福岡市早良区の鍼灸院 はりきゅうふくた|鍼灸で健康な状態へ戻していきます。

   お灸と鍼で病気を治す   

092-407-7746


01月

程度問題…(病篇)

鍼灸,病,程度

病気に限らず、なんにでも”程度”というものはありますよねぇ~。

今はこういう事を言うと「常識が無い…」と言われるかも知れませんが…、昔、僕が子供の頃はチョットすりむいた擦り傷は「ツバを付けとけば治る!」って言われてました。実際、ツバを付けなくても傷口を水で洗い流して放っておけば治ってましたし、お腹が痛い時にお腹に手を当てておいたら、お腹が痛いのが治った事もありました。所謂、その”程度”で済む擦り傷や腹痛だったと言う事ですよね!

「もしかしたらこの痛みは命に関わる病気なのかも…」とか「傷口を消毒しなかったら傷口からバイ菌が入って…」とか、疑えばキリが無いんですが、「これくらいは大丈夫!」なのか…「チョットこれはヤバイ状態…」なのか…、という判断を誰が下すか?…医者なのか?…親なのか?…本人なのか?…が、この程度問題のキーポイントになるわけですよねぇ~。

たぶん、僕らが子供の頃は、僕の親世代の経験値から「ツバを付けときゃ治る!…お腹に手を当てておいたら治る!」という判断が出来てたんでしょう。でも今の御時世、TV番組を見れば療を扱う番組で少数の特異な例を取り上げて恐怖を煽る情報が飛び交ってますし、なんでも消毒・除菌を合い言葉にしている昨今、健康に対して年齢に関係なく恐怖心を抱くように教育?洗脳?されているように思うので「ツバを付けときゃ治る!…お腹に手を当てておいたら治る!」なんて言った日には、時代遅れ…時代錯誤のレッテルを貼られてしまいそうです。

※「☆=治」
※「○=医」

鍼灸もどちらかと言えば時代遅れの学と思われている節もありますよねぇ~。

「これくらいは大丈夫!」なのか…「チョットこれはヤバイ状態…」なのか…という判断を誰が下すか?ですが、多分、健康に対して年齢に関係なく恐怖心を抱くように教育?洗脳?されているような今の現状では「僕達は素人だから判断出来ないので専門家に判断をゆだねる…」って事になると思うんですよね!そうなると「療=医者」という図式になると思うんですが、鍼灸はこの図式に入っていないのが現状でしょう。

何が言いたいのかと言うと「もっとお医者さんに鍼灸に対して理解を示して欲しい」という事なんですよ!(注:鍼灸療が適してる症状に限っての事ですよ!)適材適所という言葉があるように、医者が対応しなければいけない病もあれば、鍼灸の方が優れている病もあるわけなんですよね!けれど如何せん「鍼灸=時代遅れの学」と思っているお医者さんが多いのも事実ですし…、なかなか鍼灸療をファーストチョイスする機会って少ないんですよねぇ~。

鍼灸療を受けに来る人の流れとしては、病院に行ってレントゲンや色々な検査したけど「異常ない」と言われ、保険が使える気軽さもあり整骨院に数ヶ月通うけど治らないという人が「鍼灸って怖いけど…」と鍼灸院に来られる事が多いのが現状で、正直言って「もっと早く鍼灸療を受けておけば早く治るのに…」って思う事が多いんですよぉ~。

まぁ~ゲスの勘ぐりでない事を期待したいんですが…お医者さんが「餌場を他業種に分け与える気なんてサラサラ無いよ!」なんて思って無いことを願いつつ…(苦笑)イチ鍼灸師が呟いてみましたが…、現状は変わらないんだろうなぁ~。

刺絡のしくみ

刺絡,

勘違いする人もいるかもしれないので言葉を選ばないといけないんですけど…
刺絡療法ってけっこう色々な症状に効くんですよねぇ~。全ての症状に効果がある…というわけではないんですが、ホントに…患者さんも…やる側の僕らも、お互い療効果にビックリする場面に出くわす事もしばしばあったりします。

