【福岡市の鍼灸院】はりきゅう ふくた|福岡 早良区|腰痛・肩こり・四十肩・五十肩・頭痛・坐骨神経痛・眼の疲れ・緑内障・頭痛・めまい・耳鳴り・難聴・胃食道逆流症・胸やけ・逆流性食道炎・ギックリ腰・顔面神経麻痺・寝違え・逆子のお灸治療・刺絡

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福岡県福岡市早良区野芥6丁目1-4

頭痛(緊張型頭痛・偏頭痛(片頭痛)・群発頭痛

鍼灸で頭痛を治す

鍼灸院に来られる患者さんで頭痛持ちの場合「肩や首や背中のコリが強くて…頭痛もひどいんです…」というような感じで治療を受けられる方が9割。それ以外「偏頭痛(片頭痛)が…」とか「群発性の…」と、明らかな頭痛症状のみを訴えられて来院される方が1割ほどでしょうか…。

ネットで『頭痛』という言葉を検索してみると、事細かに分類され詳しく解説されているものが多いんだけど、ちょっと専門的過ぎて、ど~も理解しづらいな…。と感じたもので、出来るだけ頭痛で困っている患者さんに分かりやすく説明してみようかな…思ったわけなんです。

通常、こういう文章って分類の説明から入って、それぞれを解説し、最後に「…だから…こうなんです。」と決論づけるというものが多いと思いますが、今回は最初に結論を書いて、もっと詳しく知りたい方は次に進むという具合にしようかなと思ってますが…いかがなりますやら。(また文章が長くなりそうだな…(苦笑)

文章がながくなりそうなので…とりあえず結論を言いますね!
結論だけ言えば「頭痛がたびたび起こるような体調になってしまうと、頭痛の種類によっては、なかなか頭痛から解放されなくなってしまうので、頭痛が起こる前段階から鍼灸治療を受けて、頭痛が起こらないような体作りをしましょう!」…って事です。


一般的な頭痛と言えば『緊張性頭痛』『偏頭痛(片頭痛)』『群発頭痛』の3つが挙げられると思います。頭痛を解説しているホームページや本を読んでいると、やたらと細かく偏頭痛(片頭痛)が解説してあるんですよね。それ以外の緊張性頭痛は頭や首の筋肉の凝りが原因で起こるものとされているし…、群発頭痛は目の周りの激痛が特徴的で男性に多く発症して、原因はハッキリわからないけど治療法としては酸素吸入もしくは血管を収縮させる薬の投与。…というような感じ。

何となくですが緊張型の頭痛は凝りを取れば治るので、そこまで重視されてなくて、偏頭痛(片頭痛)に関しては発生機序がだいぶ解明されていて、群発頭痛は偏頭痛(片頭痛)の発生機序に似ていて原因は血管の拡張なんだけども、場所が特定されていて、目の後ろの血管が拡張することで起こるのではないか?…と思われている節があるみたいなんですよ。

緊張型頭痛⇒凝り⇒血行不足
偏頭痛・群発頭痛⇒血管拡張


拡張型頭痛と偏頭痛(片頭痛)・群発頭痛の原因はなんとなく相反している感じがするんですが、色々と調べていくと『セロトニン』という神経伝達物質の名前が浮上してくるんですよね。

鍼灸治療を説明する時は、よく自律神経系へのアプローチを主に語られる事が多いです。鍼灸は外部からのアプローチなので、平たく言えば刺激治療ですから鍼刺激の強弱やお灸の温熱で皮膚表面から身体にアプローチして交感神経や副交感神経のバランスを整える事を目標に治療するわけです。



自律神経に関しては色々な所で解説されてますが、車で例えると交感神経はアクセルのようなもので、副交感神経はブレーキのような働きをするんですが、自分の意志でコントロールする事が出来ないもので、内臓や体のあらゆる場所に分布している神経なんですが、血管って一部を除いて交感神経の単独支配らしいんですよね…。交感神経が興奮すると血管は収縮して交感神経が抑制されると血管が拡張する。(まぁ~遊園地で子供が乗っても大丈夫なようにアクセルを踏むと動くけどアクセルを緩めると自動的にブレーキがかかるようになってるゴーカートのような感じなんでしょうね…)

