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耳鳴り

耳鳴りの鍼灸治療…その前に知っておきたい事。


以前、数人ですが肩コリや首凝り、腰痛で来院された方が「耳鳴りもするんだよねぇ~」と症状を訴えられた事があったので首回りや腎経に関係するツボを使って治療して治した経験があるんですが、実は僕自身3年前くらいから「キ~ン♪」って耳鳴りがするようになり「おっ!ついに来たかぁ~!」と思って色々と試して現在に至るって感じなんですよねぇ~。

僕の場合は自己分析するに耳かきのやり過ぎで外耳炎をよく起こしていた事と加齢によるものかな…。耳鼻科に行って聴力は問題無いと言われているんですが、嫁さん曰く、僕がTVを見ている時の音量が大きすぎると言いますし、少し難聴気味なのかもしれません。以前、音響に関する仕事を少しやった事がある経験を加味して言えば、小さい声や音を録音しようとマイクのフェイダーを上げると、マイクが周りの雑音を拾ってしまい「キ~ン」という音が入る事があるんですよねぇ~。多分、難聴気味になると脳の中で “聞き取ろう” と耳の集音力を上げる事で、余計な「キーン」という雑音が聞こえてしまう…。これが老化による耳鳴りの原因のような気がしますが、もっと耳鳴りの事を詳しく知りたいと思い『耳鳴りを治す』という耳鼻科の先生が書かれた本を読んでみました。


この本によれば、一般的には耳鳴りは消失しにくいもの耳鳴りを完全に消失させる特効薬は無いらしいんですよね!耳鳴りで耳鼻科に行った際に処方される薬は、ビタミン剤や循環改善剤で理論的には感覚細胞を回復させて循環を改善させようとするものなんですが、全ての耳鳴りに有効ではないという事です。それだけ耳鳴りは複雑な原因が絡んでいるいるという事なんでしょうねぇ~。

耳鳴りは大きく分けて「消失しなくても気にならない耳鳴り」「消失しない為に生活上支障をきたす耳鳴り」の2パターンに分類されるみたいです。耳鳴りの音の発生源としては仮説ではありますが「a:耳(外耳~脳)の疾患」「他の病気が影響するもの」に分類されます。

(a)耳自体の疾患に感しては「末梢」と「中枢」に分類され、末梢としては「外耳(三叉神経)」「内耳(筋肉の収縮)(血管雑音)」「聴神経」の3つに分類されています。三叉神経へのアプローチや収縮している筋肉を緩和させる事は鍼灸治療の得意分野であるので、外耳の三叉神経、内耳の筋肉収縮が原因の耳鳴りに関しては鍼灸治療が適応です。内耳の血管雑音は血管の豊富な腫瘍が原因で拍動性の耳鳴りがするらしいですし、聴神経に関しては聴神経腫瘍や聴神経周囲の腫瘍の可能性があるので、これに関しては鍼灸適応外ですね!

他の病気が影響している耳鳴りの場合、動脈瘤、腫瘍、高血圧、糖尿病など放置しておくと命に関わる危険な場合があるので、緊急性を要する場合はもちろん鍼灸は適応外です。(経過観察という状態で病院の治療と並行しての鍼灸治療は有りだと思います。)

生命に関わる病気以外の耳鳴りに関係する病気と言えば、突発性難聴、メニエル、耳に影響を与える病気(頭打撲、外傷、内耳炎、中耳炎、外耳炎などなど…)ですが耳鳴りの音の発生源の分類をまとめると、外耳の三叉神経と内耳の筋肉収縮、メニエルに関しては鍼灸治療は適応です。(メニエルに関しても現代医学で内リンパ圧の異常による浮腫が原因とされていますが、なぜ内リンパ圧が異常をきたすのかに関しては自律神経の不安定さが原因であるとされています。自律神経の調整に関しても鍼灸治療の得意分野です。)それ以外の場合は専門医にお任せした方がイイという事でしょう。…あとは考えられる原因と言えば病とは言えませんが “加齢” ですかねぇ~。