※「☆=治」

じゃぁ~、なんで効くのか?刺絡が効く仕組みって何?って考えてみたんですが、素直な答えとしては「血行が良くなるから!」これに尽きるでしょうねぇ~。なので血行が悪くなって症状が悪化している疾患に関してはとても有効だと言うことです。でも、よく考えて見ると大概の病気の原因は血行不良が原因で起こる訳なので、患者さんの体の血行不良の程度の差によって刺絡療の効果の感じ方が違う場合もありますが、血行を良くする療なわけですから、色々な症状に効くという事も頷けると思います。

刺絡の仕組み?とでも言いますか、どういう理屈で効くのか?というのをチョイと簡単に説明してみようと思います。

刺絡の場合は三稜鍼という特別な鍼を使って一箇所もしくは数カ所、出血を促すために鍼を刺すわけですが、よく教科書的には「滞っている血液を取り去る事で血流を良くする…」と言われます。まぁ~理屈的には「急須と急須のフタの穴」の関係みたいなもので、急須のフタに穴が無ければ空気の通り道がなくなり上手くお茶を注ぐことが出来ませんよねぇ~。(血管に空気が入ったら駄目じゃない!…なんて屁理屈は言わないでねぇ~!理屈的な話ですからね…(笑))一箇所少量の出血を促す事で、その周辺の毛細血管の血流を改善してバタフライ効果のように、一部分の毛細血管の血流改善が強いては体全体の血流も改善させるという療法なんですね!番外的なプチ情報ですが、急須の穴の位置によって急須の中の水流が変化してお茶の味が変わるそうですけど、…そう考えると、三稜鍼を刺すツボの位置によって血流の変化も微妙に変わってきても不思議はないってことですな!…実に興味深い…(苦笑)

血管も太いのもあれば細いのもあるわけですが、刺絡の場合は毛細血管をターゲットにしています。皮膚刺絡では吸玉というガラスの器具を使うんですが、このガラス器具を使い陰圧をかける事により「血液をたくさん取る」と勘違いしている人も多いように思うんです。実はそうではなくて陰圧をかけることで「急須と急須のフタの穴」の関係をパワーアップさせるとでも言いますか、毛細血管の内圧を変化させる事で血流の改善をはかる道具が吸玉なんですよねぇ~。刺絡の場合、血液を取る事にとらわれがちですが、出血はあくまで副産物的なモノだと考えた方がいいと思います。

この療に出会えたおかげで、僕の鍼灸療の効果がグ~ンと上がっている、懐刀的な療法の1つです。

身銭

 

ラジオを聞いていたら、ゲスト出演していた岩下尚史さんことハコちゃんが「何事も身銭を払わなければ身につかず…」と言っているのを聞いて「だよねぇ~!」と共感する僕…。

※「☆=治」

ちょっと前の話ですが、鍼灸学校の教員をしている知人から「研修生を受け入れてもらえないか?」と連絡があった時に、「ウチの療院は僕1人で全てこなしてますし、人が頻繁に出入りするような療院とは違い1人1人の患者さんに向き合いながら関係を構築して療をしている療院なので、生徒さんが実際の療現場に興味があり、どんな療をしているのか見たければ、誰か知り合い…もしくは鍼灸学校の同級生を連れてきて、その人の同意の下に療を見学するのは可能だけど、料金は普通の患者さんと同じように頂きますよ!」と伝えたら、彼の意に沿わない僕の返答に対してなのか…「東京で教員課程の勉強をしていた時に色々な先生の所に見学に行ったけど、みんな後進育成の観点でタダで見せてくれてたのに…九州の方はちょっと違うんですね…」と言われた事があったんですが、芸事や勉強…何に対しても一貫して僕も岩下さんがラジオで言ってた「何事も身銭を払わなければ身につかず…」だと思うんですよねぇ~。