血行不良で起こっている頭痛には血液を送り込むために血管を拡張した方がいいでしょうし、血管拡張が原因で起こる頭痛には血管拡張を抑制した方がいい。「ならば、緊張型頭痛と偏頭痛(片頭痛)・群発頭痛の治し方は違う方法を取らなければいけないのではないか?」…と誰しも考えると思うんですよ…。

対処法としては、確かに緊張型には血管拡張を促す治療をすべきでしょうし…、偏頭痛(片頭痛)・群発頭痛には血管収縮を促す治療をすべき…となると思うんですが、基本的な考え方として、血行不良になるから頭痛が起きるのも、血管拡張するから頭痛が起きるのも、どちらも異常な状態である事に変わりはないわけですよ!基本的には血管が拡張しようが血管が収縮しようが頭痛にはならない体調が良いわけなんですよね!

でも、裏をかえせば頭痛は体が限界に近づいているので、「やばいよぉ~」と危険信号を発している事だから、血行不良になっても血管拡張しても、すぐに調整がきく体作り…。コレが重要なんですよねぇ~。

そこで『セロトニン』という神経伝達物質なんですけど、色々な働きがある中で頭痛に関して関係する働きを挙げてみると、交感神経を刺激して血圧を上昇させたり、体温の調整をはかったり、覚醒状態を維持するらしいんですよね。



偏頭痛(片頭痛)や群発頭痛を訴える人って血管が拡張する事で頭痛が起こるわけですから、交感神経を刺激されると血管が収縮して血管拡張が抑えられるので頭痛から解放される。

リラックスしてる休日になると頭痛がするけど仕事モードで集中すると頭痛を感じなくなるという話をよく聞きます。でも物事への集中力が高まるとセロトニン神経の働きが弱くなるらしいんですよ!その辺は体自身が、色々な事に集中し過ぎると体を酷使する事になるので、体にはよくないから集中し過ぎてないようにコントロールしてるんでしょうねぇ~。だから物事に集中して頭痛から解放されても集中が長時間に渡ると頭痛がぶり返す。

セロトニンには痛みを感じにくくする働きがあるので、不足すると痛みを感じやすくなるらしいんですよ…。なのでセロトニンが不足してる人は原因不明の痛みを感じやすくなる。…という事は緊張型の頭痛でもセロトニンって関係していると思うんですよねぇ~。

痛みを感じてなくても首や肩が凄く凝ってる人など山ほどいらっしゃいますし、偏頭痛の前兆で起こる閃光暗点(目のチカチカ)も脳の虚血症状で起こるとされてます。緊張型頭痛も偏頭痛(片頭痛)も群発頭痛もスタートは血行不良が原因と考えてよさそうです。この血行不良を放っておくから、一段階症状が酷い偏頭痛(片頭痛)や群発頭痛に移行する。という事は、痛みに関してのキーワードはこのセロトニン…。なんとなく、このセロトニンがバランス良く分泌されている人は頭痛とは縁遠いように思えます。

頭痛に対する対処法としては血管拡張型に対しては血管収縮を目標に治療すべきだと思うんですけど、鍼灸治療では自律神経系へのアプローチは得意分野ですから、交感神経・副交感神経の調整を行い対処できます。…が、根本的な治療を考えると血管が拡張しようが血管が収縮しようが頭痛にならない体作りが必要と思いますから、このセロトニンがバランス良く分泌されるような体調維持が必要ですよね!

「じゃぁ~セロトニンってどうしたら活性化するの?」って思うでしょ?

たぶん、これって簡単な事なんですが、皆さん(僕を含め…)が一番苦手としている事だと思いますよ…。

※ 太陽の光を浴びる
※ スクワットや階段の上り下りなどリズミカルな運動を極力生活に取り入れる。
※ 過度なダイエットはしない
※ よく噛んで食事をとる。
※ 疲れを溜め込まない。

これを実践したからといって短期間で効果を感じれるわけではありませんし、一般的には年齢を重ねるとセロトニンって不足しがちになるらしいので、年を取れば取るほどセロトニンを活性化させる事に重きを置くべきだとおもいます。ですからどこも痛くなくても疲れを溜め込まない為に、日頃から鍼灸治療で体調を維持するって重要なんですよね!


