はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸・福岡・早良区)

   お灸と鍼で病気を治す   

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10月

心意気は伝承するが技術はパーツ。

伝承,伝統,

昨夜、『7ルール』という番組を見てましたら、東京は品川にある創業23年の『多賀野』という20年間行列が絶えないラーメン店の店主が紹介されてたんです。

なんでも…、趣味でラーメン作りをしていた主婦が、子育てで手がかからなくなったのをきっかけに、夫婦でラーメン店を開業して、近年では4年連続ミシュランに選ばれているらしいんですゎ!映像から見ても美味しそうな中華そばでした。(番組は11/5までTVerで見れるみたいですよ!)

番組後半で「店主も60歳半ばで、今後、店をどうするか考えるようになってきた…」という話から、「チェーン展開するようなオファーはいっぱいあったけど、継承できるものではない味作りをしてきたので…」と仰ってました。そのうえで、このラーメン店のアルバイトの条件は、絶対に独立してラーメン屋さんをやりたいという意志の強い人が条件だそうで、「世の中には暖簾分けとか、そういうのがあるけれど、継承するというか、そういうのではなく、全部やり方を教えるので、自分の味を作って親(多賀野)の事なんか気にしないでやっていってもらいたい。私たちが20年やってきたことを自分のものにしてくれていればいいかなと…」というような事を言われてたんですよねぇ~。

僕は常々、鍼灸の技術に限らず、だいたいの事柄に於いて、心意気は継承できるけど、技術はパーツなので、個々が知り得た技術(パーツ)を新たに組み上げる事で、新しい技術ができあがるものだと思っているから、技術は一代限りで、継承とか伝承はあり得ないというスタンスで、物事に取り組んできたので、この店主の言葉を聞いたときに「こうあるべきだよな!」って感じたんですよねぇ~。

裏を返せば、伝承や継承が出来るような技術なら、それは誰でも簡単に出来る技術といえる気がします。

僕が以前、所属していた鍼灸の学会をやめるきっかけの一つは、その学会の長たる先生が、ある集まりで「このままでは技術が薄まるような気がする…」と、叱咤激励のつもりで言った一言だったんだろうけど、「技術が薄まる???…個性が加わると技術って薄まったり変化するものなんじゃない?技術の継承とか伝承とか…そういうスタンスで集まってる会なのね!」って感じたから、なんだか、その学会に魅力を感じなくなっちゃったんだよなぁ~…(^~^;)

まぁ~そんな事はどうでもいいとして…・・・ · (´∀`;)

『多賀野』のラーメン、食べてみたいなぁ~♪

思いっきり座って読んでるし…(苦笑)

座りすぎケア完全マニュアル

相変わらず、僕の本の読み方は、一気に読むことをせずに、その日の気分で読みかけの本を読むので、シオリが挟まった本が机の周りに山積みなんですが…· (^-^;)

性懲りも無く、またその本の山に一冊、新たな新顔が仲間入り…♪

『座りすぎケア完全マニュアル』という本なんですが、まだ半分しか読んでないんだけど、座りすぎによる健康への負の側面や、姿勢の悪さがもたらす身体の不具合と、その改善法が書かれている感じの本です。

座り過ぎる事への悪影響が理論的に書いてあり「ほほぉ~! (・0・。) 」「なるほど!なるほど! (。 ・ω・))」と頷きながら読んでる自分自身が、思いっきり座って読んでる事に気がつき、なんだか笑けてしまいました…(苦笑)

まぁ~座り過ぎるのがよくないんだけれど、座らずに生活する事は出来ないので、座る時は骨盤の位置を意識しながら座らなきゃね!って再確認しながら、この本に書かれている事を治療に活かしたいと思います。

インナーバランス(精神面や内臓のバランス)を整える

 