神話があるじゃないかぁ~

 

アマゾンでは品薄になってるみたいで入手しづらかった、こうの史代さんの”ぼおるぺん古事記” の1巻と3巻が、先日ぷらぁ~と立ち寄った丸善にあったので入手しました。去年の年末に出雲に行った際、僕が記憶している神話の順番がゴチャゴチャになっていると感じたもので、分かりやすく読める古事記はないものか?と思い手に入れた、ぼおるぺん古事記2巻(地の巻)「出雲繁栄」。読んでメッチャ面白かったので1巻と3巻、…読みたかったんですよねぇ~。

こうのさん曰く、この”ぼおるぺん古事記”1~3巻は古事記全体の3分の1の部分を占める「神代篇」という上巻の部分で、これ以降「人代篇」と呼ばれる中巻と下巻があるらしいんですよ!是非とも”ぼおるぺん古事記”「人代篇」を書いて頂きたいなぁ~。古事記を漫画で描くって、こうのさんだからこそ出来る事だと思います。

それと、私事ではありますが、僕の出身地の山陰地方…。故郷でもあるし好きな場所ではあるんだけれど、やはり人口は少なく都会のような便利さには縁がない地域だと…口には出さないまでも、いつも心のどこか片隅に思ってたんですよね!今は結構、色々なミュージシャンの人がライブで来てくれてるみたいですが、僕が子供の頃はコンサートでも山陰地方にツアーで来てくれるって事、少なかったですしね…(来ても主なコンサートは松江だけだったかな…)「都会って色々な事があって良いよなぁ~」って子供の頃から思って育っていたように思います。

……ですけど、この”ぼおるぺん古事記”を読んで、神話の時代は東京でも京都でも大阪でもなく山陰地方が物語の中心だったんだよなぁ~って、なんとなく嬉しくなってきたんですよ!(まぁ~物語の中心は出雲で、僕の出身地の鳥取とはちょっと離れてますが…(苦笑))「しょっちゅう通って眺めていた白兎海岸を大国主命が歩いてたんだよなぁ~」とか、「高校の頃に遠足で行った美保関で大国主命がスクナヒコナノミコトを見つけたんだよねぇ~」とか…神話に描かれている風景が僕の記憶とリンクして、悠久の歴史に想いをはせる…。というほどではないんですが、なんとなく心地良い感じ。

我が故郷は都会に比べて情報量も刺激も少ないのは確かですけど「神話があるじゃないかぁ~!」と、なんだか妙な…「誇り」のような物が芽生えた…、そんな気分を味合わせてくれた”ぼおるぺん古事記”…面白かったです!

「本場!」に弱い日本人…(苦笑)

先日の”フルタチさん”というTV番組で六本木にあるベラルーシの家庭料理のお店が紹介されていたんですが、日本人向けにアレンジせずに店のスタッフもベラルーシの人達で、本場の味を提供している店らしいんですよね!

で…、なぜ?本場の日本人に媚びないベラルーシ料理のお店をやろうと思ったのか?という問いに、お店の人曰く「日本人って”本場”っていう言葉に弱いでしょ!」…ですって…(笑)なかなか予約の取れない人気店らしいんですが、もちろん人気の秘密の大部分は美味しい料理を提供してくれているからだと思うんだけど、確かに我々日本人は”本場の…” とか、”元祖…” とか、”本家…” と言う言葉に弱いというか…オリジナルを崇拝する傾向にあるよなぁ~。mumumu…もう完全に日本人の思考というか、弱みを握られている感じがします…(苦笑)

そう言えば、いつだったか…「日本人はオリジナル崇拝というか、本家や本場の人に教えを請うて勉強して大成していく事を良しとする…という風潮がある」って誰かが言ってたっけな…。オリジナルが一番良くて、二番煎じはあくまでも二番煎じ…と思い込む癖みたいなのってあるような気がします。