もっと詳しく知りたい人の為に

頭痛って専門的には『機能性頭痛』と『症候性頭痛』に分類されるそうなんです。

〇機能性頭痛
1.緊張型頭痛
2.偏頭痛・片頭痛(拍動性、女性に多い、閃輝暗点(目のチカチカ))
3.群発頭痛(男性に多い、目の奥に激痛)

4.その他の頭痛(耳鼻科(副鼻腔炎・中耳炎・内耳炎)、眼科(緑内障など)・歯科領域(かみ合わせ不全))

〇症候性頭痛
1,脳出血
2,くも膜下出血
3,慢性硬膜下出血など
     ※これらの頭痛の特徴として、突然の激しい頭痛、悪心嘔吐、項部硬直などがある。

鍼灸治療の適用範囲内は緊張性頭痛、偏頭痛(片頭痛)、群発頭痛で、それ以外の頭痛は鍼灸適応範囲外と考えます。頭部の皮膚や筋肉や血管や骨膜や脳神経や上部頚髄神経に炎症や圧迫があったり継続的な収縮が起こると頭痛が起こります。




【緊張型頭痛】

頭の筋肉が持続的に収縮する事で血流が悪くなり、後頚部やコメカミの筋肉の緊張が高まる事で頭痛が起こる。

特徴としては、締め付けられるような痛みや頭重感。1週間~1ヶ月くらい持続的に痛み、肩コリや首筋や背中に凝りを感じる。原因としては日常生活でうつむく姿勢が多い。精神的ストレスにより血流が悪くなる事で頭痛が起こる。
老化により頸部の筋肉の衰え。


【偏頭痛(片頭痛)】

第1~第4期に分類される。

第1期:閃輝暗点⇒脳血虚症状(前兆を伴わない偏頭痛(片頭痛)もある。)
第2期:拍動性の頭痛⇒血管拡張
第3期:持続性の頭痛⇒血管浮腫
第4期:筋緊張型と同じような頭痛⇒反射性筋収縮

《第1期》
血管を収縮するために血小板からセロトニンが放出されるので血管が収縮すると脳虚血症状が起きて偏頭痛(片頭痛)の前兆として閃輝暗点(目のチカチカ)や視野が狭くなったりする。

脳虚血症状になると「さぁ~大変だぁ~!どこかに炎症が起こってるぞぉ~!」と血管透過性が高まりブラジキニンやプロスタグランジンが生産されるんですが、これらは血管拡張とか血圧調節として働く反面、強力な発痛物質だったり、痛みを強める作用があったりするので頭痛がしはじめる。

《第2期》
第2期になるとセロトニンが代謝によって減少するので血管が拡張する事で拍動性の頭痛が起こる。これが偏頭痛(片頭痛)の特徴とされている拍動性の痛みの機序です。

《第3期》
セロトニンによる血管透過性の亢進やプロスタグランジンによる血管拡張や血圧上昇によって血管壁に浮腫が起きる。プロスタグランジンの痛みを強める作用により持続性の頭痛になる。(この頭痛の持続は数時間から数日続く)

《第4期》
第1期~第3期の状態により痛覚繊維が興奮して反射性の筋収縮が起こり筋肉痛や関連痛が起こる。

※偏頭痛(片頭痛)の誘因としては、チョコレート、チーズ、アルコール、薬物、ニトロ、血管拡張剤などなど…。


【群発頭痛】

特徴として目の奥の激痛。一般的には一側性でえぐられるような激しい痛みが特徴で、昼にも痛みが出る事もあるが夜間に痛みが起きることが多く、決まった時間に痛みが出るとされています。

痛みの持続時間は1~2時間で、期間は数週間~数ヶ月続きます。女性より男性に多く痛みと同じ側に涙が出たり、目が充血したり、鼻水や鼻づまりや顔面が赤くなったり…と自律神経に関係する症状が出たりします。

アルコールを飲むと頭痛を誘発するとも言われています。

なぜ群発頭痛が起きるのかという発症のメカニズムは、まだ不明ですが血管拡張が関わっていると考えられていて、目の後ろの血管が拡張して炎症を引き起こす為に目の奥が痛むと考えられているようです。


