【福岡市の鍼灸院】はりきゅう ふくた|福岡 早良区|腰痛・肩こり・四十肩・五十肩・頭痛・坐骨神経痛・眼の疲れ・緑内障・頭痛・めまい・メニエル・耳鳴り・難聴・胃食道逆流症・胸やけ・逆流性食道炎・ギックリ腰・顔面神経麻痺・寝違え・逆子のお灸治療・刺絡

   お灸と鍼で病気を治す   

092-407-7746


福岡県福岡市早良区野芥6丁目1-4

電気鍼考

電気鍼考

140528_0901~01

鍼通電療法…パルス…electro acupuncture therapy…低周波通電…。

一説には日本の良導絡の機械が中国に渡り現在のパルスの機械が出来たという説や、フランスの医師が日本や中国から貿易によってもたらされた鍼に通電を行ったのが起源だという説など諸説諸々あるようですが、所謂、鍼をさして電極をつなげて一定時間、通電させると筋肉がピクピク動き出す…あれです!

鍼灸学校でも、この通電の機械を使い治療する授業があるので、鍼灸師になりたての頃は「鍼灸治療=電気鍼」的に考える人も多いかも知れません。御多分に漏れず、僕も開業当初は通電の機械を使いまくってましたが、7~8年前頃から電気鍼は使わずに治療をしようと思いたち、電気針は封印した状態で治療を続けていました。

…まぁ~こうしたのも理由があって、ある先生が「パルスなどが無かった江戸時代の鍼灸師は、電気針など使わずに治療していたのだから、パルスなんか使わんでも治せるようにならんといかん!」と言われていたのを聞いて「な・る・ほ・ど!」と思ったもので、ここ7~8年は鍼の手技とツボの選択と治療理論を元に治療を行ってました。

ところが…「君子は豹変す」…とまではいかないですけど…「ところ変われば品変わる…」…これも違うか…(笑)ここ半年前くらいからでしょうか…また違う考えが頭をよぎったのは…。

確かに江戸時代に電気治療は無かったので江戸時代の医師・鍼灸師達は電気治療を行わずに病気を治していたんですが、もしも当時、鍼通電をする機械があったなら、江戸時代の医師・鍼灸師達も使っていたのではないか?…。室町、安土桃山、江戸…この頃に活躍している著名な医師達は当時、現状では満足出来ず、何か新しい治療法はないか!?この病気を治せる良い治療法はないか!?と試行錯誤して大陸から書物を取り寄せたり、オランダ人から西洋医学を学んだりして持論を構築した人達ばかりなんですよねぇ~。そんな人達が電気を使う鍼を放っておくはずが無いと思うんですよ!

立川談志 さんの落語のマクラで「 昔の人は偉かった!いやぁ~凄かった!って言うけど、昔の人は飛行機、飛ばせなかったでしょ!今の人の方が飛行機を飛ばしたりしてるんだから、今の人の方が偉いと思うねぇ~!」なんていうのがありましたが、もしもタイムスリップで当時の著名な医師・鍼灸師達が現代に来て「僕は通電療法をせずに治療をしてます!」という事を聞いたら「なんで使わないの?」って疑問に思うんじゃないかな?…ってね…そう思えちゃうんですよねぇ~。

「適材適所…」これもちょっと違うなぁ~「バカと刃物は使いよう…」これは違うか…(笑)通電療法もコレを使ったら効果が早い疾患には使えばいいし、通電しない方が良い場合は使わずに治療すればいい話なので、そこは上手に使い分ければいいのではないか…と思う今日この頃です。…「電気鍼考」これにて終了。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*