精神,内臓,バランス,インナーバランス

頭が痛くて…
喉が痛くて…
胃が痛いんです。

…と、患者さんが訴えると、普通の人なら「頭痛薬と喉の薬と胃薬を飲めばいいじゃないの?」という考えになると思います。鍼灸師でも、この普通の考え方で治療してる鍼灸師の場合は、頭が痛いなら頭痛に効くツボ…。喉が痛いなら喉痛に効くツボ…。胃が痛いなら胃痛に効くツボに鍼やお灸をすると思います。

症状が軽く、身体の治癒力はしっかり働いてはいるけど、ここのところちょっと無理をしちゃって…頭痛が…とか、ちょっと胃が…という感じであれば、頭痛に頭痛薬、胃痛に胃薬、頭痛に効くツボ、喉痛に効くツボ、…という治療で治ってしまうものなので、それはそれで問題はないんです。

でも…慢性疲労みたいな感じで、若くても毎日の仕事や生活での疲労が取れず、体力が低下していたり…、歳を取るにつれ自己治癒力が低下してしまっている人が「頭が痛くて…喉も痛くて…胃も痛いんです」という症状になった場合、各症状別に薬を処方されると最低でも頭痛薬、風邪薬、胃薬、と3種類の薬を飲まなければいけなくなっちゃいます。…もしも、その患者さんの血圧が高かったりしたら血圧の薬もプラスされますし、血液をサラサラにする薬を常に飲まれている方も多いですよね!

特に現代医学の薬は症状を即座に取る側面が強い分、長期間服用すると諸刃の剣的な副作用が出ることも多いので、体力が低下してる方は、多くの薬を飲むことを躊躇されている方も多いと思うんです。

東洋医学や漢方や鍼灸の考え方では、なぜ頭痛や喉痛や胃痛が起こっているのか?という事に重きを置いて鍼灸の治療をしたり漢方薬を処方したりするものなんですよねぇ~。

頭痛や喉痛や胃痛などの症状は身体が発しているサインであり、インナーバランス(精神面や内臓のバランス)を整える事で症状を取り去り治していきます。(先日読んだ『知識ゼロからの薬膳入門』という本で、異病同治や同病異治がインナーバランスという言葉で説明されていて、とても分かりやすかったので、今からはインナーバランスという言葉を使いますね ♪ )

漢方薬は基本的にインナーバランスを整えるためのものなので、症状が違うのに同じ薬を処方されたり、症状が同じなのに隣の人と違う薬を処方されたりするものなんですよ。ですから、漢方医が漢方薬を処方する場合は、現代医学の薬のように症状別に漢方薬が処方され、種類が違う多くの漢方薬を飲まなければいけないという事はないと思います。(ただ症状の変化により処方が変わることは多いと思いますけどね…。)

鍼灸もインナーバランスを整える事に重きをおく治療なので、患者さんからすれば「頭が痛いのに、なんでお腹に鍼をするの?」とか、不思議がられる事も多いとは思いますが、これってインナーバランス(精神面や内臓のバランス)を整えているんですよねぇ~。

ただ、インナーバランスは漢方薬や鍼灸治療で、すぐに変化を起こせるものではないんです。インナーバランスに変化をもたらす一番のファクターは、患者さん自身の生活パターンの改善だったり、食事の改善だったりするんですよぉ~。「うわぁ~それが出来てりゃ~苦労しないよ!( ̄▽ ̄;)」って苦笑いしてる人も多いかもしれませんが…(;^△^)漢方薬も鍼灸治療も健康への道筋をサポートして誘う役割しか出来ないので、健康への道を歩み出すのは患者さんの身体自身なんですよねぇ~。

そこを十分理解して、治療の選択をしないと「あの病院に行ったけどダメだった!!」「あの鍼灸院に行ったけどダメだった!」「あの薬を飲んだけどダメだった!」と、負のスパイラルに陥ってしまう事になるんですよね!

