だと思うんですよねぇ~。

鍼灸治療の一番の魅力は即興演奏が出来るか?出来ないか?がポイントになるんじゃないかな…?鍼灸治療をやめちゃう鍼灸師の人は即興演奏が出来ないから面白くなくなっちゃう。だから辞めちゃうのかな?なんて思っちゃいました。(まぁ~僕の勝手な思いこみなのかも知れませんが…)

アトピーとお灸

アトピー,お灸

私事ではありますが、一昨年の秋頃からアトピー性皮膚炎っぽい症状が出たり治まったりを繰り返してまして、今年の1月には手と顔が真っ赤っかになっちゃう事態を経験したんですが、現在は右手の人差し指のMP関節と左拇指のDIP関節にヘルペス状の湿疹が出来て痒い…という症状で落ち着いている感じです。…痒い…痒い…。

アトピーとは御存知の通り「曖昧」「奇妙」といった意味があるらしくラテン語の「A・TOP・Y」が語源となっていて、何だか原因がわからないけどアレルギー症状が起こっている…という状態を「アトピー」と呼んでるらしいんですが、平たく言えば免疫異常の病態が引き起こす症状でヒスタミンの過剰生産によって皮膚が痒くなったりするわけなんですが、基本的に免疫は大腸が関係しているので食生活の改善とか…、良く噛んだりとか…、地味ぃ~~な事が根本治療につながるんですよね!

地味ぃ~な感じで食生活の改善は心がけてはいるんですが、今、現在、右手の人差し指のMP関節と左足の拇指のDIP関節の痒みは、ゆっくり噛んで食事をしてもすぐには治まらないんですよねぇ~。
じゃぁ~どうするか…!?

ちょっと考えてみたんですが、ヒスタミンはヒスタミンのみだけではなくて受容体を介して作用を発揮するらしいんですね!炎症やアレルギー反応に関わるヒスタミンの受容体はH1型というタンパク質らしいんですが、タンパク質が受容体であるならば、タンパク質ってたしか…熱変性を起こすはず…。全てのタンパク質がそうなのかは定かではありませんが、たしか60度以上で熱変性を起こすはずなんですよね!

という事は、お灸をする事で受容体であるタンパク質が熱変性を起こせば、ヒスタミンと作用して炎症やアレルギーを起こせなくなるのではないか?…と思ったもので、お灸してみたんですよねぇ~。
そしたら…ビンゴ!!!!今の所、痒みも治まるし、皮膚の状態もイイ感じです!
この対処が出来るのは、多分、アトピーの初期段階「なんかポツポツが出来て痒い…」程度の時のみだと思うんですが(炎症が広がった場合はお灸をするのは面積的に無理かもしれない…)アトピーの初期段階の対処法としてはアリだと思います!

何回で治りますか?

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時々「何回の治療で治りますか?」と聞かれる事があります。
簡単に治るだろうなぁ~と思われる症状から、これは長期戦になるなぁ~と思われる症状まで、治療回数は様々なんですが、正直に言ってコレばかりは患者さんの身体次第なので、「○○回の治療で治りますよ!」とか予告ホームランのような事を安易には言えないんですよネ!

患者さんの立場からすれば「何回で治せるのかハッキリ言ってくれないと… 」っていう気持ちも分からないではないのですが、これはあまりにも身体のしくみと言うか病気になる過程、また…、治っていく過程を全く理解していない人の言葉のようにも思えます。銀河鉄道999のような機械の身体だったら部品交換で即、治るんでしょうが、人の身体は自然の中の一部でもあるので、植物に例えると果物だってたくさん収穫できる時もあれば、不作の年もある。やはり身体も天候や年齢と色々な要素が絡み合って悪くもなったり、良くなったりするので、専門的な知識があればあるほど色々な要因を考慮するはずなんです。

でも、患者さんから聞いた話によると「数回で治せますよ!」と予告ホームランのような事を言う治療家がいるとか…いないとか…。プロ野球の選手でもしょっちゅう狙ってホームランを打てるものでもないでしょうに…。

身体の理屈や仕組みを知っているからこそ、治っていく過程や、ある程度の治療期間は予想できるので、大まかな流れは患者さんに説明する事は出来ますが、「3回で治ります!」とか「5回で治ります!」とか「10回で治ります!」なんて予告ホームランみたいな事はちゃんとした治療家だったら言わないと思うんですよねぇ~。

