はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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03月

今日も寒っ!!

健康,許容範囲

「彼岸の小鳥殺し」と言う言葉がありますが、まさに、この寒さ…彼岸の小鳥殺しですな…。
春だと思って飛んでる小鳥が寒の戻りで、あまりの寒さに死んでしまう事を「彼岸の小鳥殺し」と言うんですが、人の場合は死にはしないけど、風邪を引いてしまうでしょうし、体調を崩してしまうと色々と不具合な事が起きやすくなる。

ホントに人の健康って季節の変動に左右されますよねぇ~。

体の許容範囲が広い人は多少の季節変動でもビクともしませんが、許容範囲が狭い人は少しの気温変化で体調を崩しがちになる…。例えていえば…F1の車のハンドルと同じで、ハンドルの遊びが無い状態ですから、5mmでもハンドルを動かそうモノなら、大幅に車体が反応してしまうんですねぇ~。

できるだけ体の許容範囲を広く保つ事が、所謂『健康』という状態なんですよね。そんでもって許容範囲を広く維持する為には鍼灸治療が一番だと思うんですよねぇ~。まずは2足歩行の人類が全員と言っていいほど抱えている首・肩・背中のコリを取るだけでも、体の許容範囲を広く保てるんですよね~。

Rockと鍼灸

ロック,鍼灸

あくまで…撲、個人の考えなので異論反論はございましょうが…

「Rockって人から教わるモノじゃない」って言うのが僕の持論です。
教わると言っても、ここで言う”教わる”とは、手取り足取り…学校の授業のように教わるモノではないという事です。

もちろん、レコードを聴いたり…(今はCDか…あっ!もうストリーミングの時代か…面倒くせぇ~…(苦笑))ライブに行ったり、音楽好きのBarのマスターと音楽談議して「Rockとは!」…ってな感じで、色々な刺激を受けて諸先輩方、先人の残した音源から色々と教わるというのはありですが、Rockの場合(JazzでもPopsでも同じですが…)諸先輩方から受けた刺激、先人の残した音源から教わったものを、自分なりに解釈して、新たな道を切り開かないといけないという使命を持っているのが《Rock》だと思うんですよね。

以前、ブログにも書きましたがクラシックの場合は「いかに当時の音を再現出来るか…」 を第一義としている音楽だと思うんですよね。なので、子供の頃から手取り足取り教わり、師匠に師事し…という方向性が強くなる。

ロックの場合は人間が成長過程で感じた事柄…。感受性…、怒り、喜び、悲しみを表現する音楽だと思うので、手取り足取り、学校の授業のように教わるモノではないと思うんです。

「でも…譜面を読んだり書いたり…ある程度、基礎的な事は教わった方がいいんじゃない?」って声がどこからか聞こえてきそうですが、譜面を読みたくなったら、譜面を読む事を勉強すればいいだろうし、音楽理論を知りたくなったら理論を勉強すればいいと思うんです。でも一番、ロックに必要なのは何かというと、《独自性の追求心》なんじゃないでしょうか?ベーシックな部分を教われば、あとは自分で作り上げていくものだと思うんです。

鍼灸も古典と呼ばれている漢字だらけの本を読んで当時の治療を再現しようとする姿勢というか、原点回帰のベクトルが強い学問だと思うんですが、原点回帰のベクトルがクラシック音楽だと考えると、ロックミュージックは全ての音楽を聴き、それを自分の中に取り込んで、別な形として表現するという感じで、原点回帰とは真逆のベクトルだと思うんですよね…。

鍼灸業界を見渡すと、いつまでも教えを請う事を良しとしたり、教えから逸脱する事を嫌うクラシック音楽的な鍼灸師もいれば、僕みたいに、基礎を教わった時点で、色々と気になる治療法の勉強会に行き、それを体験した上で自分なりの治療法を作り出そうとするロック的な鍼灸師もいたりするんですが、原点回帰に偏りすぎる弊害もあれば、独自性に偏りすぎる弊害もあると思うんです。それぞれ長所短所はあると思うんですよね!…要は自分の中で〇〇%がロック的で、〇〇%がクラシック的なのかという、バランスが重要だと思うんです。

一番つまらない…というか、まずい考え方は、「このジャンル以外は音楽じゃないよ!」とか「この方法以外は治療じゃない!」っていうような了見が狭い見方で物事を見てしまう事かな…。

鍼灸とclassic

クラシック,鍼灸

音楽って色々とジャンルはありますが、クラシックはその曲が作られた当時の音源なんて残ってるはずもないので、残ってる楽譜をもとに 「いかに当時の音を再現出来るか…」 を第一義としている音楽だと思うんですよね。これってどことなく鍼灸というか、東洋医学全般も似たようなところがあると思うんです。東洋医学って古典と呼ばれている漢字だらけの本を読んで当時の治療を再現しようとする姿勢というか、原点回帰のベクトルが強い学問だと思うんですよねぇ~。

「新しい技術…」「新薬…」「医学は何でも最先端の方が…」という考え方も一理あるとは思うんですが、物事は全てバランスをとる事が一番のポイントだと思うんです。なので現代医学の最先端の方へ向かうベクトルと、東洋医学の原点回帰へ向かうベクトルが共存してこその『医学』だと思うんですよねぇ~。

難病といわれている病などに対して最先端の技術や新薬で病を克服しようという姿勢は間違いではないし、これからも研究を進めていくべきだと思うんですが、病のおおもとである日常の疲れや、ストレスによる体調不良に対して、新薬や最先端の技術って必要なんでしょうかね?

