はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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09月

実験君 ~アトピー編~

アトピー,東洋医学,お灸

以前、5月頃に「アトピーとお灸」というタイトルでブログに書き込んだんですが、それ以降も酷くはないけれど、足の脛とか前腕にポツポツポツ!と皮膚に赤みが出たり…引っ込んだり…。それが酷くなると、その赤みの部分が硬くなってきて薄~いステロイドを使っても痒みは治まらず、無意識にガリガリと爪で掻いちゃって、気が付いたら血だらけ状態という事もあるんですよねぇ~。

以前、5月のブログで「アトピーの初期段階「なんかポツポツが出来て痒い…」程度の時に有効」と書いてますが、実験君で試してみて分かった事をお伝えするとすれば…、赤みの部分が硬くなった状態の時にせんねん灸のような台座灸でも構わないので熱さを少し我慢しながら1~2個やると痒みが消えるんですよねぇ~!まぁ~その代わりと言ってはなんですが、場所によっては水ぶくれが出来ちゃうんですけど確実に痒みは止まります。

やはり…キーワードはアレルギー反応に関わるヒスタミンの受容体であるタンパク質が熱変性を起こす事で痒みが消えるという事なんでしょう~。今回、自分の体を実験君の材料に使いお灸して痒みが消える事を体感できましたが、右足の脛に大きな水ぶくれが…。
う~ん…これを患者さんに勧めるのはどうかなぁ~… 水ぶくれが出来るから嫌がる人…多いと思いますが、確実に痒みが消えるのは確かです!アトピーが顔とか、人目につく場所だったら無理ですが「もう水ぶくれなんてどうでもイイ!痒くてたまらん!!」って言う時は試して見て下さい。

鍼灸治療を理解出来る人とは…

鍼灸治療

『鍼灸治療を理解出来る人とは…』いやぁ~…なんか硬い感じのタイトルですなぁ~(笑)

とかく鍼灸って「痛い」「熱い」「怖い」というイメージがつきまとい、何となく昔からあるモノだから効きそうな気はするんだけど、気軽に行ける感じではない…とか…。「鍼灸=肩コリ・腰痛」と患者さん側が勝手に思いこみ、肩こりと腰痛以外は鍼灸は効かない!的な発言をする人もチラホラ…。なかには「肩のココに鍼を一本打ってくれたらいいんだよ!他の所は別に悪くはないんだから…」と場所指定…本数指定をする強者にも出会った事がありますが、そんな人に、いくら「身体の不調の原因は…」と説明しても聞く耳持たれず、終いには「じゃぁ~今日は止めておきます…」と捨てセリフを吐いて治療を受けずに帰られた方もいらっしゃいました。こういう人って病院に行ってもお医者さんに「風邪だから注射打って!」って居酒屋で焼き鳥を注文するが如く、お医者さんに指示するのかな?(苦笑)まぁ~…そういう人って一時が万事、物事を決めつけてかかり、思うとおりに相手が行動してくれないと腹を立てる人だったのかも知れませんねぇ~。

鍼灸治療を理解出来る人って、どんな人なんだろう?ってチョット考えてみたんですよね!

まぁ~簡単な答えとして「身体の仕組みを理解出来ている人」「自己治癒力という事を理解出来てる人」なんだろうなぁ~という事なんだと思うんですよねぇ~。鍼灸治療に対して眉唾な感じを抱いている人…例えば、風邪とか鍼灸では治らないでしょ!…とか、胃が痛いのとかは無理でしょ!とか、精神的なモノとかは無理でしょ!って思ってる人達…。そんな人達が鍼灸院に来る事は無いと思いますが…(苦笑)
もしも、そういう人達に「鍼灸治療ってこういうモノですよ!」と説明する事があるとすれば、逆質問をすればいいんじゃないかな?

鍼灸治療に対して眉唾な感じを抱いている人に「じゃぁ…なぜ風邪を引くと思いますか?」とか「なぜ胃が痛くなると思いますか?」とか逆質問を投げかけて詰め将棋のように1つ1つ説明していけば理解してもらえる確率は高かくなると思うんですよね…。(僕自身…面倒くさくて、そこまで相手を追い詰めるような事はしないけど…、いや…お酒を飲む席で、そんな話題になったらするかも…(笑))でも、眉唾に思ってる人は、いくら丁寧に説明しても聞く耳持たず、逃げ出しちゃうかもね!…(苦笑)

でも、逃げ出しちゃうって事は「身体の仕組みを理解出来ていないから…」「自己治癒力を理解出来ていないから…」面倒くさくなるわけで、やっぱり結論として「身体の仕組みを理解していない人」は鍼灸治療に理解を示さないという事なんでしょう。

でも…時々ですが、病院に行った時に「鍼灸の治療を受けていて…」ってお医者さんに伝えたら「鍼灸?そんなの効かないよ!」って言われてビックリした!漢方薬を処方するお医者さんだから鍼灸にも理解あるものだと思っていたのに…そうじゃないんですね!っていう話…時々ですが聞く事があります。

お医者さんが身体の仕組みを理解していない???…そんな訳ないよねぇ~(苦笑)…という事は、身体の仕組み…云々とは違う意識(ステレオタイプだったり…)が鍼灸を批判するお医者さんのなかで働いているという事かぁ?…(苦笑)難儀な話やなぁ~。

直後効果

komatu

治療を終えたら「えっ!楽になったぁ~!」とか「動かなかった腕がこんなに動くぅ~~!」とか、まるで魔法にでもかかったように痛みや症状が消えてくれると、治療を行う側の僕達もストレス無く仕事をこなせるんですが、そうもいかないのが現実なんですよねぇ~。

何度も言うようですが、やはり痛めて経過した期間が長ければ長いほど、治るのには時間がかかりますから、慢性的な症状の場合は直後効果を見込める率は低くなるんですよ。でも患者さんは「早く治したい!」「この苦痛から解放されたい!」というオーラをバリバリ出して受診されてますので、治療する僕らも「痛めて経過した期間が長ければ長いほど治るのには時間がかかります…」と患者さんには言うものの、出来るだけ患者さんの意をくみ取り、痛みが無くなるように…腕が動くように…治療時間いっぱかけて、精一杯の事を行うんですが、複雑な症状や症状が重い人ほど直後効果は期待できず、それが治療する側のストレスになる事もしばしば…。

やはり、ここで必要とされる事は、のめり込まず客観的に判断するという事なんですよねぇ~。

「のめり込む=患者さんに同調する」という図式は治療する側の判断が鈍くなる材料になりかねないような気がします。

ホントは、何でもかんでもパッパと治って、患者さんと直後効果の感動を分かち合えたら、どれだけ気持ちイイか…とも思うんですが、病気や痛めている場所が治るのは患者さん自身の体が自己治癒力によって治るわけで、薬や鍼灸はその自己治癒力の背中を押す!この過程は不動の道理とでも言いますか…そういうものなんですよね!芸事や楽器の演奏も練習が必要なのは誰もが知ってる事ですし、それと同じで体にも治る期間というか、治るまでの猶予を与えてあげて欲しいと思うわけなんです!

なので直後効果ばかりを期待せず、小松政夫さんじゃないけど…「ど~かひとつ、長~~~い目で見てあげて身体をいたわってあげて下さい」