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伝承されるもの

伝承されるもの

いつも寝る前に子守歌代わりに落語を聴くんですが、去年はi-podで志ん朝さんと志の輔さんをよく聞いてたんです。でも年末に、なぜか馬生さんが聞きたくなったんですよねぇ~。十代目 金原亭馬生さんの落語は『笠碁』をテレビで見たことある程度なんですが、艶やかな感じの語り口調だったよなぁ~というイメージでした。

志ん生さんと志ん朝さんの音源はいくつか持っているんですが、馬生さんの音源は持っていなかったんですよ…。そんななか…お正月に落語好きの〇〇さんから十代目 金原亭馬生全集を借りる事が出来たのでi-podでランダムに志ん生、馬生、志ん朝の落語を楽しんでいます。親子揃い踏みって感じですねぇ~。

落語好きの人なら御存知だと思うんですが、お父さんが五代目 古今亭志ん生、弟が三代目 古今亭志ん朝という馬生さん…。以前、志ん生さんの事が書いてあった本を読んだ時の記憶なんですが、たしか…馬生さんは志ん生さんから、あまり落語の稽古は受けてなかったみたいなんですよねぇ~。

改めて馬生さんの噺を聴くと、志ん生さんとも、志ん朝さんとも違う艶やかな語り口調なんだけれど、やはり時々、志ん生さんが見え隠れするんですよねぇ~。「親子だから当たり前じゃん!」とも思うんですが、『伝承』ってこういうモノだと思うんですよ。マネしようと思わないでも、ついつい出ちゃうような…、独自の技を磨きあげてオリジナリティーを確立してはいるんだけど、節々に、過去に教えてもらった先生や、憧れていた人の考え方や…、もしくは師匠の癖などが自然と出てくる。これが伝承だと思うんです。決して「完コピ=伝承」ではない。そもそも人間は1人1人それぞれ違う訳ですから完コピなんてあり得ませんしね…。

そういえば…「技術が薄まる事を危惧する…」…と、以前、僕が所属してた学会のトップの先生が言ってましたが、『伝承』に「薄まる」という要素は付きものだと思うんです。大事なのは途絶えさせない事だと思うんですけどね…。伝承される事柄って手取り足取り教えてもらうモノではなくて、自然と伝わり、自然とにじみ出るモノだと思うんです。親の背中を見て子は育つと言いますが、無理に伝えようとしなくても残るべきモノは必ず残りますし、淘汰されるものは自然に消えていきますしね!

伝統とか伝承って、うやうやしく、神々しい要素を感じるんですが、自然の流れの中で、めんめんと繰り返されてる事なんですよねぇ~。一個人が、どうのこうの出来る事柄じゃないような気がします。

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