はりきゅうふくた 丁寧な治療を心がけてます(鍼灸院/福岡市早良区)

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12日

この本、面白かった♪

感染症は実在しない,岩田健太郎

岩田さんの本を読むのは、これで5冊目かな?
『感染症は実在しない』という本。
以前、Twitterで内田樹さんが

2009年の新型インフルエンザの後に書かれた本ですけれど、11年後に「新装版あとがき」を付しただけでリーダビリティはまったくそのまま・・・というのはかなり「怖い話」です。

…と紹介されていたのを見て、「岩田さんの本って面白いから、僕も読んでみようかな…」とAmazonでポチッと買いしたんです。

タイトルを見ると、一元的な見方で物事を判断しがちな人や、多様的な物の考え方を普段からしていない人は「何言ってるの?…意味わからない…」ってなるのかもね…って思いましたが、読み進めていくと「なるほどな…」って思えてきて面白かったですね!医学というか、病気を今まで見たことない側面から見ると、こういう考えも成り立つんですね!

この本には普段、僕らが考えもしなかった事…

・病気をモノとして捉えるか?コトとして捉えるのか?
・ウイルスはモノ…。
・病気はコト…。
・病気は現象にすぎず病気は実在しない…。

などなど…、目からウロコ的な事が書いてあったり…

「病気は医者が認識する事によって生み出されるもので、実在するわけではない…」
「目に見えるから実在するのか?見えないモノは無視なのか?」

…というような、「なるほどなぁ~」って感心するというか、「そういう考え方もあるのね!」って思ったんですよね。一番、面白いなと思ったのは…

「医療は価値の交換をする媒介物にすぎないとすれば、当人の価値に合致しない医療は余計なお世話なのではないでしょうか…」

…って書かれていたとこですね。

一般的に「病気は治さなければいけないもの…」っていう考え方が定着していて、鍼灸の学生の頃や、鍼灸師に成り立ての頃は疑問も抱かず「病気は治すもの…」って考えると思うんですが、臨床を重ねると、そうじゃないな…って思う場面に出くわす事が多々あるんですよねぇ~。

この本、鍼灸師の卵とか、鍼灸師になりたての人達も読んでおいた方がいいなぁ~って感じました。

あと…、医療がオートマティズム化している事について書かれていた部分を読んでいて「そういえば…」って思い出したことがあるんですが、10年前だったかな?…4年間ほど、年に1回、胃カメラで胃の検査をしていた事があったんです。これは身内が健康診断で胃カメラの検査をした時に、早期の胃ガンが見つかり、治療して事なきを得た事があり、両親から「お前も、もういい歳なんだから、胃カメラの検査くらいしておけ!」と言われたもので、「そんなものかなぁ~?」と、年イチで4回ほど検査したんです。

毎回、検査後の、お医者さんから検査の結果の説明で「●○●△▽※※●○…アメリカの内視鏡の検査基準に照らし合わせると…&’&(%&%&&’’&%&$…で、$#%&$#‘&%’&…なので、異常ありません!」と専門用語混じりで同じセリフを聞かされるんですよぉ~。なので毎回、「この先生、また同じ事を言ってる…」って思っていたんですが、4年目に、また同じ説明があり、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので「…もっと分かりやすく説明してもらえませんか?」と言ったら、同じセリフを、スピードを落としてゆっくり話されたんですよねぇ~。(苦笑)

僕としては「アメリカの内視鏡の基準ってこんなもので…」って説明してくれて「…そんなに気にすることはないですよ!」的な返答があるのかな?って思っていたけど…(苦笑)一言一句、同じセリフをゆっくりと話された日にゃぁ~呆れて物も言えなかったんですよねぇ~。あっ!このお医者さん…オートマティックな感じで、ハンコで押したようなワンパターンな思考で検査してるのか?それとも僕が馬鹿にされてるのか?…(苦笑)…そう感じたモノで、それ以来、もう検査には行かなくなったんですよねぇ~。

話は脱線しましたが…(苦笑)

この、『感染症は実在しない』という本、面白かったです。… (^-^;)