《セロトニン》

さっきからチョクチョク出てきているセロトニンという物質について調べた事を備忘録的に書いておこうと思います。

セロトニンは色々な働きがあるんですが直接的に頭痛に関する作用としては
・交感神経を刺激
・血圧上昇
・体温調節
・覚醒状態を維持

セロトニンが異常分泌されると脳内血管の収縮・拡張に異常をきたし偏頭痛(片頭痛)を起こしますし、不足すると痛みを感じやすくなる。

セロトニンは脳で2%、血小板で8%、腸で90%、作られているらしいんですが、腸で作られたセロトニンは脳には働かなかったりと…独立採算的な働きをするみたいですね…。

脳のセロトニンは興奮や不安という気持ちを落ち着かせてくれる働きをして、腸のセロトニンは腸の働きを活発にして未消化物を外へ出そうとする作用があるようです。脳内のセロトニンが少なく、腸内のセロトニンが過剰分泌されると過敏性腸症候群になるらしく、理想は脳のセロトニンが多く腸のセロトニンが少ないのが良い状態だそうです。

セロトニンは神経伝達物質(ドーパミン、ノルアドレナリン)の働きを保つ働きがあって、セロトニンが不足するとノルアドレナリンの作用が強くなってキレたり攻撃的な性格になりやすい…所謂、イライラしやすくなるんですね。
セロトニンとノルアドレナリンはストレスに対抗する為に分泌されるんですが、ストレスが続くと枯渇してしまうんですよね…。そうなるとストレスへの耐性がなくなってしまい、ネガティブな感情が強くなる。

またセロトニンは快感を司るドーパミンによる過度の衝動的な欲求を抑えたり、食欲を抑制したりするらしいので、セロトニンが枯渇して不足してしまうとギャンブルやアルコールへの依存抑制が効かなくなるようです。因みにドーパミンが不足すると「やる気」が出ない状態になるようです。

セロトニンは痛みを感じにくくする働きがあって、セロトニンの痛覚抑制機能が衰えると原因不明の痛みを感じやすくなると言われています。

女性は男性よりセロトニンが不足しやすいらしいんですよね…。原因は生理で黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を抑制する時にセロトニン神経の活動も抑制される為に女性の方がセロトニン不足になりやすい。

睡眠ホルモン(メラトニン)はセロトニンで作られるのでセロトニン不足はメラトニン不足を促進して寝付きが悪くなる。また睡眠時に成長ホルモンが分泌されるので、メラトニン不足で睡眠不足になると成長ホルモン不足となり免疫力が低下してしまう。

…ね!セロトニンって凄く重要な感じがしてきたでしょ!?

じゃぁ~このセロトニン…どうしたら不足しないか?…どうしたら活性化するするのか?気になりますよね…。

セロトニンを活性化させるためには
・太陽光を浴びる。
・スクワット、階段の上り下りなどのリズム運動で活性化。
・よく噛んで食事をする。
・過度なダイエットはしない

…と、なんとも掴み所が無い感じではありますが、錠剤やサプリを飲んで一気に健康体へ…というような事が出来ない所がミソですね…。また加齢によってセロトニンは不足するので背筋が曲がったりシワが増えたりするらしいので、できる限り規則正しい生活がセロトニン対策のポイントになると思います。


院長
福田 徹  1965年生まれ 
平成15年鍼師灸師免許取得



多くの方が鍼灸治療を望まれる場合は「肩が痛い…背中が痛い…腰が…首が…」という症状を訴えて来院されます。この場合、鍼灸治療では手・足・背中・お腹・頭など、身体のあらゆるツボを使って治療します。初めて鍼灸治療を受けられる方は「肩が痛いのに何で足に鍼をしているんだろう?」と訝しがられたり、不思議に思われるかもしれませんが、これは肩こりや腰痛に効くツボ(特効穴)が足や手にある場合もありますが、鍼灸治療の場合”なぜ肩や腰が痛くなったのか”…という根本的な原因を探り、その原因を改善しないと、症状だけ取っても再発する可能性があるのでこのような治療をしていきます。

2003年から2012年まで福岡市中央区白金で治療しておりましたが2012年3月から早良区野芥に移転し現在に至ります


初めて来院される方へ

当治療院は、予約優先で治療しておりますので、来院される前には必ず電話で予約を入れてください。
治療中の場合、電話を取りづらい事がありますので6~7回コールしてみて下さい。

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福岡県福岡市早良区野芥6丁目1-4