『知識ゼロからの薬膳入門』という本

異病同治,同病異治,インナーバランス

『免疫力があなたを殺す』という本を買ったときに、一緒に買ったのが『知識ゼロからの薬膳入門』という本。
『読む漢方薬』『免疫力があなたを殺す』と同じ作者の本なんですが、なんだか…村上さんの文章って書き方に暖かみがあるというか、引き込まれる感じなんですよねぇ~。

「安全を守る為に大切なのは身体に良い食べ物を食べる事ではなく、身体に合っていないものを避けるという考えが大切…」

…という事が書いてあり、読んだ僕は激しくうなずく…(゜゜)(。。)

僕も、仕事柄、頭が痛い…。腰が痛い…。身体がだるい…。という訴えに対して、痛みを取る事よりも、なぜ痛むのかを考えるべきだと思っているんです。

あっ!そうそう!この本に中で、インナーバランスという言葉を使って「異病同治・同病異治」を分かりやすく解説してくれてました。今、鍼灸学校に通ってる学生さんは、この本を読んだ方がいいんじゃないかな?「異病同治・同病異治」の理解が深まるよ!

「身体に良い作用よりも、悪い作用の方が強く早く出やすいから、悪い習慣がある場合は一方で良いことをしてバランスを取るよりも、悪い習慣をスパッリやめてしまう方がいい…」

…って書いてありました。臨床をしてると、これって凄く感じますねぇ~!コレに対しても激しく同意です!その通~~~~り!(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク

「気」についての話をしましょう…

気,鍼灸

「気」…。

鍼灸は「気」の医学でもあると言えるんですが、この「気」という代物…、「気っていったい何ですか?」と問うても、「元気…とか、空気とか…、僕らの周りにはいっぱい「気」が存在してるじゃないですか!」…と、なんとなく歯切れが悪い感じで、分かったような…分かっていないような返答しかされなかったイメージがあるんですが、確かに「気」を説明しようとすると、「あっ!コレですよ!」とは答えにくい代物ではあります。

鍼灸や東洋医学と「気」って切っても切れない関係と言うか、「気」を理解してないと鍼灸の良さは発揮できないと思うので、時々、問診や治療中の雑談で、患者さんに「気」の話をしようとすると、「なんか…怪しい話をし始めたぞ!」と警戒されたり…(苦笑)、「あぁ~…あの気功で師匠が弟子に触れずにハッ!って飛ばしちゃうやつでしょ!」と真剣に話を聞いてくれなくなるので、極力「気」という言葉を使わずに東洋医学的に診た患者さんの身体の状態を説明するようにしているんです。

でも…やはり「気」という言葉を使った方が、話も早く終わるので、僕が「気」という言葉を使って説明する時には必ず「気はエネルギーだと考えてください!気を感じたり見えたりするという特殊な能力?を持った人は時々いたりしますが、常識的に考えて、僕を含め…「気」は一般人には見えないものですし、感じる事もありません。エネルギーも見えたり感じたりする人はいないけど、ジュールとか身近なところだとカロリーとか数値化されてたりしますよね!気=エネルギーだと考えると分かりやすいと思うんですけど…」と一言、付け加えてます。

…ん?待てよ…????(-“-)????
エネルギーを数値化出来るならば「気」も数値化できていいんじゃない?

エネルギーを証明した人って誰だ?
…って思ったので、軽くググってみると19世紀頃から色々な人が色々な事を言い始め、アインシュタインが「すべてはエネルギーで成り立っている」と  E=mc²  という数式でエネルギーと質量の関係を証明した…とある。

アインシュタインかぁ~、あの、あっかんべ~のオジサンね!…確か福岡にも来たことあるって、誰かが言ってたっけ…物理学かぁ~…難しそうだな…

わずかな質量のものでも膨大なエネルギーを秘めている…と証明した式が E=mc² らしい… ”o(-_-;*)