でも、音楽の世界でもカバー曲がオリジナルを超えるという現象は多々ある事ですしね!例えば、ボディーガードという映画で使われたホイットニー・ヒューストンの I Will Always Love You ♪ はドリー・パートンがオリジナルですが、僕の感性からすれば完全にホイットニーの方がオリジナルを超えていると思いますし、ジェフ・ベックとロッド・スチュワートがカバーしたPeople Get Ready♪ もインプレッションズのカバーですがオリジナルを超えていると思います。(注:決してオリジナルが良くないという意味ではなく、二番煎じがオリジナルを凌駕する事もあるということですよぉ~)

こういうカバーしたものがオリジナルを超えるという現象は音楽だけではなく料理の世界でも、鍼灸の世界でも、物作りの世界の中には至る処にあると思うんですよねぇ~!物の善し悪しの本質を見極める条件の1つに「本場」「元祖」「本家」などなど、オリジナル崇拝というフィルターを外すという事も必要なのかも知れないなと思った今日この頃です。

耳鳴りの鍼灸☆療…※「☆=治」

耳鳴り,鍼灸,福岡

※「☆=治」

以前、数人ですが肩コリや首凝り、腰痛で来院された方が「耳鳴りもするんだよねぇ~」と症状を訴えられた事があったので首回りや腎経に関係するツボを使って療して治した経験があるんですが、実は僕自身3年前くらいから「キ~ン♪」って耳鳴りがするようになり「おっ!ついに来たかぁ~!」と思って色々と試して現在に至るって感じなんですよねぇ~。

僕の場合は自己分析するに耳かきのやり過ぎで外耳炎をよく起こしていた事と加齢によるものかな…。耳鼻科に行って聴力は問題無いと言われているんですが、嫁さん曰く、僕がTVを見ている時の音量が大きすぎると言いますし、少し難聴気味なのかもしれません。以前、音響に関する仕事を少しやった事がある経験を加味して言えば、小さい声や音を録音しようとマイクのフェイダーを上げると、マイクが周りの雑音を拾ってしまい「キ~ン」という音が入る事があるんですよねぇ~。多分、難聴気味になると脳の中で “聞き取ろう” と耳の集音力を上げる事で、余計な「キーン」という雑音が聞こえてしまう…。これが老化による耳鳴りの原因のような気がしますが、もっと耳鳴りの事を詳しく知りたいと思い『耳鳴りを治す』という耳鼻科の先生が書かれた本を読んでみました。

この本によれば、一般的には耳鳴りは消失しにくいもの耳鳴りを完全に消失させる特効薬は無いらしいんですよね!耳鳴りで耳鼻科に行った際に処方される薬は、ビタミン剤や循環改善剤で理論的には感覚細胞を回復させて循環を改善させようとするものなんですが、全ての耳鳴りに有効ではないという事です。それだけ耳鳴りは複雑な原因が絡んでいるいるという事なんでしょうねぇ~。

耳鳴りは大きく分けて「消失しなくても気にならない耳鳴り」「消失しない為に生活上支障をきたす耳鳴り」の2パターンに分類されるみたいです。耳鳴りの音の発生源としては仮説ではありますが「a:耳(外耳~脳)の疾患」「他の病気が影響するもの」に分類されます。

(a)耳自体の疾患に感しては「末梢」と「中枢」に分類され、末梢としては「外耳(三叉神経)」「内耳(筋肉の収縮)(血管雑音)」「聴神経」の3つに分類されています。外耳の三叉神経、内耳の筋肉収縮が原因の耳鳴りに関しては鍼灸療が適応です。内耳の血管雑音は血管の豊富な腫瘍が原因で拍動性の耳鳴りがするらしいですし、聴神経に関しては聴神経腫瘍や聴神経周囲の腫瘍の可能性があるので、これに関しては鍼灸適応外ですね!

