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05日

奔豚病・梅核気に刺絡療法

奔豚病(ほんとんびょう)とは、お臍のあたりからドキドキが駆け上がってきて、咽を通り過ぎて最後に顔がカーッと熱くなるような症状で、現代医学の解釈ではパニック障害の障害の症状の一つとなってます。

梅核気(ばいかくき)は、喉に引っかかるような違和感のある状態で、吐こうとしても飲み込もうとしても違和感が取れず、梅の種が喉に詰まった感じに似ているから、梅核気という名が付いたと言われています。現代医学ではヒステリー症状の一つと考えているみたいですね…。

東洋医学的では、どちらも気の上逆で起こるとされています。「気」というのは、エネルギーと考えていいと思うんですが、普段は頭からお腹に向けて流れているエネルギーが、お腹から頭に向けて逆に流れてしまう事で起こる症状と考えられています。

漢方薬では半夏厚朴湯など、気を降ろす効果がある薬を使うんですが、気が上に上がりがちな人は足が冷えているので、通常、鍼灸治療の場合は足を温め、気が集まるお腹周辺を鍼と灸で整えて対応します。

先日、半年前位から色々な症状で治療させて頂いてる男性の患者さんが、梅核気のような症状を訴えられていたので、お腹を整える治療に加え、胸骨及び不容穴へ皮膚刺絡をしたんですが、治療後の直後効果がすこぶる良かったみたいで、恍惚な表情を浮かべて帰って行かれました。この患者さんの場合は、時々背中や肩に皮膚刺絡をしているので、刺絡に対する理解があったから、胸骨周辺や不容穴に皮膚刺絡が出来たと思いますねぇ~。

基本的には奔豚病や梅核気は女性に多いとされていますが、男性でも気の上逆は起こります。

患者さんが女性の場合、男性の治療者だと場所が場所だけに胸骨及び不容穴へ皮膚刺絡はなかなか、容易くは出来ませんが、女性の治療者で刺絡治療を取り入れている人なら、女性患者さんへの胸骨及び不容穴の皮膚刺絡が出来ると思います。

注意点としては、皮膚が薄い箇所に皮膚刺絡する場合は、軽めに吸角をかけないと痕が残りやすくなる事を考慮しないといけない事と、痕は必ず消えるけれども患者さんの体質や皮膚刺絡をする箇所によっては痕が消えるのに1ヶ月以上かかる事があるという事を、患者さんに事前に説明して承諾を得た方がいいと思いますねぇ~。

でも…奔豚病や梅核気への皮膚刺絡…。これは使えるなぁ~。