別な解説を見ると「物質という言葉の中には「物=見えるもの」と「質=見えないもの」のが含まれている」…とある。

この辺までは理解できるのだけれども…、後の解説を読んでも難しすぎて…正直…わからん!…  ┐(´Д`)┌
数値化云々に関しては、ここまでが僕にとっての限界なのかもしれません。

でも、まぁ~エネルギーは存在するものですし、昔の人はエネルギーを「気」という言葉を使って表現していたと考えると、決して「気」は怪しいものではないと考えて良いと思います。

精神的に弱っている人は本屋に行かない方がいいかも…

 

本屋

先日、街に買い物に行った際、時間つぶしで本屋さん(ジュンク堂)に立ち寄ったんですゎ。
暇つぶしには本屋さんは最適な空間ですよねぇ…。

いつもは新刊コーナーと、医療系のコーナーと、怪しい…民族学のコーナー…(苦笑)…しか見ないんですが、今回は色んなコーナーをウロチョロしていたら、ホントに本屋さんって色々な本があって面白いんです。…これだけ情報過多な空間って他にあるのかな?

うがった見方をすれば…情報が多すぎて、戸惑う人が増えるきっかけを作っているようにも見えるんですよねぇ~。
…(^-^;)

医療系のコーナーではなく、一般の健康に関しての本が置いてあるコーナーに行くと、かたや「糖質を食べるな…」という本があれば「糖質を食べても大丈夫!」という本が置いてあったり、別なコーナーに行けば「こうすればお金が貯まる…」的な謳い文句が乱れ飛び、自己啓発系の棚では「今から…」とか「明日から変わる…」と美辞麗句に洗脳されそうになり… (;´∀`)・・、新刊本のコーナーでは人間力だの老人力だの…聴く力…断る力…動じない…云々と「○○力」系の本が2匹目のドジョウを狙うかのごとく出版されていて、悩み多き人々の救世主のふりをしながら、読者の懐具合を狙っている…。そんな風にも見えたりします。

なんとなくですが…、僕が思うに精神的に弱っている人は本屋さんに行かない方がいいんじゃないかな?本屋の空間って、しっかりした判断力が無い人には酷な空間なのかもしれません。

確かに本は色々な事を教えてくれますし、読む人の感性を豊かにしてくれますが、中には惑わすものも多いということを肝に銘じておかなければいけないな…と思った次第です。

2つの約束事

東京スカパラダイスオーケストラ,シェフ永島健志

台風から離れている福岡でも、こんなに風が強いんですから、台風に近い地域はものすごい事になってるんでしょうね…。被害が最小限でおさまることを祈るばかりです。

話は変わって…

先日、録り溜めてた『SWITCHインタビュー』の、東京スカパラダイスオーケストラ×シェフ永島健志…という番組を見たんです。そのなかで、谷中さんが「スカパラっていうバンドは、とりあえず提案された事は試してみて、良かったら採用するし、いけてなかったら、その案は採用しない。… 約束事として、違うと思って意見を言う時は必ず代替案を提示する。案も出さずにNOだけ言うのはやめる。」…というような事を言ってたんです。

その話を聞いた時、あれだけ大勢のメンバーがいるスカパラが、長い間、バンドという形態を維持できる秘訣って、コレだよなぁ~って思ったんですよねぇ~。

バンドに限らず、人が集団で何かをしようとすると、必ず意見の違いは生まれるものですが、スカパラがやってる2つの約束事を行っていれば、だいたいの問題はクリアー出来るような気がします。逆に言うと…この2つの約束事を軽い感じで捉えていると時間が経つにつれ歪みが大きくなり、空中分解の原因になるんでしょうねぇ~。

僕も常々、感じる事があるんですが、試す事もせず、やりもせずに…「出来ない!」と決めつけて「NO」を言う人は嫌いだし、今は出来ていなくても、一生懸命やってる人のサポートはしたいんですよねぇ~。一生懸命さを感じなかったらサポートなんてしたくないですもんねぇ~。