福岡市早良区の鍼灸院 はりきゅうふくた|鍼灸で健康な状態へ戻していきます。

   お灸と鍼で病気を治す   

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11月

バルブの手入れ

刺絡,バルブ

※「☆=治」

刺絡療で使う吸角のバルブを分解洗浄して虫ゴムを変えたら、メッチャ吸引力が安定!…なんだか掃除機のCMみたいですが、今までは、吸うには吸うんだけど途中で落ちそうになったり、吸ってるのか吸ってないのか分からないような感じで「大丈夫かな?コレ…」と思いながら途中で吸角が外れる事を心配しながら使っていたんですが、分解洗浄したら、そのストレスから開放されました。やっぱ手入れは重要ですねぇ~。

国際標準化しないといけないものなのか??

鍼灸,国際標準化

ジュンク堂に行ったら、こんな雑誌がありました。

※「○=医」

最初の数ページは「伝統療と国際標準」というタイトルで書かれていたんですが、国際標準化ってしないといけないものなんでしょうか?数値化できる現代学だと情報の共有や国際標準化は可能でしょうが、鍼灸の場合、刺激量など数値化出来ないものが多いため技術の共有は難しいはずなんです。

鍼灸の場合、国際標準化しようとすると、良い側面が削られる割合が多いと思うんですよね!

主に中国…韓国…日本だと思うんですが、鍼灸もそれぞれに土地柄の良さというか、その土地で進化した鍼灸の特徴があると思うんですよ!でも、国際標準化しようとすると、その土地、土地で進化した良い部分が無くなっちゃう気がします。例えて言うならば老舗の料亭に行っても、その土地にしかない御当地ラーメン屋さんに行っても、チェーン展開しているファミレスの味と同じ。…そんな感じでしょうか…。

何て言うのかな…、こう言うのって、表向きは 「マイナスな部分を引き上げて全体のレベルを引き上げる」 というお題目でプロジェクトがスタートするのだけれども、フタを明けてみたら、覇権争いの側面が強くなり、プラスな部分を削って特徴がなくなり、つまらない物が出来上がる。…こんな感じになっちゃってないか???って思っちゃいます。

いいじゃない!中国は中国の…。韓国は韓国の…。日本は日本の鍼灸があってもね!僕らも必要だと思えば、中国の鍼灸…韓国の鍼灸を取り入れますし、そうじゃなければ我が道を行くでいいと思うんですよね!国際標準化なんて必要ないと思いますよ!

灸頭鍼

 

灸頭針,灸頭鍼

※「☆=治」

毎回、患者さんの顔を見て、その時の症状を聞きながら療方針を決めているんです。

この季節だからというわけではなく、なんとなくと言うべきか…
寒くなって体調を崩されている方が多くなったからか…

最近、灸頭鍼を使う率が高くなってきました。

15~6年前…、鍼灸学校に通っていた頃に、ある流派で著名な先生の講習会に行った時に、その先生が「灸頭鍼はダメだ!あれを使うとすぐ治るから、鍼の腕前が上がらなくなる…」って言ってたなぁ~。まぁ~その先生は「灸頭鍼はよく効くよ!」と言いたかったのか…?それとも言葉通り、鍼の腕前を第一義とし「鍼の腕前が上がらなくなるから、むやみに灸頭鍼ばかり使う鍼灸師になってはいけない!…という事が言いたかったのか?

撲の解釈としては、確かに療経験を積み重ねれば腕前は必然的に上がるものだと思うんですが、自分の鍼の腕前を上げるために患者さんを療しているわけではないし、自分の腕前より、患者さんの症状が緩和する方を優先したいのでバンバン!灸頭鍼を使いたいなぁ~って、当時から思ってたんですよねぇ~。

療室の換気システムにもよりますが、ウチの療室では同時に4箇所以上、灸頭鍼をすると療室が霧の摩周湖状態で、部屋中が燻されてしまいます…(苦笑) 窓を開ければ良いんですが、この時期、外の空気は結構冷たいし、患部に熱を入れようとしてるのに、窓から入ってくる冷気で患部を冷やしてしまうともともこもない…。その辺の加減が難しいところですが、やっぱり冬は灸頭鍼が大活躍します。

患者さんの身体次第です

東洋,インナーバランス

※「☆=治」
※「○=医」

療者として一番「ホッ!」とする瞬間って、患者さんが笑顔で帰られる時ですね!