※「☆=治」

他の病気が影響している耳鳴りの場合、動脈瘤、腫瘍、高血圧、糖尿病など放置しておくと命に関わる危険な場合があるので、緊急性を要する場合はもちろん鍼灸は適応外です。(経過観察という状態で病院の療と並行しての鍼灸療は有りだと思います。)

生命に関わる病気以外の耳鳴りに関係する病気と言えば、突発性難聴、メニエル、耳に影響を与える病気(頭打撲、外傷、内耳炎、中耳炎、外耳炎などなど…)ですが耳鳴りの音の発生源の分類をまとめると、外耳の三叉神経と内耳の筋肉収縮、メニエルに関しては鍼灸療は適応です。それ以外の場合は専門医にお任せした方がイイという事でしょう。…あとは考えられる原因と言えば病とは言えませんが “加齢” ですかねぇ~。

※「○=医」

現代学でも耳鳴りの療目標は「耳鳴りがあっても苦痛を感じる事が少なく生活に支障がないようにする。」という事だそうです。やはり耳鳴りは消失しにくいものだから、出来るだけ苦痛を取っていこうという事なんでしょう。

それと苦痛度が高い耳鳴りは心理的影響が大きいみたいですね!あと…耳鳴りの大部分は自覚の有無に関わらず聴覚障害が起こると考えられているそうです。…となると、僕の耳鳴りは先ほど説明した「聞き取れない為に脳が耳の集音力を上げた事で起こる耳鳴りか?…という事は「老化」と言う事かぁ~…ガビィ~ン!!(苦笑)

内耳

聴覚の加齢(老化)は内耳の蝸牛の感覚細胞や神経に酸素を供給する血管の老化と脳の加齢変化によって起こるみたいなんですよね!女性より男性の方が難聴になる人が多いらしく、一般的に50~60歳以上の男性に耳鳴りが最も多くみられるそうです。

あとはプチ情報として、耳鳴りを自覚してる人は高音域の障害がある可能性があるらしいですよ!でも本人に難聴の自覚は無く、自覚されない程度の聴覚障害の場合もあり、通常の聴力検査では異常が無いと言われる “無難聴性耳鳴り” という場合もあるそうです。

こ…これって…僕の耳鳴りにピッタリですゎ!耳鼻科に行った時に聴力検査では問題無かったんですよねぇ~。

耳鼻科では聴覚障害がなければ、その耳鳴りは無難聴性耳鳴りか心因性耳鳴りではないか?…と疑うらしんですよ!ストレスが耳鳴りを起こすかどうかは根拠は無いけど、ストレスが続くと自律神経の障害が血管の収縮を起こして首の筋肉が緊張して、肩こりや目眩や耳鳴りを引き起こすので無難聴性耳鳴り、心因性耳鳴りに関しては鍼灸療は適応ですね!

※「☆=治」

難聴が無いのに耳鳴りがする人は正常の人の中にも13%くらいはいるそうです。それと、静かな部屋で「シーン」と聞こえる音は周囲の雑音が無くなるために、体内の雑音が聞こえたり空気の振動が聞こえたりする音なので心配いらないそうですよ!

耳鳴りが軽度の場合は疲労と寝不足が関係している事があるけれど、その場合、疲労が原因ならば疲れを取ればいいし、寝不足が原因ならば充分な睡眠を取れば耳鳴りは治るはずですよね!
耳鳴りと血圧の関係性なんですが、高血圧の人が全員、耳鳴りを訴えているわけではないし、高血圧の人が全員、聴覚障害があるわけではないので、血圧と耳鳴りの関係性については明らかになってないそうです。

これはどの症状でも一貫して言えるんですが、まず「命に関わる危険な病気が背後に隠れていないかチェックする」というのは当然ではあるんだけれども、全員に高額で時間がかかる完璧なチェックというのは無理だとおもうんですよね…。どの病気でも程度の問題があるので病院での療が適切なものもあれば、鍼灸院の療が適切なものもあるわけなんですよ!生命に関わる病気を鍼灸院で治せるか?…というと、誰が考えてもそれは無理ですし、緊急性を要するケガや、生命に関わる病気に関しては断然、病院での療が必要となるわけです。

