【福岡市の鍼灸院】はりきゅう ふくた|福岡 早良区|腰痛・肩こり・四十肩・五十肩・頭痛・坐骨神経痛・眼の疲れ・緑内障・頭痛・めまい・耳鳴り・難聴・胃食道逆流症・胸やけ・逆流性食道炎・ギックリ腰・顔面神経麻痺・寝違え・逆子のお灸治療・刺絡

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福岡県福岡市早良区野芥6丁目1-4

顔面麻痺・顔の痙攣

顔面神経麻痺 顔がゆがんだ 顔が痙攣する 片方の頬がはれぼったい



顔面神経麻痺は、顔面神経によって支配されている顔面筋の運動麻痺です。症状としては…

片方の頬がはれぼったい。
顔の痙攣する。
水を飲もうとすると口からこぼれる。
片方の瞼が閉じない。
笑うと口が反対につれる。
額にしわを寄せられない。
眼を閉じられない。
口角が垂れ下がる。
口を尖とがらせて口笛がふけなくなる。
口角からよだれが垂れる。


などの症状が起こります。また麻痺側の舌の前方3分の2の味覚障害。麻痺側の聴覚が過敏になって音が大きく聞こえるようになったりします。眼が閉じにくいため、眼を涙で潤うるおすことができず、夜間などに角膜が乾燥しやすくなります。

原因としては寒冷刺激、疲労、あるいは顔面神経への血流の障害とされていますがハッキリとした原因はわかっていません。

顔面神経麻痺(Bell麻痺)は鍼灸治療の対象となりますが、Bell麻痺と言われる顔面神経麻痺の中にも単純ヘルペスウイルス水痘-帯状疱疹ウイルスが原因で起こるとも言われています。

過去(子供の頃)に水疱瘡(水痘)になった人なら、水疱瘡が治っても水痘-帯状疱疹ウイルスは完全に体の中から消滅するわけではなく水疱瘡(水痘)が治った後も、感覚に関与する神経節に水痘-帯状疱疹ウイルスは休眠状態で存在します。ときどきウイルスが休眠状態から再活性化する事があるとしても、免疫の働きで通常は抑え込まれてしまって帯状疱疹や顔面神経麻痺は発病しません。

しかしながら何らかの原因で免疫力が低下してしまった場合、帯状疱疹や顔面神経麻痺(Bell麻痺)及びラムゼイハント症候群が発症してしまいます。

以上の事を考慮すると、ハッキリした原因は分かっていないとされてはいるものの、最大の原因は、
免疫力の低下と考えられます。

現代医学、東洋医学と区別無く、どの病気でも病状の程度に合わせた治療を行うのが最善の治療です。免疫力を鍼灸治療で活性化させる事で、単純ヘルペスウイルスや水痘-帯状疱疹ウイルスを抑え込める軽度な状態であれば、最初から鍼灸治療でも治療は可能です。

顔面神経麻痺の症状がかなり進行している状態ですと、すでに免疫力が著しく低下してしまっていると考えられます。また麻痺の症状が先に出るもの、痛みの症状が先に出るもの、ラムゼイハント症候群の中でも疱疹が出るもの、出ないものと初期段階では判断出来ない事が多い症例もあります。

病院では、抗ウイルス薬によりヘルペスウイルスを抑え、副腎皮質ステロイドの投与により神経浮腫および神経内圧の軽減により血流改善をはかりビタミンB12やビタミンEなどの製剤が神経修復の促進に使われます。

顔面神経麻痺発症に遅れて帯状疱疹が出現する例もあり(帯状疱疹が出る場合はベル麻痺ではなくラムゼイハント症候群です)お医者さんがベル麻痺と診断した場合においても発症後2週間以内は耳介や外耳道、口腔咽頭に疱疹が出ていないかを観察する事が必要であるとされています。抗ウイルス薬は
発症3日以内に投与する事が重要とされてますし、ラムゼイハント症候群の場合は発症後10日以内の治療が予後を大きく左右するとされています。

このような情報を知る上で、顔面神経麻痺の患者さんが鍼灸治療を求めて来院された場合、治療者として
『何が患者さんにとって最善な治療法なのか?と考えた場合、顔面神経麻痺と思われる症状が発症したら、まず病院に行き、抗ウイルス薬の治療を受けられた後、鍼灸治療で血流改善をはかりながら局所へのアプローチをかけて免疫力を上げ治療効果を上げる事が最善の対応策と考えます。