すぐ治る症状もあれば、改善するのに時間がかかる症状もあり、全ての患者さんが笑顔で帰られる事はないんですが、症状が取れたり、少しでも楽になれた状態ならば、笑顔で帰られる確率は高くなりますし、患者さんが直後に効果を感じられなくても療して2~3日後に症状の改善がみられる事もありますので、2~3日後に症状の改善を感じられた場合は2回…3回と来院されます。

一番、療に根気がいるのが、長期間かけて症状が悪化していらっしゃる患者さんです。

こういう患者さんは普段の生活で、自分の身体に無理を強いて体調を崩してらっしゃる方が多いうえに、自分の生活パターンを変えずに早く治したいという願望がとても強いので、よくキレる刃のように切れ味が鋭い西洋学的な投薬療でスパッ!と症状を切り取る療を好まれるんですが、インナーバランスが崩れて体調を壊している方がほとんどなので、西洋学的な投薬療で症状を取っても第二波…第三波…と、似たような症状…もしくは様々な症状に悩まされ、西洋学的な投薬療に疑問を持たれ、東洋学(鍼灸や漢方)の扉を叩かれるパターンが多いように思います。

東洋学(鍼灸・漢方)の場合、患者さんの体力次第ではあるんですが、体力がある患者さんでしたら症状をスパッ!と取る事も可能です。しかし、体力が無い患者さんの場合は身体に無理がかからないように徐々に症状を緩和し、体調の核となるインナーバランスを整える事に重きをおきますので、患者さんの根気と療者の根気が必要となってくるんですね!だから「何回の療で治りますか?」という問いかけに対しては「患者さんの身体次第です。」とお答えしています。

自律神経のバランス

自律神経,インナーバランス,鍼灸

人間の身体って自律神経に支配されている事は周知の事実ですが、僕らの仕事は鍼と灸を使って、交感神経と副交感神経のバランスをいかに保つようにするか…が、一番のポイントなんですよね!例えば「交感神経10:10 副交感神経」が超!体調が良い状態だとすると、調子が悪い人は「交感神経7:3 副交感神経」だったり「交感神経4:8 副交感神経」だったりするんですよ。

年齢や体調を考慮しつつ「交感神経7:7 副交感神経」だったり、「交感神経4:4 副交感神経」だったり…もしくは、「交感神経7:6 副交感神経」だったり「交感神経4:5 副交感神経」と、交感神経と副交感神経が近い位置でバランスを取ることが出来れば体調は次第に良くなってくるものなんです。

※「☆=治」

鍼灸は肩コリや腰痛などの療だけだと勘違いしている人も多いかも知れませんが、コリや強ばりを取る事で、自律神経のバランスを整えているんですよ!

インナーバランス

インナーバランス,鍼灸,東洋

日本シリーズが終わり、ホークスが4連勝で日本一になり、嬉しい気持ちの反面… 「もうちょっと日本シリーズを楽しみたかったなぁ~」と、思っている野球ファンって多いような気がしますが、カープも強かったし、今回の日本シリーズは、どちらが勝ってもおかしくない試合がばりでしたよねぇ~。

話は変わり…

先日、漢方薬の本を読んでましたら、「漢方薬はインナーバランスを整えるものだ…」という事が書いてありました。

※「☆=治」
※「○=医」

確かに漢方薬や鍼灸療はインナーバランスを整える側面が強い療法ですよね!現代学で使われる薬は、どちらかというと切れ味が鋭い刃のような感じで、外側の突起(症状)をスパッ!と綺麗に切り落とす…。そんな感じなんですが、コアな部分のバランスを整えるのは苦手としているのが現代学の薬物療法。(※漢方薬も鍼灸療も即時効果が無いわけではありません)

なので現代学的な療でインナーバランスを整える常套句としては「ストレスがかからないように…」だとか、「食事をバランスよく、しっかり食べて…」とか、「睡眠をしっかりとって…」とか、「規則正しい生活習慣を身につけて…」 というような感じで、薬を出した後は患者さん任せなのが現状なんじゃないでしょうか?

…確かに、この常套句はどれも間違えではないんだけれども、1日~2日…生活習慣を変えたからといってインナーバランスが整うはずもないわけで、やはりインナーバランスを整えるには長期的な視野で取り組む必要があるんですよね!そこを手助けするのが漢方療であったり鍼灸療であったりするんですよぉ~。なのでそう言った側面を理解されたうえで漢方薬とか鍼灸療を選択肢の一つとして生活の中に組み込まれると、今以上に健康状態を維持できる事、間違いなしなんですよねぇ~。