はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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08月

フェルプス効果

刺絡,吸角

鍼灸と言っても太~~い鍼を使う時もあれば、細~~い鍼を使う場合もある。鍉鍼という刺さない鍼を使う場合もあれば電気を使う場合もある…。鍼に関しても色々な手法があり、これにお灸の手法を加えると数十通り治療方法となるわけです。僕ら鍼灸師は、それぞれの患者さんの症状に適した方法…、一番効果を得られる手法を選択して治療をするんですよねぇ~。

その手法の中の1つに痛めている局所・凝りの酷い部位の血液循環を改善するのに最適な刺絡という方法があるんですが「この患者さんには通常の鍼治療より刺絡をした方が早く治るなぁ~」と僕が判断したときは患者さんに刺絡療法の説明をするんです。

初めて刺絡をされる方、もしくは鍼灸の治療が初めての方などは、ただでさえ鍼は痛い…灸は熱い…、けど、症状が治らないからと勇気を振り絞って鍼灸院に来られている人も少なくないのが現状で、説明している時の患者さんの表情からは「今から…何されるんだろう?」的な恐怖心を察知する事もしばしば…。

先日のオリンピックで水泳のマイケル・フェルプスがカッピングをやっていたのが話題にのぼってましたが、あれ以来、刺絡の説明をする時は、冒頭に「リオのオリンピックで水泳のマイケル・フェルプスがやってたアレ!アレです!」と言ってから治療の内容を伝えると、患者さんは「あ~!あれかぁ~」と恐怖心無く説明を聞いてくれるので助かってます。

ひと昔前だったら「アントニオ猪木がやってた…」とか「相撲取りがやってる…」とか言えば「あぁ~アレね!」って感じだったんですけど相撲やアントニオ猪木世代から外れている人達には、今回のマイケル・フェルプスがやってたカッピングは刺絡療法の説明の時に使えるので助かってます!ありがとうマイケル!

…という事は

疲労,自律神経,脳

何年前だろう?10年以上前だったか…大阪で安保先生の講演を聞いたのは…

自律神経の乱れが病の根本で、指先を揉む事で副交感神経を優位にして全てを治してしまうような講演内容だったような気がするんだけど、その時は「これがホントだったら凄い事だけど、全てを変化させるのはチョイと無理だろうなぁ~、まぁ~この先生の本を何冊か読んでみるか…」と数冊読んでみると、どの本も理論的にはスジが通っていて読む人に希望を持たせる内容だったですが、理論と現実が上手く噛み合わないのが世の常というもの…。なんとなくそれ以降は傍観する感じで見てました。

今回、ホンマでっかTVで面白い事を言ってた梶本先生の本『すべての疲労は脳が原因』…先日、アマゾンから届いたので読んで見ると「疲労=筋肉の疲れ」と思っている人が多いと思うけれど、実は筋肉って思っている以上にタフで、疲労は脳が感じているものだと…。でぇ~もっとも疲れているのは自律神経だと述べられてました。

「あっ!なるほど…全てを自律神経で解説するわけね!」って思ったんですが、この本を読んでると、「確かに~」「なるほどぉ~」と腑に落ちる事ばかり…。

僕なんか、昔から飽き性で子供の頃から親や学校の先生からも「根気が無い!」ってよく言われてましたが、例えば1時間、作業をやっていて「飽きた!」って思った時…、この「飽きた」が脳疲労のサインらしんですよね!そのサインを無視して作業を続けると脳の働きが悪くなるので効率が落ちミスも多くなる。やはりこの「飽きた」というサインが出た場合は5分~10分休憩してリフレッシュして、再度作業に取り組めば作業効率は上がるわけですよね!

この事を踏まえて鬱病を考えると「飽きた」という脳からのサインを無視し続けると自律神経が疲弊してしまう。もう極限の状態になった場合、体が緊急ブレーキを踏むかの如く鬱という状態になることで、強制的に体を休ませているのが鬱病というものなのではないのかな?

御存知の通り、交感神経と副交感神経を総称して自律神経と呼ばれているものなので、自律神経が疲弊してしまうと交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなり、交感神経が優位な状態(例えて言えば車のアクセルをブンブン吹かしている感じ…)が躁状態で、副交感神経が優位な状態(例えて言えば車のブレーキを踏み続けている…ブレーキがかかっているので動きたくても動けない感じ…)が鬱状態。…こういう状態になる原因は脳から「飽きた」というサインを無視し続けた事が発端になっているように思います。

よく精神科の先生が「鬱は心の風邪のようなもの…。誰でもなる可能性はあるし必ず治るものです。」って言われていますが、身体自体が緊急ブレーキを踏まなければいけないと判断して、鬱状態になるのであれば、身体自体が「もう緊急ブレーキを踏まなくても大丈夫!」と判断すれば自然と鬱病は治るものなのではないのかな?

そんな事を想像させてくれる本でした。

イスラム飲酒紀行 オモロイ!

高野秀行,イスラム飲酒紀行

盆休みの里帰りの際、列車で読むお供に高野秀行さんの『イスラム飲酒紀行』を読んだんですが、この本メッチャ面白い!

イスラム圏に関しては新聞で読むか、本で読んだ知識しかないので「イスラム=酒は飲まない」というハンコで押したような知識しか持ち合わせていなかったんですが、この本を読んでガラリと180度思考が変わりました。(笑)

各章で「私は酒飲みである。休肝日はまだない」という書き出しで始まる事からも分かるように、まさに実証主義的な感じ…酒好きならでわの視点で書かれた文章は面白く、やはりこの世の中、ホンネとタテマエで出来ていて、そこの所を理解しないとダメなんだよなぁ~と感心しながら…時々、電車の車中であることを忘れて、大笑いしそうになり笑いをこらえる事もしばしばありました。

やっぱ、酒と人って切っても切り離せないモノなんでしょうねぇ~(笑)

肩甲下筋

肩甲下筋,経絡,小腸経

いつもやってるストレッチに腹斜筋の筋トレ入れてみようと4~5日前から体を捻る動作を入れた足上げ腹筋みたいなのをやり始めたからか…この2~3日、右の肩甲下筋辺りが痛くなったんですよ…。昨日なんかは腕立て伏せをやるのもちょっと辛かったなぁ~。夜寝ていても気になったので眠い頭でウトウトしながら考えたんですゎ。この状況で何かやれることはないか?… 起き上がってホットパックをレンジでチンして痛い部分を温めるなんて、眠くて面倒くさい!出来たら、この寝ている状態で痛みが取れてくれるとありがたい…。そう言えば肩甲骨周りって手太陽経の経絡がクネクネ這ってたっけ…でも肩甲下筋って肩甲骨の内側に付いてる筋肉だけど、その辺…どうなんだろう?などと眠い目を擦りながら患側側の小腸経を探り、張ってる所、圧痛があるところをウトウトしながら圧迫してたら、ものの2~3分で患部が緩んでいくのを感じていつの間にか寝ておりました。今朝、起きたら患部に若干痛みは残っているものの、日常生活はこなせそうです。腕立てはまだちょっとキツイかな…。手太陽経に対してちょっと時間見つけてお灸してみよ~っと!