どの疾患にも言える事なんですが、やはり治療効果を上げるには治療を始めるタイミングが重要となってきます。顔面神経麻痺(Bell麻痺)は、早く治る方では3週間以内に、おおよそは3ケ月以内に完治すると言われています。割合的に80%くらいはの方では完全に治るのですが、しかしながら10~15%の方に後遺症として、麻痺が残ると言われています。

完全な顔面神経麻痺になった場合、または3週間以内に少しでも改善のきざしが出ない場合には治りにくいとも言われます。この場合はBell麻痺ではなく別な病気が潜んでいる可能性があります。



また、顔面神経麻痺(Bell麻痺)以外にも初期治療として鍼灸治療の対象外である顔面麻痺もあります。以下は鑑別の参考にされて下さい。


【鑑別 その1】

末梢神経麻痺中枢性麻痺の鑑別

顔面神経麻痺(Bell麻痺)は末梢神経麻痺であり中枢性(脳)顔面神経麻痺との鑑別が必要となります。
末梢性の場合は右または左半分の顔面麻痺が明かですが、中枢性は目と口の麻痺が明かなのに、額にシワを寄せる事ができます。

中枢性麻痺の場合は鍼灸は治療範囲外ですので、必ず病院に行かれて下さい。




【鑑別 その2】

Bell麻痺ラムゼイハント症候群の鑑別

ラムゼイハント症候群はBell麻痺に続いて多い末梢性顔面神経麻痺で、これは帯状泡疹ウィルス感染による顔面神経の麻痺です。特徴として以下のような症状が出るパターンに分類されていています。

・耳介と外耳道に帯状泡疹が出るもの。
・耳介と外耳道の帯状泡疹と顔面麻痺が発症するもの。
・耳介と外耳道の帯状泡疹と顔面麻痺と聴力低下&めまいが現れるもの。

※ラムゼイハント症候群の中でも疱疹が出るもの、出ないものと初期段階では判断出来ない事が多い症例もあります。

顔の麻痺が出て口腔内や耳に帯状疱疹が出ている場合至急、病院に行かれて下さい。

※口腔内や耳に帯状疱疹が出ている場合はラムゼイハント症候群を疑いますので、抗ウイルス薬治療が必要になります。また、帯状疱疹の痛みが先に出る人、後から麻痺が出る人、などラムゼイハント症候群の発症状態も様々ですので、帯状疱疹のような痛みや、顔面神経麻痺のような違和感を感じられたら、まず早めに抗ウイルス薬治療を受けられる事をオススメします。


※ラムゼイハント症候群の場合は発症後10日以内の治療が大きく左右するとされています。

ラムゼイハント症候群は麻痺が残存する可能性が高いのがBell麻痺と大きく違う点です。

※ラムゼイハント症候群で病院において抗ウイルス薬の治療を行っても、違和感が残っていたりする場合もあります。その場合は鍼灸で血流改善を図り違和感を取り去る治療をオススメします。


【鑑別 その3】


中耳炎性の顔面神経麻痺
外傷性の顔面神経麻痺
腫瘍性の顔面神経麻痺
ウイルス性の顔面神経麻痺
糖尿病性の顔面神経麻痺

これらの顔面神経麻痺はそれぞれに治療法が違い、鍼灸治療よりも専門医での治療の方が効果が高いと考えます。

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治療後、自宅で出来る対策としては日常生活の中で顔面のマッサージなどで筋肉の緊張をほぐして筋肉が委縮してしまうのを防ぐ必要があります。特に急性期や回復期にかけては規則正しい生活を心がけましょう!