遺伝などが原因で起こる先天性の病は別として、後天性の病気は全てと言っていいほど、日常の疲れやストレスによる体調不良や生活習慣が原因だと思うんですよねぇ~。ストレスや日常の疲れは、なにも今に始まった事じゃないはずですし、2000年前…3000年前の人もストレスは感じてたでしょうし疲れる事もあったはずなんですよねぇ~。今みたいに薬や医療もさほど進歩していなかったなか、病を克服してきた先人達の知恵を拝借して現代に活かそうというのが、今の東洋医学の姿勢だと思うんです。

西洋医学が日本に入ってきた頃(明治~昭和初期)は、全てが新しい技術で、効果も目を見張るモノがあり「西洋医学…万歳!」な感じだったけど、妄信するように突っ走ったおかげで多剤併用の害とか予防接種とかね…矛盾点も多く指摘されるようになり、東洋医学という原点回帰の考え方が見直され始めたのも頷けますなぁ~。

今回は鍼灸とクラシック音楽って、なんか似てるなぁ~って思って書き始めましたが、このブログを書きながら、…いつか「Rockと鍼灸」ってタイトルでブログを書いてみようかなと思ったんですよねぇ~(苦笑)。僕の中での鍼灸というか東洋医学界のRockな人の位置ずけに吉益東洞っていう人がいるんですが………反骨な感じでロックなんですよねぇ~。また気が向いたら書きますゎ…。

「保険使えますか?」

鍼灸,保険

初診の方が電話で問い合わせをされる時、8~9割の方が「保険使えますか?」って質問されるので、鍼灸の保険については説明し馴れてはいるんですが、先日、常連の患者さんとの治療中の会話で…、患者さんが…「そう言えば…、鍼灸で保険を使うのって色々と面倒くさいのに、整骨院は簡単に使えるよね!なんで???」という疑問を投げかけられたので、それについて、お答えしようと、患者さんに色々と説明しようとするんだけれど、なかなか上手く伝える事ができなかったんですよねぇ~。

昭和初期に鍼灸の団体と、按摩マッサージ師の団体と、柔道整復師の団体が、異業種にも関わらず珍しく団結して合同で保険が使えるように国と交渉していたらしんだけれど、柔道整復師の団体が抜け駆けするような形で政治力を使って保険を使えるように働きかけて、鍼灸と按摩マッサージ師の団体は出遅れた形になったおかげで、現状の保険請求の形になった…らしい。とか…etc、裏話的な話は本で読んだり、色々な人から聞いた事はあるんだけれども、そんな話を患者さんにしても、患者さんも何かピンとこないでしょうしね…。

その辺、もっと分かりやすく患者さんに説明出来るようにしとかないとな…と思い、「厚生労働省 なぜ 柔道整復師 保険」というキーワードで検索してみると【柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて |厚生労働省】 というページが一番最初の出てきて、結構、分かりやすく説明されてました。

【厚生労働省】
《柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて》
↑↑↑↑↑ クリックすると厚生労働省のページが見れます

このHPを読んでみると、整骨院では骨折、脱臼、打撲、捻挫の施術の場合に保険が使える。…とのこと。で…骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意が必要らしんですね。

そんでもって注目すべき一文が「柔道整復師の治療を受けられる方」の【治療をうけるときの注意】という項目の1行目に書いてありました。「単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。」との事らしい。…という事は肩コリや、背中が痛い…、首が痛い…、腰が痛い…、という筋肉疲労の症状は基本的に整骨院では保険は使えないと言うことなんですね!

厚生労働省のホームページに、ここまで堂々と明確に「肩コリや筋肉痛は保険対象外です」って書かれてる事に、ちょっとビックリしました。昔は暗黙的了解な…、知る人ぞ知る…的な感じだったんだけどね。鍼灸の保険説明と注意事項は、たった3~4行なのに、柔道整復師は、事細かに説明してあるなぁ~~~~。色々と保険請求で問題があるんだろうなぁ~。

多分、患者さんが「整骨院は簡単に使えるよね!なんで???」という疑問に対しての答えは、2行目に書かれている「償還払い」と「受領委任」の事でしょうねぇ~。この部分が政治力を使って抜け駆けで得た特権みたいなモノなんでしょう。

鍼灸でも保険を使う時の対象症状が(神経痛、リウマチ、五十肩、頸腕症候群、腰痛症、頚椎捻挫後遺症)決められてるしね!…整骨院(柔道整復師)も対象症状が(骨折、脱臼、打撲、捻挫)と決められていて当然と言えば当然でしょう。

僕ら業界人は知ってたけど、一般の人は、肩コリや筋肉痛では整骨院で保険が使えないって事を知らない人、多いんだろうなぁ~。