※「☆=治」

僕が思うに、お医者さんは患者さんを目の前にした時、まず「この患者さんの病気は生命に危険を及ぼす病気か?どうか?」を判断していると思うんですよね!緊急を要する場合は紹介状を書いて、大きな病院で精密検査…となるわけですが、そうで無い場合は、薬で治すか?鍼灸で治すか?と選択できると思うんです。

※「○=医」

現代学での耳鳴りの療としては「耳鳴りの解消、もしくは軽減するための療」「薬物、心理療法での耳鳴りのコントロール」の2つが挙げられてるみたいです。要するに全ての耳鳴りを消失させる確実な療法は無いんだけれども、生活していく上で苦痛や支障を軽減させるために色々と試行錯誤している段階だという事なんでしょう。

生命に関わる病気がひそんでない場合、現代学でも試行錯誤している段階なので、耳鳴りに鍼灸療も取り入れるべきだとおもうんですよねぇ~。

アトピーの謎…

アトピー,鍼灸

基本的にアレルギー体質ではあるのですが、ここ数十年、アトピー性皮膚炎のような症状は出てなかったのが、ちょうど1年前の今頃、顔とか前腕にドバァ~と炎症が起こり、去年1年間、小規模ではあるけど皮膚の炎症が治ったり…再発したりを繰り返しておりましたが、去年の年末辺りからは落ち着きを見せております。

アトピーに関しては、数年前に『アトピー性皮膚炎に対しての皮膚刺絡』というタイトルで講義したことがあるので、基本的な事は理解しているつもりなんですが、いざ!自分がアトピー性皮膚炎の症状に悩まされる事になると新たな発見とか疑問に思う事が浮上したんですよねぇ~。

胃腸の不具合が発症の一因であることは知ってましたが、去年読んだ『腸内フローラの真実』に「通常、腸内細菌は腸の壁にブロックされて血液中に入る事はないんですが、腸内バリアが衰えると腸内の毒素が血中に漏れ出し様々なところで炎症を起こす。」というような事が書いてありました。…という事は、体のいたる所で炎症が起こるアトピー性皮膚炎は胃腸の不具合により腸内バリアが衰えて毒素が血中に漏れ出すことで起こるのかぁ~。…と、なんとなく腑に落ちる感じではあるのですが、ここで1つ疑問が…【なぜ左右対称、同じ部位にアトピー性皮膚炎の炎症が起きるのか?】この左右対称…という疑問に関しては現代学でも答えは出てないようですなぁ~。

※「○=医」

アトピーの語源はラテン語の「A・TOP・Y」が起源とされ「奇妙」とか「曖昧」という意味で使われていた言葉で、80年前くらいから使われ始めた病名らしいのですが、この左右対称の疑問に対して推察する場合、僕らは鍼灸師なので【経絡】というワードが浮かんできます。(科学的・現代学的な思考の人からすると「経絡って何?」っていう疑問から「信じられない…怪しい…」という事になるんでしょうが、東洋学の思考は概念でもの事を捉えないと理解出来ないと思いますよぉ~)

経絡の変動により左右対称、同じ部位にアトピー性皮膚炎の炎症が起こると考えれば「ガッテン!」出来そうなんですよねぇ~。

僕の経験上、アトピー性皮膚炎が酷くなった場合、やはり炎症を抑える為に薄いステロイドを使う必要性を感じますが、炎症が酷くなければ抗ヒスタミン剤や漢方薬を使いながら、食事の時によく噛んで食べるように心がけ腸内フローラの改善をはかり、経絡の変動を調える為に鍼灸療をする。これが今の所、アトピー性皮膚炎に対応する最善な療法のように思いますね。

※「☆=治」