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《東洋医学的に顔面神経麻痺を解説》

以上の事を踏まえた上で、顔面神経麻痺を東洋医学で解説すしますね!古典の本などを読んでも顔面神経麻痺は『口眼過斜』『口眼歪斜』という言葉で表現されていて、口や目が歪み閉じることが出来ない症状として捉えられています。

一般の方に東洋医学の考え方を説明する時、五臓六腑とか外因・内因とか、七情などなど、普段、聞かない言葉が登場するので、ある程度の基礎的な知識がないと、なかなか説明しづらい感じではあるのですが、何が原因でこのような症状になっているのかを、問診や脈診、舌診、腹診を行う事によって、いくつかのパターンに振り分けています。例えば「風邪外襲」「肝風内動」「肝気欝結」「気血両虚」「風痰阻絡」…など。

当時、2000年以上前の医学は現代医学のようにウイルスという概念も無く(ウイルスが発見されたのは1892年らしいので、今から120年前までは「あ~でもない!こ~でもない!」と試行錯誤してたんでしょうね!)帯状疱疹、ベル麻痺、ラムゼイハント症候群などの鑑別なども無かった時代ですが、このような顔面神経麻痺の症状に対して治療してきている訳です。

先ほどいくつかのパターンに分類されると書きましたが、内容は分からなくても字面だけを見れば、「風邪」っていうものが体の中で悪さをしてるんだな…とか、「肝風」っていうものが動く事で不具合が起こり、顔面神経麻痺のような症状が出るんだなという事は理解出来ると思います。

基本的に体が健康なら「風邪」が襲ってきても風邪をはね除ける事が出来ますし、「肝風」も動き回らない。「肝気」っていうものも詰まらないし、「気」とか「血」の量が少なくなることは無いわけです。

体が健康という事はどういうことかと言うと、免疫力がしっかり働いてくれているという事なんですね!このページの現代医学的な説明で「顔面神経麻痺の原因はハッキリわかっていないとされてはいるものの、最大の原因は免疫力の低下と考えられます。」と書いてますが、東洋医学的に顔面神経麻痺を解説しても、基本的に免疫力がしっかりしていれば、「風邪外襲」「肝風内動」「肝気欝結」「気血両虚」「風痰阻絡」も起こらないわけなんです。



では、どうやって鍼灸治療で免疫力を上げて顔面神経麻痺を治すのか?

「鍼を刺すくらいで…とか灸をするくらいで…治るわけ無いじゃん!…鍼灸って肩こりや腰痛を治すだけのモノでしょ!!」って誤解してる人も多いんじゃないでしょうか?
僕がいつも患者さんに説明してる事なんですが、基本的に病気や体の不具合を治しているのは、薬や鍼灸じゃなく、皆さんの体が体の不具合を治そうとしてるんですよね!でも体に治す力が無い場合、体の背中を後押ししてあげるように薬や鍼灸で体が治そうとしているのを手伝ってあげる。
この考え方は現代医学でも変わりません。例えは悪いですが、生きる力が無くなってる人には何を施してもダメなんですよね!少しでも体に生きる力が残っていれば元気になる可能性が残っている。その可能性に望みをかけて手助けするのが医療だと僕は考えます。

鍼灸治療でどのように免疫をあげるのかというと、まずは体をニュートラルな状態に戻してやる。ニュートラルの状態というのは肩や首や背中や腰にコリなどがなく、体が免疫力を高めるのに何も障害が無い状態を作ってあげる。そのために経絡の走行やツボの効能を考慮し、ツボの選択をして鍼とお灸を使いコリを取る事で免疫を上げていくわけです。

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院長
福田 徹  1965年生まれ 
平成15年鍼師灸師免許取得



多くの方が鍼灸治療を望まれる場合は「肩が痛い…背中が痛い…腰が…首が…」という症状を訴えて来院されます。この場合、鍼灸治療では手・足・背中・お腹・頭など、身体のあらゆるツボを使って治療します。初めて鍼灸治療を受けられる方は「肩が痛いのに何で足に鍼をしているんだろう?」と訝しがられたり、不思議に思われるかもしれませんが、これは肩こりや腰痛に効くツボ(特効穴)が足や手にある場合もありますが、鍼灸治療の場合”なぜ肩や腰が痛くなったのか”…という根本的な原因を探り、その原因を改善しないと、症状だけ取っても再発する可能性があるのでこのような治療をしていきます。

2003年から2012年まで福岡市中央区白金で治療しておりましたが2012年3月から早良区野芥に移転し現在に至ります


初めて来院される方へ

当治療院は、予約優先で治療しておりますので、来院される前には必ず電話で予約を入れてください。
治療中の場合、電話を取りづらい事がありますので6~7回コールしてみて下さい。

☎ 092-407-7746
福岡県福岡市早良区野芥6丁目1-4