はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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07月

…どうやら、お灸の漫画らしい。

きょうの灸せんせい

お灸を題材にした漫画みたいです。

東洋医学の考え方に 『中庸』 というのがあるんですが、漫画の中で、この中庸を説明していて、“気” を焚き火に例えて、薪をドンドン足していくと勢いよく燃えるけど、薪を足さないと火は消えてしまう。…一定なペースで薪をくべればいいかというと…そうではなく、一定のペースで薪を足していっても、気温や気候などの環境の変化や、薪をくべる人の心持ちでコンディションが変わってしまうものだと言う事を踏まえて、バランスをとっていくというのが中庸という考え方だと、わかりやすく説明してありました。

この例え…使わせてもらいます…(苦笑)

打撲や手術痕

打撲,風呂で尻餅

先日、半年前にお風呂で尻餅をついてしまい、それ以来、座ると尾骨の辺りが痛くて座れないという患者さんが来られました。病院でレントゲンを撮っても骨にも異常が無く、日常生活でも難儀されているとのことでした。

打撲の場合、よくあることなんですが、皮膚表面から見える青タンの出来る内出血もあれば、皮膚表面からは見えない深部で起こる内出血もあるんですよね!

おおよそ、内出血でも外傷でも治る過程として、

1.まず出血を止めるために血液が固まりキズを塞いで止血効果をもたらします。…いわゆるカサブタですね!

2.その後、炎症期と言われる状態になり炎症性の細胞と呼ばれる好中球とか単球とかマクロファージという細胞がキズの周りに集まり壊死した組織を攻める?…排除?したりします。…修復しやすいように工事現場を整理するイメージでしょうか…。

3.そして、その後、修理屋さんの繊維芽細胞が出てきて新しく血管を作ったり肉芽組織を形成したりして、コラーゲンが十分に生産されると、修理屋さんの繊維芽細胞が、段々、少なくなり傷跡も修復される。

…という流れなんですが、打撲した部分が関節部分だった場合、骨と骨がくっついている部分は、もともと血管が無い場所なので、修理屋さんの繊維芽細胞は血管を作る事をせずに繊維状の物質だけでキズを修復しようとします。いわゆる繊維性の軟骨のようなものを形成するんですが、その時に周りの神経を巻き込んでキズを修復してしまうので、座った時…お尻に体重がかかった時や、仰向けに寝てお尻に体重の圧がかかった時に痛みを感じてしまうんですよ!これは、腰の手術をして手術痕が痛むという人にも、同じような理由で痛んで日常生活に支障をきたす場合があります。

こういった場合、局所に血液を送り込み繊維化している所を時間をかけてほぐしていく必要があります。いわゆるコリを取ると言うことです。ただ、一度、繊維化したコリをほぐすには、ある程度の時間がかかります。打撲の程度にもよりますが、最低でも3ヶ月、もしくは半年は必要でしょうねぇ~。御自宅で出来る対処法ですが、要は血液を患部に送り込む事が重要なので、お風呂に入る時は湯船に浸かって、毎日、身体を温めると治りは早まると思います。

ちょっと気長な治療になりますが、焦らずに治していきましょう!

身体にも治る時間を与えてあげて下さい。

治癒

早く治したい…。
早くこの痛みを取りたい…。
この辛い痛みを何とかしたい…。

…と、いう気持ちは分からなくはないですが、身体にも治る時間を与えてあげて下さい。
仕事を覚えたての人に、すぐに仕事の結果を求めても、良い結果は、すぐには出せないものです。

切り傷でも傷口が塞がって、キズ痕が無くなるまでには、数ヶ月かかります。
痛みや体調不良もキズが治るのと同じで時間が必要なんですよねぇ~。

だから、焦らないで身体にも治る時間を与えてあげて下さい。