現代医学でも耳鳴りの治療目標は「耳鳴りがあっても苦痛を感じる事が少なく生活に支障がないようにする。」という事だそうです。やはり耳鳴りは消失しにくいものだから、出来るだけ苦痛を取っていこうという事なんでしょう。

それと苦痛度が高い耳鳴りは心理的影響が大きいみたいですね!あと…耳鳴りの大部分は自覚の有無に関わらず聴覚障害が起こると考えられているそうです。…となると、僕の耳鳴りは先ほど説明した「聞き取れない為に脳が耳の集音力を上げた事で起こる耳鳴りか?…という事は「老化」と言う事かぁ~…(苦笑)



聴覚の加齢(老化)は内耳の蝸牛の感覚細胞や神経に酸素を供給する血管の老化と脳の加齢変化によって起こるみたいなんですよね!女性より男性の方が難聴になる人が多いらしく、一般的に50~60歳以上の男性に耳鳴りが最も多くみられるそうです。

あとはプチ情報として、耳鳴りを自覚してる人は高音域の障害がある可能性があるらしいですよ!でも本人に難聴の自覚は無く、自覚されない程度の聴覚障害の場合もあり、通常の聴力検査では異常が無いと言われる “無難聴性耳鳴り” という場合もあるそうです。

こ…これって…僕の耳鳴りにピッタリですゎ!耳鼻科に行った時に聴力検査では問題無かったんですよねぇ~。

耳鼻科では聴覚障害がなければ、その耳鳴りは無難聴性耳鳴りか心因性耳鳴りではないか?…と疑うらしんですよ!ストレスが耳鳴りを起こすかどうかは根拠は無いけど、ストレスが続くと自律神経の障害が血管の収縮を起こして首の筋肉が緊張して、肩こりや目眩や耳鳴りを引き起こすので無難聴性耳鳴り、心因性耳鳴りに関しては鍼灸治療は適応ですね!

難聴が無いのに耳鳴りがする人は正常の人の中にも13%くらいはいるそうです。それと、静かな部屋で「シーン」と聞こえる音は周囲の雑音が無くなるために、体内の雑音が聞こえたり空気の振動が聞こえたりする音なので心配いらないそうですよ!

耳鳴りが軽度の場合は疲労と寝不足が関係している事があるけれど、その場合、疲労が原因ならば疲れを取ればいいし、寝不足が原因ならば充分な睡眠を取れば耳鳴りは治るはずですよね!
耳鳴りと血圧の関係性なんですが、高血圧の人が全員、耳鳴りを訴えているわけではないし、高血圧の人が全員、聴覚障害があるわけではないので、血圧と耳鳴りの関係性については明らかになってないそうです。

これはどの症状でも一貫して言えるんですが、まず「命に関わる危険な病気が背後に隠れていないかチェックする」というのは当然ではあるんだけれども、全員に高額で時間がかかる完璧なチェックというのは無理だとおもうんですよね…。どの病気でも程度の問題があるので病院での治療が適切なものもあれば、鍼灸院の治療が適切なものもあるわけなんですよ!生命に関わる病気を鍼灸院で治せるか?…というと、誰が考えてもそれは無理ですし、緊急性を要するケガや、生命に関わる病気に関しては断然、病院での治療が必要となるわけです。

僕が思うに、お医者さんは患者さんを目の前にした時、まず「この患者さんの病気は生命に危険を及ぼす病気か?どうか?」を判断していると思うんですよね!緊急を要する場合は紹介状を書いて、大きな病院で精密検査…となるわけですが、そうで無い場合は、薬で治すか?鍼灸で治すか?と選択できると思うんです。

現代医学での耳鳴りの治療としては「耳鳴りの解消、もしくは軽減するための治療」「薬物、心理療法での耳鳴りのコントロール」の2つが挙げられてるみたいです。要するに全ての耳鳴りを消失させる確実な治療法は無いんだけれども、生活していく上で苦痛や支障を軽減させるために色々と試行錯誤している段階だという事なんでしょう。

生命に関わる病気がひそんでない場合、現代医学でも試行錯誤している段階なので、耳鳴りに鍼灸治療も取り入れるべきだとおもうんですよねぇ~。