体のしくみが分かってる人は、まず鍼灸治療を選択する

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以前、読んだ本に、医療を例えて言うなら手術は重機(ショベルカーやブルトーザー)が必要なくらいの大がかりな工事作業で、投薬は起爆剤的な感じ… 起爆剤で人間が本来持ち合わせている治癒力の効果を加速させるイメージなんでしょうね!起爆剤だから長期間使うと体にダメージを与えてしまう事になるので、出来るだけ薬の長期服用は避けるようにしているわけなんですよね。そんでもって… 鍼灸を例えて言うならGPSのナビゲーションのようなものだと書いてあったように記憶しています。体が本来、持ち合わせている自己治癒力をナビゲーションのように導いてやる治療法という事なんでしょう。
手術・投薬・鍼灸と、その都度、必要に応じて使い分けるのがベストな選択だと言う事は言わずと知れた事ではあるのですが、そう考えると、今、鍼灸治療を受けられている人は体の仕組みを理解していらっしゃる方々なんだろうなぁ~と思うわけなんですよねぇ~。
重機を入れなきゃどうしようもない状態になる前に…、起爆剤を投与しないと体の治癒能力が動いてくれないような状態になる前に…、鍼灸で自己治癒力をあるべき姿に導いてあげるって理にかなってると思いませんか?

ジェット・コースターと鍼灸治療

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…ん?…ジェット・コースター(ローラー・コースター)と鍼灸治療?…なんのこっちゃ?と思われるでしょうが、要は恐がりか…恐がりじゃないかって話です。

僕自身、けっこう恐がりな方なんですがジェット・コースターに乗るのは好きなんですよ。
僕が思うにジェット・コースターを楽しむコツは「身をゆだねる」って事だと思うんですよね。1回目はルートというか、どんな動きをするのか分からないので恐怖心はありますが、2回目、3回目となると、この急降下の次は左カーブで、その次は一回転して…ってな具合に安心してスピード感とスリルが楽しめる乗り物だと思うんですよ!

多分、ジェット・コースターを嫌う人は「事故があったらどうするの?」とか「落ちそうで怖い!」とか色々と言うとは思いますが、感情に流されず一歩引いて物事を冷静に見ると、そんなに事故が多ければジョット・コースターなどいうもの自体が存在しないだろうしね…、よく飛行機に乗る危険性に比べると、自動車事故に遭う危険性の方が高いって話がありますが、ジェット・コースターも同じだと思うんですよねぇ~。

あらがってしまうから、恐怖心も高まるけれど、「こんなもんかぁ~」って思うと意外と怖さも半減してしまう。
この理屈が分かっていても「ジェット・コースターは嫌だ!」となる人は、基本的に「身をゆだねる」という事が苦手な人なんだと思うんですよね。

鍼灸治療に関しても、怖がる人にどんだけ鍼灸治療の良さを説明しても「結構です…鍼は怖い!」っていう話になるんですよねぇ~。
また僕自身の話になりますが、僕は痛いのも熱いのも苦手です。鍼灸学校で鍼灸を学んでいた頃は、学生同士で鍼やお灸をやり合う実習の時間があるんですが、やはり学生の頃は皆、鍼を刺すのもお灸をするのも下手くそですから、僕にとっては地獄の時間でしたね…(苦笑)学生時代はすぐ痛がったり熱がったりするので、同級生から福田はクリスタルボーディーだ!って言われてたくらいなんですよぉ~。

こんな恐がりで…痛がりで…熱がりな僕でも、今、体調が悪いときに鍼灸治療を受ける事が出来るのは、今まで鍼灸治療を受けたうえで体調の変化を実感してるからなんですよねぇ~。鍼灸治療を受けた後の体調の良さが恐怖心を上回っているというか、カバー出来るって事なんですよ。

これもジェット・コースターと同じで、この理屈が分かっていても「鍼灸治療は嫌だ!」となる人は、やっぱりその人自身、全てにおいて「身をゆだねる」という事が苦手な人なんだと思うんですよね。

という事を踏まえて…僕の勝手な思いこみかも知れませんが、「ジェットコースターが苦手な人は鍼灸治療を嫌う」という仮説が成り立つのではないかと思うんです。(笑)